新社会人や新環境に挑む方へ。快楽主義でいて、モラルハザードして、つまらないと言おう。
若手に溢れる季節。
この時期、就活で会社に来る若手、新卒で新たに会社に来るようになった若手で溢れています。
ピンとしたスーツで、初々しく緊張が解けない表情を見ると、忘れていたみずみずしい気持ちを思い出すのは僕だけではないでしょう。
少数のビッグハートな例外のやつらと、下記のニュースのようなカスを除き、
入社2日目で“ばっくれ”退職した新社会人(22歳)の言い分「初日でこの会社はないなと見切りはつけてた」(週刊SPA!)
入社2日目で“ばっくれ”退職した新社会人(22歳)の言い分「初日でこの会社はないなと見切りはつけてた」 (週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
おそらく僕が転職の前に抱いていた緊張感と同じ類の緊張感、つまり
- 自分は何も出来ない(戦力にならない)のではないか?
- 馴染めないのではないか?
- 楽しくないのではないか?
という掴みどころのない不安を抱いているはずです。
また、異動になるメンバーも上記と全く同じ不安を抱えているでしょう。
今回は、入社した方、異動した方、転職する方、そして今後それらを控えている方に届けばと思い、僕の持論を三つ書きます。
- 快楽主義であれ
- モラルハザードせよ
- つまらないと言え
というイカれた三つの持論です。笑
話半分にご覧ください。
※この記事はレイヤーが上の方は対象としていません。あしからず。
1.人生は一度きり、性善説より、快楽主義であれ。
僕はよく快楽主義と言われるのですが、人生は一度きりなので、性善説に立って自分のやりたいことを我慢することはないと思って行動しています。
もちろん犯罪や人道に反することは絶対ダメなのですが、それ以外であれば、しっかり自分で考えた末の行動ならば、自己責任でやればいいと思っています。
快楽主義というと聞こえは悪く感じられるかもしれませんが、『自分の意思を持って行動する』という習慣がつきます。
意思を持った行動は熱意を帯びて、周りを巻き込む、周りを変える原動力になります。
好き勝手やればいいということでは断じてないですからね。
2.モラルハザードを嫌いすぎてはいけない。
今の風潮として「モラルハザード」に対して極端に嫌悪感を抱きすぎていると思います。
自制することを美としているのか。例えば本当は違うと思っていても喧嘩もしないし、隠れて何かをすることもしない。なので、モラルハザードになる言動も極端に控えるような気がします。
『あの時もっと言っておけば良かった』と、言っておけばよかったと後悔することの方が、言わなくてよかった事より圧倒的に多いです。
言って失敗した時は、誠心誠意謝ればいいです。でも、言わなかったことは謝ることも出来ません。残るのは後悔のみです。
つい先日も、僕は上司と自席でバトルを繰り広げました(ちょくちょくやります笑)。周りから見るとどうかは知りませんが、議論はしっかり発展して理解してもらうことができ、結果良かったと確信しています。
モラルハザードを嫌って議論すらしないことの方が、罪ではないでしょうか?僕はそう思ってます。
代理店も、ベンダーも、議論や間違っていることをしっかり言ってくれる担当の方には本当に好印象を抱きます。
3.我慢しないで、つまらないと言おう。
最後は、我慢の話。
- すべからく我慢しないと成長できない?
- 仕事はどれもはじめからつまらない?
- その環境に馴染めなかったらどの環境でも馴染めない?
僕はそうは思いません。
もちろん、目的のある我慢はしてください。でもわけもわからず我慢するのであれば、なぜ我慢をする必要があるのかを認識してから我慢してください。わからないのならば、周りの有識者に聞いてください。
この記事とかわかりやすいです。
「社会人=理不尽にも耐えなければいけない」という誤った常識 | サイボウズ式
納得出来ない仕事があったら、精神病むまで我慢しないで、思いっきり上司や先輩のせいにして、喧嘩スタイルでバチバチやってやればいいのです。
ただ、人のせいにして喧嘩しろと言っているのではなく『自ら環境を改善する努力は惜しまずしてみてください』ということです。
我慢を美学として環境を変える努力をしない言い訳にしないでください。
イヤイヤやっていた我慢していたことが、話してみたら実はあなたに頼んだ意味があることかもしれません。
新しい環境へ飛び込む皆さんへ。
この文章、無責任に書いているのではなく僕もつい一年前にした転職の経験から書いています。
転職当初は精神的にキツイ期間があって本当にしんどかったですが、
- 快楽主義的な発想で熱意を持って。
- モラルハザードを恐れず議論する。
- 仕事の意義を自ら見出す努力をする。
という感じで仕事に取り組んでいたら、病むことなくなんとなく馴染みました。
まとめると、結局自分で、意思を持って、自発的に動けってことに尽きるんですよね。
最後に、補足。
ただ、なんでもなんでも快楽主義でいればいいかというと、会社によって全然文化が違うので、許容してもらえず失敗してハブられる可能性が多々あります。自己責任でお願いします。笑
なんか刹那的なスタイルに感じるかもしれませんが、本当に明日死ぬかもしれないので実は本質的には追及すべき生き方なのではないでしょうか?
桜に引き続き、共感してくれる方と全く共感できない方、二極化しそうな内容ですが、書いてみました。
それでは、んちゃ。