FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

今日、1/31は愛妻の日。花屋に仕組まれたとわかってても、花を贈ろう。

花屋に仕組まれた日。

今日は「愛妻の日」らしい。

「愛妻の日」調査、“愛妻家レベル”が高いのは感謝や愛情を言葉で示すこと : MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

1月31日は、「1」をアルファベットの「I」に見立てた語呂合わせで“愛妻の日”(=1[アイ] 31[サイ])の日として知られている。

これに相乗りして、花屋さんが「愛妻の日、花をあげよう」というキャンペーンを仕掛けている。日頃の感謝を花でも買って伝えようという感じで、うまい具合にマーケティングシナリオが出来ている。

1月31日は愛妻の日 ~男は花を持って家に帰ろう~|日比谷花壇|

※バレンタインとかホワイトデーとか恵方巻きとかと同じやつ。最近こういうの増えてる。

※ちなみに、きちんと調べてみると日比谷花壇さんとかが乗っかってるだけで、嬬恋の日本愛妻家協会が制定した日らしい。

日本愛妻家協会

仕組まれたとわかりつつ、乗ろう。

こういう見え見えなんだけどなんか乗らせられちゃうマーケティング、わかりやすくていい。好き。

僕は早くに結婚したので、32歳だけどもう今度の三月で結婚して丸七年になる。

確かに面と向かって、ガチ目にありがとうという機会は減っているのだろう。

愛妻度レベルが高い行動としては、(中略、)感謝や愛情を言葉で示す直接的なコミュニケーションに関わる項目の評価が高い傾向であった。

出典:さっきの記事、少し変更。

やっぱり、言葉や態度で示さないとわからないよな。

花屋さんに仕組まれたとわかりつつ、

すぐに妻は花を枯らしてしまうとわかりつつ、

こんな日でもないと割とガチ目の「ありがとう」なんて言えないので、

愛妻の日を言い訳にして、今日は花でも買って帰るとしよう。

んちゃ。

子育てに必要な指示は、たった四つだけ。

社内のセミナーでの講師の雑談。

先週、会社にて二日間がっつり「マネジメント研修」なる研修に参加させていただきました。

その中で、子育てにおける「子供に課せるたった四つの指示」を雑談で話していて、聞いてなるほどな、と思ったので共有させてくだせえ。

なぜマネジメント研修で子育ての話が出てきたのかと言うと、なんとなく想像通りだと思いますが「子育てってマネジメントの手法が少しだけ使えるから」です。

もちろんリソース、リスク管理とかテクニカルな部分じゃなくて、

  • どうしたら衝突することなく伝えられるのか
  • どうしたらやったらいいことを自発的に良いと思ってやってもらえるのか

といった視点です。

ぜひ、生かすところがあれば取り入れてみてください。僕も早速取り入れました。

職場のマネジメントと子育てを一緒にするのはナンセンスだ、とかいう議論は置いておいてください。

そんなことは当たり前です。ようは、いいところは取り入れればいい、という話です。

子どもにお願いするのは、たったの四つだけ。

それは、前述のとおり子どもにたったの四つ、具体的な行動のルールを決めるだけ、というものです。ご紹介します。

  1. 挨拶をされたら挨拶をかえす。
  2. 扉が空いていたら締める。
  3. 靴は脱いだら揃える。
  4. 靴のかかとは潰さない。

これらはマネジメントの技がかなり盛り込まれています。

とにかく具体的で、やった、やらないが誰もが判断できるので褒めやすいというのがミソ。

そして、できて褒める時はできるだけ具体的に、すぐ褒められるのもミソ。

他にもたくさんのマーケティングミソがありますが本題から逸れるので割愛。

どれもに生活に必要な視点が入っている

では、なぜこの四つだけでいいのかというと、四つに生活に必要な最低限の基本が入っているからです。

  1. コミュニケーションの基本。自然と会話ができるようになる。
  2. 元に戻す習慣づけ。あるべき姿に戻す。
  3. 急いでいても一つ一つ丁寧に行う。
  4. ものに感謝する、粗末にしない。

