FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

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WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

『自分探し』じゃなくて『自分捨て』をしよう。

どうも、fkdです。

ちょっと今回は久しぶりにコラム書きます。

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悩んだら、『本当の自分ってなんだろう、自分探しの旅に出る』とか言う人がいる。そんなことを聞くと、いつも思う。自分を探したところで、その先になにがあるのか、と。

そもそも、自分探しで自分とやらが見つかることは、まずない。ということについて、書いてみる。

友人知人には、自分より優れているところが必ずある

僕は『自分らしさがなんぼのもんじゃい』と思う。もちろん、自分は好きだし、友人知人より優れているところもたくさんあると自負している。総合的には楽しい人間だと思い込んでいる。

 

しかしながら、気心が少しでもしれた友人知人は、大抵僕より優れているところが少なくともひとつ以上は間違いなくある。だから、そこについては自分らしさなんてさっさと捨てて、貪欲に吸収したいと思う。

 

みなさんも間違いなくそうだ。あなたの友人知人があなたより優れているところは、少なくともひとつ以上は間違いなくある。だから、その点においては、“あなたが思うあなたらしさ”など、はっきり言ってあまり価値のないものだから、さっさと捨ててしまうべきだ。

あなたらしさは、あなた自身は享受できない

友人知人があなたのいいところを見つけ、参考にし、取り入れる。『あなたって、こんなところがあなたらしくていいね。』という言葉にこそ、あなたらしさが存在している。

自分で自分はここが優れている!と思うのはいいのだが、ここが自分らしい!と思っても、他人がそう思ってなければ、頭の中にあるだけの空想だ。

 

あなたらしさは、あなた以外の友人知人しか享受できない。だから、自分探しの旅に行った瞬間、それは成立していない。インドに行ったって、山に登ったって、そこにあなたらしさを享受してくれる友人知人はいないからだ。

 

逆もまた然り。あなたがあなたらしさを捨てて、友人知人のいいところを自分に取り入れた瞬間、その“友人知人らしさ”を享受する。自分捨ては、誰かにとっての自分探しになっている。

人間らしさと自分らしさも、違う

もちろん、どうしても譲れないところは守るべきだ。誰にだって不可侵な領域はあるし、何でもかんでも自分を捨てればいいということではない。友人知人より優れていると思うところは死守しなきゃいけない。

ただ、挨拶をきちんとするとか、犯罪はしないとか、人間的に必要な行為は論外。それは自分らしさではなくて、人間らしさだ。自分らしさと、人間らしさを、混同してはいけない。人間らしさは、当然に備えよう。

自分捨ては、生かすこと。

僕は今日も自分捨てをするつもりだ。捨てることは、自分と他人を生かすことだから。

こう考えると理想の自分とは、『少しの自分と、多くの他人』で出来ているのだと思う。自分らしさは、自分の中にあるのではなく、外に存在しているのだろう。

 

自分探しの旅なんてやめて、まずは自分捨てからやりましょ、という話でした。

それでは、んちゃ。

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