FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

マーケターには「イシューレイジング」が必要な理由。

イシューレイジングしたい!!

ブログを始めてかれこれ数ヶ月。

書きたいこと書いているので別にテーマも『マーケティング+雑記』というざっくりな感じですけど、以下の記事にでてくる『イシューレイジング』という言葉を聞いて「これぞ!」と思ったので書いてみます。

あと、マーケターとして、必要なスキルだとも思いますので、今回はまとめてみます。

まず、イシューレイジングとは。

まずはイシューレイジングって何か、記事を引用しつつご紹介します。

www.advertimes.com

僕は記事を書いて発信するメディアを、これはNPO業界の言葉ですけど、「イシューレイジング」のツールとして捉えています。よく寄付を集めることをファンドレイジングと言いますが、「イシューレイジング」というのは、そのイシュー=テーマを世の中に認知してもらうということ。

自分にとっては既知の情報で、自分にとっては当たり前の視点だとしても、ある人にとっては未知のことで、新たな視点が得られることがあります。

「イシュー」を改めて取り上げ、わかりやすく、場合によっては面白く伝え、議論のテーマへと「レイジング」させる。

このイシューレイジングこそ、僕がブログや転職先でやりたいことであり、マーケターに必要なことです。

マーケティングにおけるイシューレイジングは、まあ普通。

基本的に、商品やサービスは世の中にある不具合があったり、不親切であったり、不満があるモノゴトを解決されるために作られたり、改善させるために作られます。

それらを売るためには、当たり前ですがなぜ必要なのかを理解してもらわなければなりません。

サービスを作るにしても、あるサービスをプロモーションするにしても、潜在的に』不満があること、もしくは商品やサービスを持つと『実は』幸せになるという「イシュー化」からはじまります。

これ、普通にやっているマーケターが多いと思います。そもそもマーケティングの本質だったりしますからね。

マーケターにとっては、社内のイシューレイジングが難しい。

しかし、『社内』だとびっくりするくらい世間のイシューが理解されない、イシューレイジングができないことが多いです。 そしてそれは、新たな施策に取り組めない原因となりがちです。

というのも、大企業になればなるほど、もしくは勢いがあればあるほど、臭い所に蓋をしがちになるし、顕在化していたイシューも時間とともにどんどん埋もれていくからです。

イシューレイジングのやり方。

一般的なイシューレイジングの流れですが、

  1. 自社の商品やサービスで、ユーザーにとって足りていない視点(うまく伝わっていない長所)を洗い出す。
  2. なぜ足りてない(伝わっていない)のかのASISと、足りる(伝わる)とこんないいことがあるというTOBEを整理する。
  3. そのGAPに対し、適切なアプローチを考える。
  4. 考えたアプローチを、今までを否定しないようにしつつ、とにかく面白く伝える。

こんな感じです。

これ、3までは基本的なので当たり前に見えますが、肝心の4、レイジング工程が雑だとうまくいかないです。

1でせっかくいいイシューがあっても、正論を淡々と伝えられると

  • 「今までの自分や文化や歴史自体を否定した」と怒り出す
  • 逆に、自分事にならず重要性が伝わらず「ポカーーーーーン(゜д゜)」となる
  • 「どうせ自分や当社は…」と拗ねる

と言った感じで、むしろ嫌な思いをさせてしまい施策ができなくなってしまうのです。

これ、ほんとまじでそうなんです。そう、まるで駄々をこねる子どものように。

レイジングはまるで、子どもを諭すようにしよう。

では、どうやってイシューレイジングをするのかというと、

  • 『出来ていない』という正論ではなく『出来るとさらに良くなる』という伝え方にする。
  • 出来るのに何故やらないのか?というところを徹底的に追求する。
  • 市場動向を数字ではなく『時代劇のようなストーリー』で話す。
  • とにかく熱意をもって語る

などなど、ドラマチックに、そしてまるで子どもに教えるかのようにレイジングしましょう。

誰だって、やったらいいことはやりたいに決まってます。しかし、教えられ方や伝えられ方によっては、その気持ちはすぐに萎んでしまいます。

『自分事にする』『自己肯定感を損なわせない』『ちょっといいな、と思わせる』。これが大事です。

イシューをレイジングすることはとても貴重で柔らかいこと。とにかく優しく、熱意を持って丁寧に伝えれば、イシューは必ず伝わります。

みなさん、社内資料をつくるとき、子どもに伝えるように作ってみたことありますか? 

ぜひ、この記事を参考に、イシューレイジングを一つしてみてください。僕も改めてやってみます。

常にイシューレイジングしなければならない。

僕は仕事をしているからには、自分ならではの考えを持ち、いまの環境がいかによくないかをわかりやすくまとめ、それを改善する施策を常に考えています。

コンテンツマーケティングだって、イシューレイジングするためにやっています。

結局は売るためですが、もっと便利に、よくなることをユーザー教えているだけというスタンスです。

僕がコンテンツSEOしかやらないのにコンテンツマーケティングと言っている輩が嫌いなのは、イシューレイジングの考えなくSEOのこばかり考えているのが嫌いだから、と整理できます。

マーケターよ、いつもいつでも、イシューレイジングするのだ!

それでは、んちゃ。

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