四つを一つ一つ守ることで、自然と片付けとか所作とか全般的な礼儀ができるようになるとのこと。

実際、これを地域全体で取り入れたところ、驚異的に青少年の犯罪率が下がったという結果もあるそうです。

自発的に何をしたらいいのか判断できるようになる。

例えば。

2.扉が空いてたら締めると、3.靴を整えるをできるようになると、遊んだおもちゃを片付けられるようになる。

さらに4.ができると、片付けする時に投げて入れたりしなくなる。

といった具合です。細かくあれしなさい、これしなさいというと自発的に何をしたらいいかいつまで経ってもわかりません。

そして、たくさんやる事が増えたらそもそも何をしたらいいのかすら、忘れてしまいます。

指示が曖昧すぎるのもよくないです。ちゃんとしろ、しっかりしろってやつ。何をどうしたらいいのか、結局何をしたら褒められるのかさっぱりわからない。

四つの指示は、明確で、自発を自然と誘導できるのでしょうね。素晴らしいと思います。

鈴虫寺の和尚さんも言ってました。

かの有名な京都の鈴虫寺の和尚さんが、

「靴も揃えられないような人に、何が出来るのでしょうか、神様が願いを叶えてくれるでしょうか。」

という話をしていました。

  • 一つ一つの行動にゆとりがない。
  • 片付けができない。
  • 物を大事にしない。

靴の脱ぎ方一つ汚いだけでだいたいわかる、と。僕もこの話を聞いて改めて身を引き締めましたが、前述の四つも僕自身ももっと日頃から気をつけようと決めました。

教育は基本妻に任せてますが、子どもには最低限伝えようと思いました。

んちゃ。

動画マーケティングについて、なんとなく見えてきた成功への考え方を書いてみる。

動画マーケティングについて実践したことを書く。

動画配信の手法については、素人に毛が生えたくらいの知識の私が語るよりViibarさんのようなプロの記事を読んだほうがいいのですが、

viibar.com

今回は、いちマーケターとしては自分の中で答えを持っておきたいので、最近いろいろ試してきた中からなんとなく見えてきた動画マーケティングの方針メモを公開したいと思います。

ちなみに、めちゃくちゃシェアされる動画の作り方は書いてません。少ない予算(300万以下~)でいかに効果の出る動画を作るかのコツは少し書いてあります。参考になれば。

まずはじめに。動画を作る大義とは。

まず、基本ですが、皆さん動画マーケティングをやるときに、なぜ動画を作ってマーケティングする必要があるのか考えることからはじめると思います。しかし、ここがまじ難しい。

  • 記事ではだめなのか。
  • Twitterでつぶやくだけではだめなのか。
  • 動画を作りたいから作っているのではないか。
  • 動画を作ったらバズって拡散すると安易に思ってないか。

その疑問から逃げてはいけませんが、意外と逃げがち。動画は届けられる情報量が多いとか、印象に残りやすいとか、まあ色々なメリットがあるのですが結局は

「お客さんの××という行動を喚起したい。そのためには動画が必要」

という確固たるロジックが必要です。しかし、素人だとそのロジックが全く思い浮かばない。

実際に僕もそうでした。なかなか目的と動画マーケティングがイコールにならなかったです。

直接効果、コンバージョンのために動画?

