【若ツイ】LINEを使わない高校生たち。LINEの『ビジネス色』に冷めちゃったのよ。
LINEは、もはや使われなくなってきた。
どうも、fkdです。
久しぶりに若ツイやります。というのも、この記事をみたら書かざるをえない!
若者たちのLINEとスタンプ利用の実態 ITジャーナリストが解説 - ライブドアニュース
僕が敬愛するプリキャンティーンズラボで実に面白い調査があり、その内容をまとめたのが上記記事です。(「10代女子のスマホアプリに関する調査2017」を実施 ~利用するアプリは「SNS/コミュニケーション」が最多!「ゲーム」は昨年より利用率が減る結果に~ |)
livedoorの記事からちょっと引用させていただくと、
中学生以下ではLINEが圧倒的トップであり、SNOW、Twitter、MixChannelの順だった。
とな。
もはや、高校生はLINEなんぞ使わなくなってきているのです。
たしかに、電車で白目から飛び出す手前くらいの横目で高校生のスマホを見ようと心の中で思っていると、LINEよりインスタとかSNOWとかを開いている人が多い気配が漂っています。(盗み見はダメよ)
若年層はLINEを使う。使っていますが、想像以上に『使い倒してない』というのが事実のようです。
LINEは『ビジネス色』が強くなってしまった。
LINEはかなりビジネス色が強くなってきてしまいました。ここでいうビジネス色というのは、
- 企業ビジネス
- コミュニティビジネス
という二つのビジネス。
一つ目の企業ビジネスはシンプルな話。企業がこぞってビジネスコネクト、LINE@に参戦。チャットや機械による自動応答など、色々と便利なのですが機能が増えてしまい、単なるコミュニケーションツールとしての領域は超えてしまったのでしょう。
二つ目、コミュニティビジネス。これはコミュニティの連絡ツール(ビジネスツール)として当たり前に利用されるようになったということ。
LINEのグループトークがもたらす弊害はすさまじいです。社会人ですら、必ず途中から見るのすらだるくなるという現象に襲われます。コミュニティが強い学生なら尚更でしょう。
クラスのグループトーク。チームのグループトーク。それらの無言の圧力がストレスになっているのです。
TwitterのDMでやり取りする、情報量疲れした若者たち。
記事によると、LINEではなく、TwitterのDMでやりとりするケースが増えているとのこと。理由は「シンプルなテキストしか送れないが故に、かえってやりやすいから。」
LINEでやるのは「り」(了解)とか短文がメインになっているとのこと。これって、ずっと昔のテキストしか送れなかった時代に戻っているのですかね。僕が高校生の時やっていたやりとりと全く同じですから。『情報量疲れ』というのが顕著に出ています。
若年層=LINEという方程式は崩壊しつつある
単純にLINEを使えば若年層にリーチできる、というマーケティング手法は今1度見直すべきです。
繰り返しになりますけど、高校生はLINEをほぼ100%インストールしているでしょう。しかし、インストールと使っていることは全く違います。利用方法をしっかり理解したうえでマーケティングしなければ、無駄金を費やすことになるのです。
思ったより遥かにLINE熱は冷めている。LINEと若者のあいだの距離が出来てきた。
でも、日常では使われている。そんな不思議な距離感のツールになったのですね。うむむ、悩ましい。
若ツイ、ネタが溜まってきたので増やしていきます。お楽しみに。
それでは、んちゃ。
Markezineサイトに講演内容を記事化して頂きました。
Markezineに私の記事載っています。
どうも、fkdです。ブログでもお伝えさせてください。
9/27登壇の内容を、とてもステキにまとめていただきました。
「結果を出す」ことにフォーカス!三井住友カードが実践する、コンテンツマーケティング成功の4ステップ (1/3):MarkeZine(マーケジン)
さすがプロ、簡潔に要点が入っておりありがたいです。福田氏なんて呼ばれたの初めて。笑
これに合わせて、前の記事を読んでいただくとよりエッセンスをお伝え出来ると思いますので、ぜひ。企業のコンテンツサイトにおける7個のベストプラクティス - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)
ちなみに、数日感人気記事1位を取り続けてました、ソーシャルでの評判も上々でたくさん声をかけていただきました。Markezineってすげぇ~。。
引き続き、みなさんに面白い情報を届けられるようブログや寄稿、講演をしていければと思いますので、よろしくお願いします。
どこへでも参りますし、記事も書きます。(もちろんお金要りませんので)ぜひお声がけ下さい。
それでは、んちゃ。
もっと自分を売れ、自分を出せ、爪を出せ。爪を隠したままの鷹は、ただの鳥だ。
もっと名前を呼んで欲しいと思いませんか。
どうも、fkdです。
突然ですが、みなさんって不特定多数の人から名前を認識されることって好きですか?
