FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

【ワカツイ】若者の流行を必死になって追いかける(2017/2月版、他撮り・DOKUMOなど)

流行は、若者が作る。しかし、若者がわからない歳になった。

僕の会社は(というかどの会社も大体そうかもしれませんが)若年層に向けたマーケティングの悩みが昔からつきません。

【若者に魅力を伝えるためには、どこで、どのような表現をし、どう拡散させるのか】

いつも同じテーマです。しかし、いつもいつでも難しすぎる。

なぜなら、我々は歳をとる度に若者が何を考えているのかさっぱりわからなくなってきているから。。

でも、わからないわからない言いながら調べもしない人が多いのでは?

それではだめだということで、おじさんが必死になって若者のことを考えてみます。これ、常に追いかけなければならないということで、若者追跡略して【ワカツイ】なるシリーズを勝手に連載をしてみますがそれの第1回です。

ぜひ、おじさんマーケター、おばさんマーケターのみなさんは一緒になって考えてみてください。若者の読者の方は「おいジジイ全然ちげーよ」と痛烈に批判してください。

それでは、書きます。必死に。笑

「自撮り」は死語。 

まずはこちらから。

「自撮り」ならぬ「他撮り」が増加中 女子高生がSNSで発信したい恋愛とは? | AdverTimes(アドタイ)

他撮りを通して、2人の「ストーリー」を、フォロワーに見てもらいたい!という欲求が、生まれてきています。「加工バリバリ」の自撮り写真ではなく、自分の背景にある空間や関係性を、あくまでも「これが私の日常です!」と自然体で見せるんです。

これいきなりですが、驚異的じゃないですか?

もう、自撮りのクオリティをあげることからさらに進化。

「オシャレな空間にいる、オシャレな第三者や無機質を撮ること、そこにいる自分を間接的にオシャレに魅せる」という手法。

すごすぎる。。

今は『写ルンです』も流行っているみたいで、綺麗に撮れすぎないレトロ感がいいらしいですね。クリエイティブへのこだわりが昔よりも圧倒的です。

あとはスマホで写真撮ること自体を「インスタ」「スノる」なんて言い方をするくらいですから、もはや普通の写真とスマホの写真は全く別物に考えましょう。ちなみに、インスタとスノるの使い方も全然違うのでご注意。

「インスタ広告はクリエイティブが大事」なんてよく定説で聞きますが、なるほどユーザーがここまでクリエイティブにこだわってたらそりゃそうだな、と。。

迂闊に手は出せませんが、やるなら徹底的にクリエイティブを追求すること。やっぱりそれに尽きます。

検索はインスタとTwitterで。

これは少し知っていたのですが、改めて調べ直して、まとめてみます。

10代のDAUが8割以上のLINE、1割以上が検索活用するインスタグラムに注目! | ティーンマーケティング支援のマイナビティーンズラボ

10代女性の36%がインスタグラムのユーザーであり、さらにインスタグラムで検索まで行うユーザーもその内33%が行うと発表しています。

これらから言えることは、ティーンはインスタグラムを利用しており、写真の掲載だけでなく情報検索の手段としても活用しているということです。

これはGoogle検索は使わないということではなくて、Twitterとインスタでの検索のπがかなり増えてきたということです。Googleで見つからなかった時に別の検索をする、という声もまだまだ多いので。

続いて、インスタの驚異的なコンバージョン寄与の記事。

Instagramユーザーの行動調査:ハッシュタグ検索は「購入」を目的として活用される傾向に - CyberBuzz_SNSInfo

ハッシュタグ検索をするユーザーの41.5%が、検索から購入に至った経験があると回答。20代では60.5%が購入を経験。

これ、まじかよというデータですが、インスタの使い方を見てみるとそれも納得です。

若者はTwitterやInstagramで「検索」している | RBB TODAY 

インスタの検索目的(クエリ)は以下の通り。

  • ショッピング(ブランドの着こなしとかを参考にする。もはや、雑誌の代わりになった。)
  • 食事(おすすめや、きれいな撮り方のリサーチ。どのメニューに決めるかをインスタで判断。)
  • 流行り物(ダンスとか参考にしたり、面白動画をコミュニティでシェアしたり、真似したり。)

インスタは、顕在層、限りなく購買に近い層がコンバージョンの決め手にしているケースが多いんですね。そりゃコンバージョン寄与が大きくなるわけです。

続いて、Twitterの検索目的(クエリ)は以下の通り。

  •  最新情報。リアルタイム検索。
  • タグを使った、過去の履歴も含めた情報検索(渋谷 ひま 遊び方 など。)

これもなんとなく納得。ざっくりしてますけど、たしかに僕も自然と両方の使い方してます。

今まではGoogle(Yahoo)だけでしたが、検索は目的に応じて色々なメディアで行われています。だからといって企業が何をすべきというものはないですが、消費財はインスタで背中を押すような仕組みが必要で、力を入れている理由がいまさらながらよくわかりました。

うちの場合、クレジットカードなのでこの視点だとなかなか合わない。しかし、この検索性をうまく利用して顧客接点を設けようと考えています。

マイクロインフルエンサー、DOKUMO。

これ、一番興味深い記事でした。

DOKUMOの存在がティーンマーケットを旋風している!? | ティーンマーケティング支援のマイナビティーンズラボ

調べてたらたまたま見つけたんですが、いまはDOKUMOが情報発信の源流となっているらしいです。

読者モデルとは一線を画す「DOKUMO」。まあソーシャルに絶対的なコミュニティをもつ読者モデルなんですが、ほんと今どきの世の中をよく表している事象ですよね。

というのも、ズレているかもしれないと思いながら恐れずまとめると、

  • 誰でもスターになれるし、誰かはだれかを偶像に仕立てあげたい。
  • 自分、自分のコミュニティならではの憧れをみつけたい。
  • みんなでシェアして共感し合いたい。
  • DOKUMOは身近だから上記を全部満たす。

といった若者の欲求を見事に満たしている事象だと思うからです。

一方、DOKUMOはあくまで偶像崇拝の対象なだけで、それ以上でもそれ以下でもないというのも面白いですよね。単なるコミュニティの共通言語なのでしょうか。

注意なのは、記事にもあるとおりメチャ使い方が難しい。一過性だし、コンバージョンからも上記の通り遠いです。しかし、マーケターとしては一回使ってみたい…。

笑われても、若追は続けます。

さて、第1回はこんなところにします。

おじさんが、必死になって若者のことを理解しようとすることを恥ずかしいと思う方もいるかもしれません。

しかし恥ずかしいのは、知らずに知った気になってマーケティングしているほうではないでしょうか。とにかく続けてたらなんかいいことあるかもしれないので、お付き合いください。

しらないWebマーケターの方、やばたにえんだよ。

そのままじゃ、結果でなくてつらたんたんめん大盛りだよー。

2017年、流行ってる言葉を適当にぶっ込んで終わり。はぁ。

んちゃ。。

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