さて、ここから少し体験談を交えて。

僕は先月、自社サービスの認知拡大を目的に動画マーケティングをやったのですが、作る前に外部アフィリエイトベンダーから、なぜわざわざ動画を作ってやるのかと、指摘されました。サービス紹介なら、比較表などを作ってわかりやすく書く方がいいのでは、と。動画をつくるならバズ狙いであるべき、と。

その意見は最もらしく聞こえますが、僕が目的とする「サービス認知拡大施策」としては不十分でした。

世の中の99%以上のユーザーは受動的にしか情報が受け取れないのですから、SEOや検索連動ではダメです。1%に届ける施策なのです。さらに、万一バズってもサービス認知拡大には繋がらず、一時的に盛り上がるだけ。しかし、意外とこれに気づかない。

動画マーケティングの意義と結果。 

サービス認知には、

  • 何も知らないお客さんに何かあることを知らしめること
  • もしくは何らかのイメージが漠然とあるお客さんのイメージを上書きすること

が必要。つまり、今回はサービス認知拡大を目的としていたため、

「マス的に低単価配信ができ、かつページ遷移を伴わなずその場でサービス訴求ができる」

ということが、動画マーケティングが必要な理由になりました。アフィリエイトベンダーからの意見で考え抜いた結果、動画マーケティングの意義が明確になりました。

はっきり言って出来上がった動画、見た目はダサいのですが、いい感じの尺の動画を作成し、適切に配信することで、広告したサービスの利用は、広告しなかった月より二倍近く伸びました。

より具体的に。動画の目的と作り方のコツって?

ここからが本題。じゃあ、前述の大義を見つけるためにどういうプロセスを踏んだのか、を書きます。僕の体験から得た動画マーケティング動画の方程式をまとめると、

A:誰にどこで見せるか

B:何を見せるか

C:目的と配信パターンの一致

の掛け合わせとします。(色々な方程式があるのでここではこれと決めつけます。)

Aは当たり前というか従来型の広告と考え方は変わらない、Bはクリエイティブなのでプロの経験やセンスが必要、なので割愛。

個人的にはCが意外にも大事で忘れがちであり、動画の意義を見つけるポイントなので、今回は詳しく書いてみます。

※ちなみに、A,Bに加えあえて少し異質なCを切り出したのは作為的です。

C 目的と配信パターンの一致を細分化。

大事な、というか作為的に切り出した「C 目的と配信パターンの一致」について、5個に分けて話します。

  1. 強制的に見せる配信パターン。目的はどうしても認知拡大をしたいとき。動画の視聴をKPIにおくがブランドリフト低下が代償。ただし、短い動画であればその限りではない。再生数が確保されるので認知はある程度取れる。
  2. スキップ可能な配信パターン。目的はサービスの紹介や、使い方動画などを、効率よく配信したいとき。再生課金であれば低単価でも配信できる時もある。スキップをさせない工夫が必須。
  3. スキップの隙すら与えないくらい極短な動画配信パターン。基本インパクトを与えるバイラル系か、他の動画、サイトへの誘導が目的。当然すべて伝えることはできないので、クオリティがかなり高くないと、ユーザーに意味が伝わらないというひどい目にあう。低単価で配信でき、視聴完了率はほぼ100%になる。
  4. 自動再生の配信パターン。FacebookTwitter、インスタとか。面白いこと、たのしいこと、便利なことを伝えてサイトに誘導したり、認知をあげることが目的。目に付いたら見られるが、垂れ流しになっても課金されるので、圧倒的なクオリティや工夫があれば自然に認知が高まる反面、リスクも高い。
  5. コンテンツとしてネイティブ配信し、動画設置ページに誘導する配信パターン。うまく配信すればクリックして回遊してもらえるメリットがあり、1~4と組み合わせるといい。ワンクッション置くので当然動画再生数は一番少なくなる。

一般的には1の強制,2のスキップ可能なのかなと思います。前は1の強制が大半でしたが、ブランドリフト低下があるのでユーザーにとって優しい2のスキップ可能が増えている形です。

最近はGoogleではバンパー動画なる6秒広告が出始めている通り、3の極短が流行りはじめてます。ユーザーにとってはストレスなく、楽しく、広告主はうまくいけば安く出稿できるというwinwinなものです。6秒のなかにかなりのクオリティが求められますが。