有名人になりたいとかそういう意味ではなく、自分という人間のいいところをたくさんの人が知ってくれていて、さらに名前を知ってくれている、という意味で。
結構前にゴン中山さんが
「自分の名前を沢山呼んでほしいと思う人が減ってきているのではないだろうか」
的なコメントをしていたのですけど、僕は何故かその言葉が胸に刻まれてしまい今日に至ってます。
今回は、名前を呼ばれることについて書いてみます。(以下口語体で失礼)
自分の名前を誇張することは悪なのか。
自分がいいことをしたのならば、一生懸命アピールして、それを名前と一緒に認めてもらえばいい。
ゴン中山さんは単純に名前を呼ばれたいということではなく「人生は一度きりなのだから沢山の人に良い影響を与えて、幸せにすることは人間としてやるべきことなのではないか」という視点で先のコメントをしている。
誰しも誰かに喜んでもらって、自分を認めてもらうことは気持ちいいし楽しいはずなのに、何故かそれを積極的にやろうとすると『出しゃばり』とか『自惚れ屋』なんて言われてしまいがちだ。
結果を出したことがあれば、結果を報告するだけじゃなくて、「それをやったのは私だ!!」というところを強調すればいい。だって、事実だから。結果だけ残って、だれがやったのかわからなくなるのは、本当に不毛。
もちろん、鼻についた物言いや偉そうな態度は絶対NG。でも、そうでなかったら、手柄は150%誇張して表現すればいい。どうせ、伝わる時に50%くらい削ぎ落ちちゃうもの。
顔や名前を見たら「あ、例のお前ね」って意識してもらるくらいじゃないと、忘れられてしまう。
しかし、自分の実績と名前を自分だけで伝えようとすると、必ず歩留まりがおこる。リソースは限られているし、知り合いもそんなにいないし、前述の通り自分で自分のことを言うと嫌われがちだから。
となると、別の誰か(Aさん)から、別の誰か(Bさん達)へ自分のことを紹介してもらうことが必要。そのためには、自分のことをもっと知ってもらわなきゃいけない。
ここで、一つ考えなければならない。他人は、思ったより自分に興味がない、ということを。冷たく聞こえるかもしれないけど、僕はそう思う。だって、きっとたいていの他の人は、あなたが昨日どんな服を着ていたかすら覚えていないのだから。
会社の研修で外部の講師の方が「マネージメントのコツは、しつこいくらい同じことを繰り返すこと。顔を見たら『はいはい、お前ね』って思われるくらいにならないと忘れられる」と言っていたのが印象に残っているのだが、まさにそれだと思った。
自分の顔をみせたら、もしくは顔を見せなくても何かの拍子に思い出してもらえるようになってようやく、自分が売れたということになる。
自分の評価は、どこかの誰かが自分の名前を話してくれた時にようやく高まる。
僕は自分の知識を誰かに公開することが好きだ。だからブログもやっているし、お金にもならない講演も少しだけどしている。なんで大変な思いをしてまでやっているの、とよく言われる。
それは、きっとどっかの誰かが僕が書いたことや話したことを生かして『いい感じのアウトプット』を出して、どっかで評価してくれているんじゃないかと思うからだ。
実際、ブログや講演をしてから、沢山声をかけてもらえるようになった。会社では、マーケティングのことになったらとりあえずfkdに聞け、という流れが出来た。しかし2年間言い続けても、まだこれくらいだ。
爪を隠した鷹は、ただの鳥だ。
たった30年ちょっとしか生きていない中で、どれだけの人に影響を与えたのかわからない。
僕より若いのにはるかに多くの影響を与えているすごい人はたくさんいるし、うらやましいとも思う。偉くなりたくないけど、そういう人になりたいと思う。
あなたに爪があっても、それを見せないのならないのと同じだ。能ある鷹は爪を隠す、それは今となっては、なんとも古めかしい言葉だ。
ゴン中山さんの言葉そのままの通り、みんな、もっと自分の名前を呼んで欲しいと思えばいいのにと感じる。
お前の爪を、見せろ。
それでは、んちゃ。
知らないWebマーケターは滅ぶべき。アドフラウド、アドベリフィケーション、ブランドセーフティ、ビューアビリティについて簡単にまとめる。
Web広告で忘れちゃいけない、だまされちゃいけないこと。
どうも、fkdです。
