FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

Web広告担当として目指す『結果の追求』と『More fun!!!More amazing!!!』

Web広告担当になった僕です。

どうも、fkdです。

ちょい前のエントリーにちらっと書いたのですが、2018年度からWeb広告運用のメイン担当にならせていただきました。

一生懸命やってきたし、そうなるように動いてきたので成り行きな訳では無い(はず 笑)。しかし、転職した時、実はWebの広告宣伝担当になりたかったので本当にありがたいと共に『自分はもってるなぁ』と思います。笑

 一昔に比べてWeb広告の地位は遥かに向上し、もはやテレビと同じくらいの重要度で語られる(もしくはそれ以上)ようになってきていますので、こんなに大きな企業のメイン担当になれるなんて名誉なことです。

しかしながら、Web広告の運用というのは華やかな印象とは裏腹に、とにかく地味。綿密な計画と心の折れそうな細かい作業こそが重要です。

そこで、初心を忘れぬよう所信表明をしたいのと、代理店さんにも僕の想いをお伝えしやすいようにブログにしたためておきます。(割と普通の内容かもしれないっす)

2つに分けて書きます。

  1. 結果の追求。
  2. More fun!!!More amazing!!!

どうぞどうぞ。

1.結果の追求。

うちのWeb広告は、元々運用方針が『クリック偏重』でした。マーケティングとしてはクリックから先、もしくはクリックより前が大事なので、不十分だったと思います。

世の中のWeb広告はというと、少し前までは『CPA偏重』でとにかく獲得効率最大化でしたよね。しかし、それだけだとリーチできる総数が少なくなり、獲得が頭打ちになってしまうことになります。

そこで、いまどきは統合的なマーケティングで、間接効果も可視化した上で、きちんと認知施策もバランス良く配分していく流れになっています。

うちの場合はまず獲得最大化すら手付かずだったので、コンバージョン視点を入れコンバージョンの最大化をしつつも、認知も含めたトータルファネルでのマーケティングを実施しようと考えています。

そのための4つのキーワード。
  1. All for conversion:とにかく全ての施策でコンバージョンを意識する。(コンバージョン寄りの広告をやればいいというわけではない。)
  2. scenario delivery:全ての施策を点ではなく線で計画する。これは絶対的にやる。
  3. Visualize the effect:全ての施策をビジュアライズする。(ただし、ビジュアライズできなくても魅力的な施策は、なるべく擬似的にビジュアライズする。)
  4. Fast PDCA:上記を高速で回せる体制を作る。ツール、コンサル、人員配置含め。

という4つのキーワードでWeb広告をやります。当たり前のようですが、油断すると忘れがちなポイントですし、忘れなければきっといい結果が待ってるような気がします。

やりすぎないことも意識。

ちなみに、やらないことの定義も重要ですので何個か書きます。

1.『統合的なマーケティング』はそこそこに

マスもデジタルも、オフラインもオンラインも含めたマーケティングまで一緒くたに行くのは時期尚早甚だしいので、今期はそこまで行く気は無いです。もちろん意識はしますが。

2.効果の見える化を追求しすぎない

見える化ばかり気にすると、効果の測りにくいメニューでチャレンジしにくくなります。そして、ビュースルーコンバージョンをいくら増やしたとて、コンバージョン総数が増えなければ何の意味もないです。効果はそこそこの精緻さでよいと定義します。

3.PDCAは完璧なダッシュボードでまわる訳では無い。

もうひとつ、僕はちょっと頭でっかちになっていたような気もしていたのがダッシュボード。PDCAのときに絶対完璧なダッシュボードが必要なものだと思い込んでめちゃ調査していたのですが、(もちろん最低限は必要なのですが)うちのPDCA頻度とレベルだとハイスペックは要らないことに気づきました。

レベルとタイミング、つまり身の丈にあったものにしなければ、と思います。(とはいえダッシュボードはきちんとつくりますよ。)

2.More fun!!!More amazing!!!

さて、2点目。これがめちゃ大事というか、僕が担当であるうちは絶対に追求するところ。

結果を追い求めることばかりしてしまうと、途端に広告は『広告らしく』なってしまうと思います。言い換えると、サービス訴求に終始することになってクリエイティブに面白みがなくなる。

もちろん、企業の広告は、企業が儲かるために出稿するので当然にあるべき姿です。しかし、それだけではリーチできる層が限られてしまうし、何よりユーザーも、運用代理店も、僕自身もつまらないです。

デジタルだからこそできる豊かな表現とピンポイントなターゲティングをフル活用すれば、一部の世界にだけど、変化を起こせると信じています。

そして、Web広告の世界は日進月歩で進化と退化を繰り返す世界です。だからこそ、常に新しいことにチャレンジする余剰は必要です。

この『More fun!!!More amazing!!!』のために、約2割弱のリソースを割こうと考えています。『この会社の広告、なんか変わったな。』とふと呟かれる数が、僕の裏KPIです。

2018年度は、粘り強く改革をしていく年。

さて、やりたい方針を書いていきましたが、まだ職務を引き継いだ直後かつ、これから粛々と準備をして、出稿していかなければいけません。

 

冒頭書いたように、Web広告はとにかく地味な部分をしっかりやっていくことが重要ですし、すぐに結果が出ない部分も多いです。おそらく、2018年度はKPI達成は困難で試行錯誤の連発でしょう。2019年度も含めての一大プロジェクトと認識しています。

このプロジェクトでどこかのセミナーに登壇したろうかな、なんて思ってたりしてます。笑

 『なんか、変わったな。』何回も言われたい。ほんまに。

粘り強く取り組んでいこうと思いますので、ぜひこのブログを読んでいただいてるベンダーや代理店の方、マーケターの方などなど、ぜひアドバイスや御協力くださいませ~。

それでは、んちゃ。

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