結論、別にどれもいいのですが、この目的と配信パターンの一致を考えないで動画を作る人が多いのではないでしょうか

ここから考えて作るメリット

目的と配信パターンの一致を考えると、以下のように進め方が明確になります。

  1. まず目的が明確になります。
  2. 目的に合わせた配信パターンが決まります。
  3. 配信パターンに合わせたクリエイティブ作成ができます。

私は前述のサービス紹介動画は、目的がサービスの認知拡大と明確でした。

セオリー通り2のスキップ可能パターンでの配信を決めていたので、冒頭にとにかく惹きの強い画を入れるなどの工夫をし、再生完了率を高めました。それによって配信のCPV,CPCが抑制されもっと配信できるというポジティブなループが完成しました。

更に、組み合わせもしました。再生数は2スキップ、クリックは5ネイティブ広告で確保、といった具合です。ブランド動画なら、余裕があれば3極短もいいですね。

動画バズを初めから狙う恐怖。

補足ですが、前述のとおり3の極短手法もKPIによってはかなり効果的で、特にキャンペーンやブランディングの時には高い効果を発揮するのではないかと思います。

バズりたいから極短配信をする、というのもあるはあるのですが、やめましょう。そもそも優秀な企画と、本編の他に6秒のクオリティが高い動画を作る必要があるのと、動画を見たあとの受け口という三位一体があってはじめて成功します。

もちろん、下記リンクの小林市のような突き抜けたクリエイティブと戦略があれば何も心配いらないんですが、狙うのは儚すぎる。みんな、これをやりたいんでしょうけど。

 ここまでやるか、バイラルムービー ~小林市~ - 電通報

結局、百数十万円規模の少ない予算で成功を狙うには、クオリティなんて求めることは全然できなくて、予算ありきで目的と配信パターンが一致してないと無理なんですよね。

動画マーケティングが向いていない例。

ここまで読んでいただければなんとなくわかっていただけると思いますが、動画マーケティングに向いていないパターンが何個かあります。

  • 使い方や、やり方をとりあえず動画にしてみた動画の配信(そもそも動画の必要が無い)
  • 自社サービスや商品の比較をする動画(記事の方がわかりやすい)
  • 配信したいがために作る動画の配信(目的がない)
  • 目的と配信パターンが一致していない(長いのにスキップできない、など。)
  • とりあえず謎にバズ狙い。

例えば、長い動画を作るのは大賛成なのでコンテンツマーケティングに切り替えてみてはいかがでしょうか。

まとめ。

動画マーケティングの目的。

それは、まずユーザーに気づきを与え、その後に短い時間でたくさんの情報を伝え、態度変容をしていただくため、という他はありません。

配信パターン。

いくら作っても届かなかったら、なんの意味もありません。

動画マーケティングをやりたいけどやり方がわからない。成功するにはどうしたらいいかわからない。

そんな方は、まずは大義(目的)と配信パターンがマッチするのかを考えてみましょう。 意外と答えが見えてくるかもしれません。

よく知っている方には穴だらけの記事だったかもしれませんが、動画マーケティング素人が思ったことです。ご了承ください。

今、新しいこと仕込んでいるので、その結果が出たらまた動画の事書いてみます。

それでは、んちゃ。

コンテンツマーケティングを成功させるためのステップ論を2016年振り返りながら書く。

2016年ゴリゴリやった、コンテンツマーケティングについて書きます。

どうも、fkdです。

2016年は事業主側でWEBコンテンツマーケティングを本格的に取り組んだ年でした。

DeNAの問題もあり、コンテンツの在り方が問われ軌道修正が(ようやく)始まりつつあるコンテンツマーケティング

しかし、コンテンツマーケティングが死んだわけではなく、より正しいやり方が求められるようになっただけです。

今回はコンテンツマーケティングをやりたいけど敷居が高くてできないとお悩みの方、もしくはクライアントに求められているけどステップがわからない受託側の方に参考になればと思い、今年一年かけて一人でコツコツ取り組んだコンテンツマーケティングを成功させるステップ論を書いてみます。