最近、デジタルマーケティング、特にWeb広告市場においてこれらの言葉の市民権がようやく得られてきました。
- アドフラウド
- ビューアビリティ
- ブランドセーフティ
- アドベリフィケーション
呪文のようですが、要は『Web広告は効果だけ見るのではなく、出稿している面まで管理しよう』ということです。
以前聞いたSupershipさんと花王さんの講演で僕自身再認識したのですが、下記記事をみて改めてまとめてみたくなったので書いてみます。
記事を解釈すると、実に8割以上が『自社の広告が出ている場所を意識していない』という悲しい事実を示す記事。うーむ。
それにしても、Web広告業界は、調べれば調べるほど恐ろしくなる業界ですよね。。
出稿主が知らないというのはヤバいことであり、これを伝えない、最悪知りもしないベンダーや代理店は罪であると思います。
僕も詳しいわけではなく間違っているところがあるかもしれませんが、一つずつ噛み砕いていきますので一緒に勉強していきましょう。(指摘あったら都度直していきます、すいません。)
どうぞどうぞ。
1.アドフラウド(広告詐欺)
アドフラウド(Ad fraud)とは、シンプルにいうと訳の通り広告詐欺のことです。
BOTやページなどに小細工を駆使し、不当に広告表示回数やクリック数、広告成果を水増し請求する手法です。
様々な詐欺手法が用いられており、プログラマティック取引の透明性は本当に怪しさ満点。(下記記事にめちゃくちゃよくまとまってますので、参考にさせていただいてます。)
知らないでは済まされない、プログラマティック広告の根幹を揺るがすアドフラウドという問題:第二回 アドフラウド徹底解剖 |WireColumn | Exchangewire Japan
アドフラウドは『BOTによる詐欺』とまとめられがちですが、サイト表示偽装によるものも多く含まれます。(ここはちょっとミスリードな記事が目立ちますのでご注意を。)
あるアドネットワークでは9割がアドフラウドであるとか、特にアプリ広告はほとんどがアドフラウドだとか恐ろしい話も聞きます。。
その広告商品のインプレッションやクリックは人によって生み出されているものなのか。
そんな基本的なことから疑わなければならないのはなんだか悲しいですが、そんなこと言ってられないのでめちゃくちゃ疑いましょう。
2.ビューアビリティ
ビューアビリティとは、インプレッションのうち、実際にユーザーが見える状態にあったインプレッションの比率のことを指します。つまり、『広告がきちんと見える場所に掲載されているか』ということ。
アドネットワークやDSPなどのディスプレイ広告では、CPMという課金方式(広告インプレッションに対してコストが発生する課金方式)がよく用いられます。つまり、見えない場所に出てもCPM課金の場合課金対象になるので、無駄なCPMを防ぐための考えです。
MRCの定義によればビューアビリティとは以下のようなものです。
・ディスプレイ広告に関しては、50%以上表示かつ1秒以上表示・動画に関しては50%以上表示かつ2秒以上表示。
と、権威ある団体からある程度の定義はされているようですから、次に解説するアドベリフィケーションと組み合わせることで、しっかりユーザーまで届いているかを測ることができます。
1秒見たからと言って認識しているかというとそうでもなさそうですよね。しかし、0秒、つまりタグが発火しただけで目にも触れてないのに課金されるケースが大半という恐ろしい事実があるわけですから、1秒は必要最低限の十分な長さとも言えます。
3.ブランドセーフティ
ブランドセーフティはその名の通り、よからぬ場所に出ていて苦情が出たりすることを防ぐための概念です。
ちょうど僕が愛する(笑)Markezineに『ブランドセーフティはビューアビリティよりさらに上位概念』という記事が載ってました。
ネスレ日本とOath Japanの取り組みに学ぶ、ブランドセーフティ実現に求められること (1/3):MarkeZine(マーケジン)
見られていない広告を減らし、見られる場所に配信を最適化すべき、といった効率論が重視されていました。しかしながら、最近では見られていても、それは正しい場所だったのか、というブランドセーフティに関わる概念のほうが強くなっています。
