男性育休、取ります。男性が育休を取る理由と、取りにくい根本的理由。
そろそろ二人目が産まれます。
どうも、fkdです。
二人目の子ども、次女がそろそろ産まれます。予定は2017年11月くらいです。
以前のエントリーでも書きましたが、うちは不妊治療したりして2人とも苦労して出来た子なので、本当に今から待ち遠しいです。
僕は娘が産まれてから子育て好きになったので一人目は育休を積極的にとらなかったのですが、今回はがっつり休もうと思ってます。
そこで出てくるのが『育休取るか取らないか問題』。最近、よく色々な記事で見ます。
京大の男性准教授が育休を取って知った“後悔”とは〈dot.〉 (AERA dot.) - Yahoo!ニュース
今回は、男性が育休を取ることについて、自論を書いてみます。
#ちなみに、僕は11月にちょっと育休もらう予定です。
どうぞどうぞ。
男性が育休申請をする理由。
男性が育休を取る。日本、こと大企業においては、未だ根付いていない文化です。
僕は会社でも子育てする方だと思いますが、それでも育休申請には心理的ハードルがあります。いくつかの理由があります。
代表的なのが、『有給じゃだめなのか?』という問いをされがちという点。
育休の場合、うちの会社は10日以内であれば有給扱いになるという大変ありがたい制度があります。僕もこの制度を有難く活用させていただいたのですが、これがかえって周りからの目が気になる要因になりがちです。
「有給扱いになるから使うんでしょ?」なんて思われたらたまったもんじゃないですから。でも、当たり前ですが、きちんと理由がありますよ。
- 入退院前後の上の娘の世話
- 妻の入退院の準備
- 出産立ち会い
- 新生児の世話の手伝い
- 奥さんのサポート
など、出産前後はやることは多いです。もちろん親に頼ればいいんでしょうが、自分でやれればやるべきです。親だって大変ですから。
男性が育休をとる理由。それは、自分で奥さんの出産前後をサポートするためです。
しかし、これが余りにも理解されていない。男性育休は、何をやるのかわからない。それが男性育休が推進されない一番の理由なのではないでしょうか。
白い目で見られるなら給料なんて要らないとも思います。欲しいですけど。
さらに、男性育休制度が整っているようで整っていない。
ありがたいことに、上司も会社の理解もあり、男性育休に対する風当たりはとても弱くなり、今回も快く受け入れて頂きました。
しかし、育休制度自体が女性向けに作られているせいか、男性にとっては申請手続きが次のハードルになります。
例えば、出産予定日がずれた時の対応が謎。予定が早まる時、逆に遅れる時なんて当たり前にありますが、その前後1週間はある程度ずらしやすいように考慮されていると嬉しいです。
あと、育休申請を数週間前までに前もってやるとかも謎。もちろん、稼働の管理は必要ですから、前もって上司やチームと握っておく必要はありますが、当然に臨機応変に対応すべきですから男性育休の申請なんて後からでいいはずです。
解決策としては、女性育休と男性育休の定義を分けて欲しいです。
出産当事者と出産サポートは全然違いますから、育休の目的も制度のあり方も当然に変えるべきです。女性は、直前に出社しているわけがないのですから、制度を分けないとおかしなことになります。
男性が育休取りにくいのは、文化のせいもあるけど、こういう細かな配慮がないからなのかなぁなんて思いました。
育休、楽しみです。
間違いなく二人目が産まれたら大変になりますけど、一度きりの人生、育休をとれるタイミングなんて二度とないかもしれないので精一杯楽しみたいと思います。
育休中にも記事書きたいと思いますので、ぜひ男性育休を取りたいと思っている方は楽しみにしてください。
それでは、んちゃ。