※ちなみに、ほかにもいろいろ方法はあると思うので、あくまで一意見としてご参考ください。

コンテンツマーケティングに必要なステップは以下の通り。

コンテンツマーケティングをやりたいと思っても、単純にページ作って配信すればいいってものではないです。特に事業主側にいると、「費用対効果はどうなの?」「それやって意味あるの?」といったそもそもの問いからはじまるので、少ない金すら使えないケースが大半です。

なので、ステップが必要になります。私が実施したステップは以下のとおりです。

---------------------------------------------------------------------------

  1. SEOという文脈で専用のコンテンツサイトを作る。そして結果を出し、市民権を得る。
  2. 社内のコンテンツを利用し、HP全体の関連ページからリンクを得る。さらに、デザインの最適化による改善する。
  3. 社内のプロモーション利用。メール、SNSなどを使い顧客や顕在層にアプローチ。
  4. ブランディング。ネイティブ広告、ソーシャル広告、ニュースリリースPRを使い潜在層へアプローチ。

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意外にも、いきなり4を狙う人が多いんですが、上記のとおり実績がないのにお金がでるわけがないです。

やりたいことをやるには、まず、コンテンツマーケティングへの懐疑的な意見を破壊して予算を確保していく必要があります。(いきなり4からできる会社はやればいいですけど)

そのためにはお金をかけずに結果を出すしかないので、SEOの文脈で足りないコンテンツを作り、流入とコンバージョンを稼ぐ事がその答えとなります。

※コンテンツマーケティングとコンテンツSEOは違うということはわかってますが、こうせざるを得ないというのが実情。同じような境遇の方は多いのではないでしょうか。

STEP1、SEOによる市民権獲得。 

このフェーズ、一番重要で一番地味です。でも絶対不可欠です。詳しく書きます。

  • 徹底的にSEOのコーディングができる専用サイトを用意。※本サイトのデザインやコーディングガイドラインの制約を受けないこと。
  • ドメインは別にしないでディレクトリ切り。本サイトのドメインパワーを使う。※階層は出来れば第二階層、無理なら第三階層。
  • 検索ボリュームが月間500~1,000回くらいあるのに流入がないキーワードを狙う
  • SERPsを見て自社が上位に行けるクエリであるかを判断する
  • コンバージョンに繋がる確率があるキーワードを狙う
  • ユーザーにとって面白い記事を書く。サービサー視点になったらアウト。

上記のとおりまず結果を出すのには流入数が必要なのでSEOをがんばります。

SEOという文脈ながらも、ユーザーにとって有益な情報をとどけるという、コンテンツマーケティングの大原則を入れなければなりません。誤解してはいけないのが、市民権を得るための手法がSEOなだけで、ほかのページをコピーしたりつまらない記事を書いても何の意味もないからです。

※繰り返しですが、SEOの文脈だけでコンテンツマーケティングをやっている方もいると思うのですが、コンテンツSEOは通過点なだけなのでユーザー視点という大原則は忘れてはいけません。

この方針に沿って30記事くらい書いていくと、徐々に効果が出てきます。有象無象に記事を生むのではなく、クオリティを重視。そして、効果がでるまで半年は時間がかかります。我慢強く辛抱。

うちのサイトの場合はこんな感じ。 

f:id:FKD:20161229103334p:plain

実際、これだけにリソースがさけなかったのでフェーズ1だけで8ヶ月要していますし、現在進行形で記事は作り続けてます。本当に最初は客が来ない。。

STEP2、社内リソース活用。

ここまでくると、社内で活用したいという声が上がってきます。ユーザーにとって有益であり、実際にコンバージョンまで結びつく記事を無視することはできないからです。そう、ようやく市民権を獲得するのです。