#ネスレの村岡さんはデートラーマのセミナーで少しご挨拶したことがあるのですが、本当に圧倒的に進んだWeb広告の最適化を実施しており、毎回参考になりまくります。
ブランドセーフティに関してはそもそもアドフラウド、ビューアビリティの最適化が出来ていてからの領域でもありながら、それらができてないとしても最低限やるべき内容でもあります。
前述の花王の講演で聞いた話ですが、「こんなサイトに御社の広告が出ていて見損なった」と言われ問題になったことがあるそうです。本当にブランドセーフティは大事ですが、そこまで言ってくる代理店はほとんど無いですね。。
4.アドベリフィケーション
アドベリフィケーションとは、アドネットワークやDSPなど、まあなんでもいいのですが、とにかく配信したWeb広告が、
- 広告主のイメージ低下を招くようなサイトに配信されていないか(ブランドセーフティ)
- ユーザーが認識できる場所にしっかり掲載されているか(ビューアビリティ)
などを確認するための『ツール』で、この機能を用いて配信をコントロールできるようにし、最適化することがゴールとなります。
参考:アドベリフィケーションの仕組みと役割|デジタルマーケティングラボ
アドフラウドの排除やビューアビリティが確保された良質な枠の配信は、
- プレースメント
- PMP
- プレミアム枠の確保
などでの出稿をすればいいのですが、一方で『DSPによる低単価な効果』は依然捨てがたいですから、アドベリフィケーションツールによるブラックリスト(ホワイトリスト)は必須となっています。
アドベリフィケーションにはツールの導入が必須で少しハードルが高いですが、広告主によっては近しい機能があるサービスもあるようなので、是非代理店や広告主に聴いてみましょう。
アドフラウドをまずやり、ビューアビリティとブランドセーフティを測れるようにし、常に面の質を意識する。
まとめすら見出しだけで呪文のようになりましたが、Webマーケティングをやる身として絶対に忘れてはいけない内容として改めて強く認識できたエントリーとなりました。
- クリック率が上がった!CPCが下がった!
- CPMが安くなった!
と、一見良さそうに見える広告でも、変な面に出て質の悪いユーザーを連れてきていたり、ブランドを損なってしまっては元も子もありません。
ここは私もまだ全然出来ていないので、自分で体験しながら学んで行きたいと思ってます。またブログでご報告します。
それでは、んちゃビリティゲーション。
企業のコンテンツサイトにおける7個のベストプラクティス
セミナーにて好評の内容を少し書きます。
どうも、fkdです。
ここ何回か書いてますが、『事業主側でコンテンツマーケティングを成功させる4ステップ』という内容をMarkezineのセミナーで話しました。
内容共有します、と言ってしばらく経ってすいません。その時の資料を公開できればよかったのですが、ぶっちゃけ過ぎて公開するとコンプラ的にNGが出そうなのでやめまして、笑
今回はその内容の中から『企業のコンテンツサイトにおける7つのベストプラクティス』と題し、作成の時にフォーカスを当ててまとめました。
#セミナーは社内浸透パートの内容もあるのですが、そちらはMarkezineさんにめちゃくちゃ綺麗にまとめいただいたのでこちらをどうぞ。
「結果を出す」ことにフォーカス!三井住友カードが実践する、コンテンツマーケティング成功の4ステップ (1/3):MarkeZine(マーケジン)
それでは、どうぞ。
1.カスタマージャーニーや単純に面白いだけのコンテンツを作らない。
しっかり作ろうと意気込むと、
- ワークショップを開催して、
- カスタマージャーニーを作って、
- それに基づきコンテンツを作る
というケースがあると思います。
しかし、ジャーニー視点、つまり『線で行動をしている人』は稀で、人はその時々の思いつきで行動しているほうが普通です。
結局、顕在化している課題や、検索ボリュームがある課題の方が当たり前に必要になります。
わざわざジャーニーを作るのにお金をかけるのなら、その分でコンテンツを作った方がいいです。勿体無い。
もちろんカスタマージャーニーが有効な施策もありますので、それ自体を否定するものではないです。ただ、コンテンツマーケティングをやる際に必ず要るのか?って充分議論されてないと思い、提起してみました。
