FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

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WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

男心はライオン心。『男心のスイッチを入れる男性コンテンツマーケティング』セミナー参加レポート。

男心、単純すぎる。

どうも、fkdです。

昨日はオトナ女子について約4,000文字の長編を書きましたが、今回たまたま男心のセミナーに参加してきましたので、参加レポートさせていただきます。

宣伝会議 - 男心のスイッチを入れる男性コンテンツマーケティング

参考:オトナ女子を12種類に徹底分解。これを読んだらオトナ女子がわかる。 by LOCARI(Wondershake) - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

悲しいかな、驚異的に男心は単純で、なんとこの記事2,000文字未満と、女性記事の2分の1にも満たないです。。

それでは、どうぞどうぞ。

男心≒『モテたい』

一部では、JION(ジオン)という男性向けメディアの成井さんから事例を交えたお話がありました。

要は男心は、女性からの視点や女性が求めるというストーリーが重要、つまり『モテたい』という一言でまとまるようでした。笑

男って、買う理由が無いと買わない脳の構造になっています。買う理由の最たるものかつシンプルなもの、それがモテる、です。

モテる要素を細分化すると、

  1. デキる男に思われたい
  2. すべりたくない
  3. ハゲたくない
  4. オシャレ、かっこいいと思われたい
  5. 精力つけたい
  6. 筋肉つけたい

という6点のどれかにフィットするようなコンテンツ作りが成功事例として出ていました。

昔と変わって来たのは、

  • 匂いや肌など昔こだわっていなかったパーソナルケアまでこだわるようになった
  • 美容意識が一般的になった(40代で10年くらい前に比べて美容意識が高まった人が3割くらい増えた)

という2点。はっきり言って、昔よりモテたい意識が高まっている気がします。ただし、ただモテたいのではなく、スマートにもてたいという感じはありそうです。

男心、以上。笑

年代によっても、同じ年代の中でも、変わらない。

年代に関わらず、男性というセグメントで大枠まとめてよさそうです。

もちろん、年代によって訴求すべきポイントは微妙なズレがあるものの、根本にあるところは変わらないです。

『男性を細かくクラスター分けをしているか』という質問を二部の最後にさせてもらったのですが、商品のターゲット層に丸っとした訴求をしているとのことで、オトナ女子にM2の中で細分化しているような事例はないとのことでした。

つまり、クラスター分類は必要無しということです。やはりというか、まじかというか。。

男心はライオン心。ライオン心は動かしにくい。

続いて、二部で豪華絢爛なメンバーでのパネルディスカッションがありました。

  • LEXUSのマネージャー沖野氏
  • AXE ブランドマネージャーの前納氏
  • Panasonic メンズシェーバー担当の陣内氏

と、男心を日々考えている、日本で有数のブランドマネージャーが勢揃いしていました。すごい。

みなさんのお話、本当に興味深かったのですが、この中でAXE前納氏の話が興味深かったのでこの記事ではピックアップして書きます。

前納氏:男性はライオンのように『本能的』『誇り高い』『忠誠心』が強い。大局から考え、実(実利)のあるもの、かつ誇りを奮い立たされるものでないと食いつかないため、とにかくわかりにくい。モテる以外は反応がわかりにくいとも言える。

前述の通り、男は買う理由がないと動きません。脳がそういう風に出来ているからです。だから、使い始めるとなかなか変わらない。なぜなら、良いと思うと次を探す手間や理由を探すのが面倒だから。

そして、圧倒的な機能を打ち出しても、その裏のストーリーが無いと誇りが動かない。

『とにかく男性を動かすのは難しい』と各マーケターが口を揃えておっしゃっていました。

男心はライオンに例えられたのが本当に秀逸だと思います。

ライオンって、実はほとんど寝ているんですよね。体を動かすのが大変で、狩りが失敗すると仲間内の評価も下がるので、本当に実利のある時しか動かない。

沖野氏、陣内氏も様々な調査やマーケティング手法を駆使し、とにかく何に食いつくのかがわかりにくいので、餌を投げ続け、潜在意識に訴えかけるマーケティングが重要ということでした。 とくに、デプスインタビューは一対一でやらないと何も聞き出せないというのは印象に残りました。

男心はライオン心。ライオン心は、動かない。

(「・ω・)「ガオー

嗚呼、男心。

僕も一応男なので、話を聞いていてちょっと悲しくなったのですが、笑 非常に参考になりました。

僕は比較的女性寄りの考え方なのでそんなにモテたいは強くないですが、でも仕事や育児を頑張って異性から褒められるのは嬉しいです。

いつも男性向けのマーケティングを考える時、何を考えているのか分からず苦労していて、『モテたい』に逃げるのは癪に障るので避けていたのですが、やっぱりそこは外せないということですね。

ただ、とにかくモテたい、ではなくストーリーを意識する。これは間違えてはいけません。

帰りの電車で胸が豊満で少し露出が多い女性のソコを、5歳くらいの男の子が凝視していて改めてそう思った帰り道です。。

それでは、んちゃ。

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