すると、関連ページからリンクを得るのは容易いです。そしてリンクを得られれば、SEOの効果の高まり、PV上昇とポジティブなループが完成します。

また、お金は少しかかるのですが、初期に構築したサイトでこうしたい、こうすればよかったという点が出てくるので繰り返し改善します。

コツは、他部から活用したいという声が聞こえてくるまでは無理してリンク設置依頼をしないこと。

結果も出てないコンテンツへのリンク設置など許可してくれるわけがないですし、よしんば許可が出たとしても結果が出ません。

これはリリースしてから一年経ってできるようになりました。

STEP3、プロモーション開始。

ステップ2ができたら、アウトバウンドへの活用を開始します。積極的にユーザーに伝えたい情報はこちらから配信します。

今まで受けがよかった記事をつかって、メール、SNSをうまく活用すると驚くべきリーチとクリックが得られました。それもそのはず、ユーザー視点の記事なので興味ありますからね。

ステップ2ができてからは、加速度的に進行が早くなりました。社内の協力が得やすいのと、ここまでいくとある程度獲得件数もついてくるので、ついにお金をかけて外部に配信していくステップ3の許可が出ます。

ようやくイメージしていたコンテンツマーケティングらしくなってきたのではないでしょうか?実はここまでの3ステップが明らかに抜け落ちて失敗するケースが大半だと思います。

コンテンツマーケティングの失敗は、ステップ1を飛ばしてやってしまうから。

特に、ステップ1の誤解が多いです。いきなりユーザーがくるわけがないです。いきなり人気の記事が書けるわけがないです。何個も失敗記事がある中であたり記事ができるのです。徐々にSEOの評価も高まってくるのです。

あとは、サービサー視点の記事を書いてしまうことも多いです。コンバージョンは意識しながらも、サービサーの視点は一切捨てないといけないというジレンマに襲われますが、そこは徹底的に排除する必要があるのです。

ステップ1が軌道に乗るまでは社内から懐疑的な目で見られ続けますし、結果も出ないので面白くないです。しかしそこは上司を説得しつつ、黙々とやり続けるほかはありませんし、上司は1年は許容するしか方法は無いです。

STEP4の外部配信やブランディング活用は「おまけ」みたいなもの

はっきりいってステップ4は好きにやればいいです。

各ステップを踏んできていると、いいコンテンツがある程度そろってきていると思うので、それをネイティブ広告やPRでいろいろなユーザーに届ければ結果はおのずと着いてくると思いますし、予算もつくようになればよりクリエイティビティの高いコンテンツマーケティングができます。

蛇足ですが、

コンテンツマーケティングってその名のとおりコンテンツをマーケティングすることですから、お金と理解があって「ひとつの爆発的にすばらしいコンテンツがあって、それをいい感じにマーケティング」すればステップ論なんて必要ないです。

しかし、特に社内理解の無い事業主にとってはやっぱりこのステップ論は有効であると思います。世間の記事は「順位が上がるコツ」「どうすればバズるか」「コンテンツマーケティングには心に響くコンテンツが必要」なんて内容ばっかりです。でも、それはクリエイティブの話であって、手法の話であって、コンテンツマーケティング実践の話ではないと思っています。

原点に立ち返って、「ユーザーがほしいと思っているコンテンツを届けること」をまず徹底的に行い、その上で「当たりをつけて可能性を高めて」結果的にバズるようなコンテンツが生み出すことが企業としてのコンテンツマーケティングステップ論であると思います。

 

はっきり言って自己満足な記事になっているかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

んちゃ。

格安スマホ(楽天モバイル)に乗り換えたので状況を書いてみる件。

3大キャリアから楽天バイルへ

3ヶ月くらい前のこと。3歳の娘が、ガッチャンのように妻のスマホをかじり画面を破壊。急ぎで機種を替えなければならなくなりました。

ならばいっそこのタイミングで格安スマホも検討してみようと色々探したのですが、思ったより違いがなく決定打に欠ける・・・。

結局、近所にあったので勢いで楽天バイルにしてみました。ついでに自分も替えてみたので、レビューしてみます。

格安スマホを検討している方は、ぜひご参考ください。

楽天バイルの場合です。ほかの場合はちょっと変わるかも。でも大筋は変わらないと思います。

金額、機種、速度。

結局、この三つに尽きると思うのでこの軸で話を進めます。

1.金額 ⇒ 評価:◎

言わずもがな安いっす。3.1ギガ、通話し放題つけても3,000円弱。ほぼ機種もタダに近い金額なものが結構あります。

3.1ギガで足りるの?という心配があるかもしれません。しかし、はっきりいって通信が遅くて動画などを使う気にならないので、毎月1.2ギガくらいずつ繰り越しているので問題なし。