2.記事は徹底的にユーザー視点で。サービサー視点は要らない。
記事を作る上で、担当部のサービス推しほど必要無いものはありません。
サービスはユーザーニーズに応じてあるべきであり、コンテンツもまたユーザーニーズに応じてあるべき。
つまり、文中に自然と出てこないサービスはユーザーニーズに即していない、要らないサービスなのです。
記事作成フローの中に担当部確認を入れることは必要ですが、嘘が書いてないかの確認だけにしないと『くそつまらない記事』になりがちです。
逆に、記事に載せたくなるようなサービスや商品開発しろ、と言ってやりましょう。
3.SEOはやった方がいいに決まっている。
SEO視点で記事を書くと『それはコンテンツSEOだ』なんて言うベンダーもいますが、コンテンツは見られてなんぼなのでSEOは意識的にやったほうがいいにきまってます。
『バズコンテンツだから』『動画コンテンツだから』とかは関係なく、ユーザーが情報を手に入れたい時にすぐに見つかるようにするのはコンテンツマーケティングの基本だと思います。記事のタイトルや中身にSEOの要素はぜひ入れてください。
ただ、SEOSEOし過ぎても面白くなくなるのは事実。加減はめちゃくちゃ大事です。
4.読了時間や目次を入れたら直帰率が上がりCVRが下がった。
これはあくまで1例ですが、親切心が心的負担を招いた悪事例です。
記事の上部に読了時間を出したところ、それだけでハードルを上げてしまい、読む前に面倒と思われ離脱を高めてしまいました。よくよく考えれば当たり前なのですが、ユーザーのことを思いすぎてしまった失敗です。
また、『目次』は適切な量ならいいのですが、目次だけでファーストビューが埋まってしまうくらい書くと『目次だけ見て満足』してしまい、肝心の本文を読んでもらえなくなります。これまた離脱やCVR低下を招きました。
おせっかいで、わかりやすくし過ぎないこと。これって何気に大事です。
これまた加減は難しいのですが…。笑
5.申し込み導線を増やしたらCVRが下がる。
申し込みにどう流すか、これってKPIに直影響するので結構考えますよね。
僕も申し込み導線を強化しKPIの促進をしたのですが、残念ながら圧倒的にCVRが下がりました。笑
最低限の導線があれば、温まったユーザーは自発的に申し込むんですよねー。
ショッピング中に店員に話しかけられると途端に離脱してしまう人が多いように、サービス色が強くなると途端に意欲が薄れるものです。デジタルでも同じ心理になるのだなぁと実感しました。
CVRが上がらない時は、思い切って導線を外してみてはいかがでしょうか。
6.カテゴリTOPページはかなり読まれるので、きちんと作りこんだほうが回遊性・CVRアップ。
コンテンツサイトを作る時に、TOPページ、記事詳細ページ、ランキングページなどはしっかり設計すると思いますが、カテゴリページというのはさらっと設計してしまうケースが多いのではないでしょうか。
しかし、ユーザーテストやアクセス解析を行うと意外なほどカテゴリページが経由されており、『ドリルダウン』で記事を探すユーザーが一定数いることがわかります。
実際、カテゴリページをこだわったら、それだけで回遊率とCVRがかなり改善しました。
記事の検索性は、様々なユーザーを想定し考える必要があります。
7.滞在時間とCVRの関連性はない。
滞在時間とCVRって関係ありそうですが、全くありません。『わかりにくいから滞在時間が伸びている』ケースが多いからです。
もちろん面白くてじっくり読む記事もあります。つまり、滞在時間はわかりにくいから伸びたのか、面白いから伸びたのかわからず、判断がつきかねるというのが本音です。
ちなみに、読了率はCVRと正の相関がありました。これも当たり前の話ですが。
これは滞在時間に限る話ではなくて、なんでもかんでもKPI,KSFとして追うのはやめましょう、ということです。
コンテンツマーケティングは、飽和の時代へ。
いまや、どの企業もユーザーニーズに合わせたコンテンツを制作しています。
徐々に淘汰が始まり、勝ち組と負け組の差が出てきているはずです。単純に面白い記事を書くのではなく、コンテンツサイト自体の最適化も忘れずにしていかないと生き残っていけないのではないでしょうか。
少しでも参考になれは幸いです。
それでは、んちゃ。