FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

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WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

『コーヒー豆は果物』って知ってますか。知らないあなたはコーヒーの旨さの2%しか知らないかもしれない。

コーヒー豆は果物!(※)

さて今回は、僕が愛してやまないコーヒーのことを少し熱苦しく書きます。

さて、いきなりぶっ込みますが、

みなさん、『コーヒー豆って果物』だって認識はありますか?

川島なお美さん談『ワインは血液』的な言い方してますが、まじでコーヒー豆って、果物なんですよ。果実。

※ちなみに、本当に正確にいうと果実でも野菜でもなくて「コーヒー豆」という分類らしいです。ただ、木になり、果実があり、とほぼ果実っぽいので、この記事では果物と言い切って話を進めます。

コーヒー豆 - Wikipedia

コーヒーの花と実|AGF

鮮度によって味は圧倒的に変わる。

コーヒー豆は果物だから、鮮度が落ちると味や香りは圧倒的に落ちるんです。でも、全然この認識がないんですよねーーーー。

りんごだってぶどうだって、腐ったら不味いし食べないのに、コーヒー豆は腐っても関係ない。

硬くて乾燥してるから、鮮度は考える必要がない。そんな認識なのでしょうか。

鮮度が高い豆から淹れるコーヒーと古い豆から淹れるコーヒーは、炊きたてのご飯と釜に入れっぱなしのカピカピのご飯、イチローニッチローくらい違います。

缶コーヒーが、コーヒーだと思われている文化がある。

缶コーヒーってみんなメチャ飲みますよね。

しかし缶コーヒーをなんの違和感も無く、きちんと淹れたコーヒーと比較することなく、『旨い』と飲み続けているというのは、少し勿体ないなぁと思います。

『僕はコーヒーがのめない』というマンガがあります。

作品詳細『僕はコーヒーがのめない』 | ビッグコミックスピリッツ公式サイト -スピネット-

主人公は外でコーヒーを飲まないのですが、理由は『自分やプロが淹れる以外の、街で飲むコーヒーが不味いから』という逆の理由。

そんな極端にコーヒー好きな主人公がコーヒーの世界を紹介するマンガです。

僕もこの主人公まではいかないですが、お金を出してまで美味しくないコーヒーを飲むのは嫌だと、同感する場面があります。

缶コーヒーは、大量生産かつ保存を効かせるのが大命題なので、味が上がってるとはいえ結構な量の香料も保存料も入っているのが現状です。

批判を覚悟で乱暴に言うと、缶詰のみかんを食べて、みかんを語るようなものだと思います。もしくは、イチローを語る際、ニッチローで語ってしまうものです。違うか。

本当は豊潤・フルーティーなのに、苦味や渋みを楽しむものになっている。

本当のコーヒーの味って、果実味が溢れびっくりするくらいフルーティーなんです。もしくは、チョコのように甘味や旨みが豊潤。

しかし、コーヒーは『苦かったり、渋かったりすると旨い』とする謎の文化があります。

例えば、自分でお湯を注ぐタイプのパックドリップコーヒーのパッケージには、こんな注意書きがあります。

【味が薄い場合は、浸しておくと香りや味が濃くなります】

これ、コーヒー的には明らかに間違いなんですが、びっくりするくらい色々なパックドリップコーヒーに書いてあるんですよ。。

浸したとて、香りや味は濃くなりません。しかし確かに、渋みや苦味は出ます。ユーザーニーズには、応えるのでしょう。

お茶は知られてるのに、コーヒーには適応されない。

ちょっとマニアックな話をあえてします。

コーヒーの本来の豆の味を最大限出すためには、様々な要素があります。(下記は一部、豆の種類やクオリティや選別や洗い方などは割愛)

  • 鮮度
  • 煎り方
  • 挽き方
  • 抽出スピード
  • 温度
  • 抽出に適切な量

これらが全てうまくいかないと、味も香りも出ず、薄かったり、ただ苦かったりというコーヒーになってしまいます。

薄いと思って豆を浸しても、最後に出てくるのは大体雑味のみです。はじめから、旨みを好みの濃さで出すように煎れないとダメなんです。

これ、煎茶や紅茶を淹れる時はみんな知っていると思います。茶葉に浸しすぎは苦いし美味しくない、と。

しかし、ことコーヒーとなると、この考え方はびっくりするくらい消え失せるのです。なぜなんでしょうか。

TIPS 豆の保存状態について。

コーヒー豆はかなりデリケートなので、冷蔵・冷凍しないと酸化して鮮度はすぐ落ちます。挽いてあれば表面積が広がりますから、余計鮮度を保つのは困難です。

カルディ等では豆は煎られてからストックされて、店頭もしくはバックヤードに長い時間真空ではない状態で保管されている場合があります。

その場合、どんなにいい豆だとしても、鮮度が低いので苦味、渋みが強くなります。どんなに高級な果物を買っても、保存が悪ければ味は落ちますよね。それと全く同じです。

購入時や保存時は、ちょっと鮮度に気をかけてください。

とはいえ、自分で淹れるのはかなり大変。

僕は、好きな豆を、好きな焙煎で、好きな温度で淹れているのですが、そんな手間をかけて淹れる人は稀有なので語りません。語り出すと、引かれます。笑

しかし最近は特定のスタバでも、スペシャリティコーヒーが飲めたり、駅にハンドドリップのコーヒー店が出来たりしていて、コーヒーの鮮度や淹れ方にこだわり本当のコーヒーの味を追求するという文化はかなり進んできていると思います。

ドリップマニア|ハンドドリップコーヒー

気軽に味と香り高いコーヒーが飲めるので、値段は張りますがぜひ1度試してみてください。(店員や豆の状態で差が出てしまうのが難点ですが…。)

 

あ、あと誤解されると嫌なので補足しますが、缶コーヒーもパックドリップコーヒーも僕はよく飲みます。あくまで本当のコーヒーの味を楽しむ時と手軽に飲む時はTPOなので。あとニッチローも好きです。

みなさんのコーヒーライフがよりリッチになればと思い書いてみました。

それでは、んちゃ。

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