さて、ここで、大手3キャリアのままと、格安スマホに変えた場合でどのくらいで損益分岐を迎えるのか、計算してみました。

※端末代金有り無しで大きく変わるので2パターンで算出。

一番安いパターンは、2年縛りの解除月かつ、SIMフリーな機種を持っている場合。
(パターン1。)

格安変更(初期かからないパターン)
初期 契約解除料 ¥0
MNP転出手数料(キャリア) ¥3,000
契約事務手数料(キャリア) ¥3,000
契約事務手数料(格安) ¥3,000
端末残代金(キャリア) ¥0
新端末代金(格安) ¥0
SIMロック解除手数料 ¥3,000
SUM ¥12,000
月額 もろもろ

¥3,000

大体12,000円くらいの初期投資になります。

一方、パターン2、端末残代金が20,000円で、かつ新しい端末を20,000円で買った場合。

格安変更(初期かかるパターン)
初期 契約解除料 ¥10,000
MNP転出手数料(キャリア) ¥3,000
契約事務手数料(キャリア) ¥3,000
契約事務手数料(格安) ¥3,000
端末残代金(キャリア) ¥20,000
新端末代金(格安) ¥20,000
SIMロック解除手数料 ¥0
SUM ¥59,000
月額 もろもろ ¥3,000

大体59,000円くらいの初期投資。

この初期投資をいかに回収できるか、損益分岐はどこかがポイントになります。

パターン1、端末投資無しの場合。

スマホの方は、表を横にフリックすると見られます。

  N N+1 N+2 N+3 N+4 N+5 N+6 N+7 N+8 N+9 N+10 N+11 N+12 N+13 N+14 N+15
キャリア ¥8,500 ¥17,000 ¥25,500 ¥34,000 ¥42,500 ¥51,000 ¥59,500 ¥68,000 ¥76,500 ¥85,000 ¥93,500 ¥102,000 ¥110,500 ¥119,000 ¥127,500 ¥136,000
格安 ¥15,000 ¥18,000 ¥21,000 ¥24,000 ¥27,000 ¥30,000 ¥33,000 ¥36,000 ¥39,000 ¥42,000 ¥45,000 ¥48,000 ¥51,000 ¥54,000 ¥57,000 ¥60,000
差分 ¥-6,500 ¥-1,000 ¥4,500 ¥10,000 ¥15,500 ¥21,000 ¥26,500 ¥32,000 ¥37,500 ¥43,000 ¥48,500 ¥54,000 ¥59,500 ¥65,000 ¥70,500 ¥76,000

驚くべきことに、N+2ヶ月目で 損益分岐を迎えました

続いて、パターン2、端末で40,000円投資した場合。

  N N+1 N+2 N+3 N+4 N+5 N+6 N+7 N+8 N+9 N+10 N+11 N+12 N+13 N+14 N+15
キャリア ¥8,500 ¥17,000 ¥25,500 ¥34,000 ¥42,500 ¥51,000 ¥59,500 ¥68,000 ¥76,500 ¥85,000 ¥93,500 ¥102,000 ¥110,500 ¥119,000 ¥127,500 ¥136,000
格安 ¥62,000 ¥65,000 ¥68,000 ¥71,000 ¥74,000 ¥77,000 ¥80,000 ¥83,000 ¥86,000 ¥89,000 ¥92,000 ¥95,000 ¥98,000 ¥101,000 ¥104,000 ¥107,000
差分 ¥-53,500 ¥-48,000 ¥-42,500 ¥-37,000 ¥-31,500 ¥-26,000 ¥-20,500 ¥-15,000 ¥-9,500 ¥-4,000 ¥1,500 ¥7,000 ¥12,500 ¥18,000 ¥23,500 ¥29,000

こちらの場合は、N+10ヶ月目で損益分岐を迎えました

結論、10ヶ月くらいたてば回収でき、その後はもう得しかしなくなります。

この10ヶ月をどうとるのかは人それぞれですが、あれこれ迷って格安スマホに変えていない間に損をしていることには違いないでしょう。ちなみに僕の場合は端末費がほぼ0円だったので、すでに損益はプラスに転じています。

2.機種 ⇒ 評価:?

機種は当然キャリアや端末のスペックに依存するのであまり多くは語らないですが、まあキャリア独自で出している機種は、それなりです

僕はいまだによくわからないHuaweiなるメーカーの機種をつかってますが、メモリ3GBなのでそんなに遅いとか不具合を感じたことはないです。

しいて言えば自由が丘とか中目黒の、スタバでHuaweiを出したらバカにされるかもしれない・・・。笑

ちなみにiPhone6以降はSIM解除できるので、そのまま使えば当然全く問題ないです。

3.速度 ⇒ 評価:×

これは、はっきり言って遅いです。

通信帯の間借りをしているため当たり前ですが、動画とかはほとんど満足に見れないといっていいでしょう。外で頻繁かつ膨大なデータ通信を行うようなユーザーには、まずおすすめしないです。

ただ、僕の場合は家のWiFiでアプリ、動画、音楽を落としておいて、外ではオフラインでつかったり、LINEやメールなど最低限の通信しかいないので、あまりストレスには感じません。

僕のような使い方ができるユーザーは、逆に言うと正規キャリアの通信はToo Muchであったと今は思います。

※これまたちなみに、freetelやmineoなど別のキャリアなら早いかもしれないので、ご注意を。

結論、条件に当てはまるひとは変えるべき。

スマートフォンを持つのは、金額メリットと利便性のバランスが大事です。

3キャリアしか選択肢が無いときは利便性でしか勝負ができなかったので、そもそもバランスを考えることもありませんでしたが、今は違います。

圧倒的な金銭メリットがあるので、利便性を少し損なったとしても格安スマホに変えることをお勧めします。ただし、条件があります。

①家にWiFi環境がある

これ、最重要です。

外で動画を見たり重いアプリをダウンロードするには少し不便なので、あらかじめダウンロードを家のWiFi環境でしておくことが必要です。

動画はClipboxに保存してオフラインで見られます。アプリは通信が多くなければ普通に楽しめます。(通信が多いアプリをしている人はNG。)

②端末の残代金があまりない

端末の残代金+新端末の代金が6万以上あると、損益分岐点が1年後以降になります。この場合、逆にキャリアのままいたほうが運用費が安くなるケースがあるので、十分損益計算をしなければなりません。

③そこそこ機械はいじれる

やはりサービスは落ちるし、マニュアルなども3キャリアに比べれば全然整備されていないです。

詳しくない人はそもそも使い始めるまでに時間がかかってしまいます。設定を工夫して早くしたり便利にすることもできないでしょう。初期はプリインストールのアプリを消したり、無駄な通信をなくすようにしたりと、結構工夫する必要があります。

④格安スマホに抵抗がない、もしくは周りにバカにする人がいない

これ、冗談みたいな本当の話です。

そもそも、格安スマホに負い目を感じている人は持たないほうがいいです。

そして、格安スマホをもっているとバカにする人も少なからずいるので、そんなへんなやつが回りに多い場合はやめておきましょう。

最後は、単純に決断するだけ。

変えたいと前から思っていても変えられない人は、単に決断をしていないだけだと思います。

やってみると別に難しいことはないし、変えてみたらなんてことはないのでぜひ思い切ってみてください。

それでは、んちゃ。

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