褒めることは、感謝すること。もっと子どもを褒めましょう!
褒められて育った子は、褒め上手?
今回は、子育ての話。
常に子育てしていると迷うことだらけなのですが、
「子どもを褒めて育てるか、褒めすぎないでおくか。」
ということに関して、みなさんも迷った経験があるのではないでしょうか。
こんな記事がありました。
うちもこの記事の方(サガミさん)と同じように、怒るところはガツンと怒りつつ、褒めまくりで育てているのですごく共感します。
なので、実体験交えて肯定してみます。
記事にも書いてあるとおり、うちの娘も褒めまくっている結果、
- 自己肯定感が育っているみたいで、リーダーシップを取れる。
- 次も頑張ろう!とやる気が出るようで、どんどんチャレンジする。
- 他の人も褒められるようになる。親はもちろん、友達もよく褒めてて気持ちいい。
- 喜怒哀楽がはっきりする。
といった感じで、いいことをしたら褒めてあげることは、間違ってないんだなあと実感してます。(本人の資質によるところもありますが)
なので、褒められて育った子は褒め上手、というのは正しいのではないでしょうか。
『褒め溜め』はできない。
さて、少し話を変えます。
普段は褒めないで、いざというときにメチャ褒める!というのを『褒め溜め』と定義します。
褒め溜め、してる人いませんか?
子どもは今、まさに今しているその行為を褒めて欲しいんです。
その行為が褒めてもらえなかった場合、別の行為で褒めてもらっても、褒められなかった記憶は更新されません。
過去の行為を褒めても、忘れてます。結局、褒められなかった記憶だけ残るのです。
褒め溜めなんて、できませんよ。一部の記憶力が非常にあるお子さんは別かもしれませんが。
褒めるのは、今、その瞬間しか出来ないのです。
褒め方は、一応あるとは思うけど自由にすればいいのでは。
ご紹介の記事にもありますし、色々な育児本にも褒め方は載ってますが、
- とにかく具体的に褒める。
- 他の人とむやみに比べない。
- 怒ったところが直ったらきちんと褒める。
などなど、技は数え切れない程あります。きっとどれも正しいです。
でも、自分が褒められて嬉しい褒め方をすればいいんじゃないでしょうか。
そして、褒めてあげられるときに心から褒めてあげれば、それだけでいいんじゃないでしょうか。
褒めるということは、感謝すること。
最後に、褒めるという行為は、上から目線ではなく、人として感謝するということだと思ってます。
やってくれてすごい!すごく助かる!嬉しい!ありがとう!!
これが、褒めることです。行為ができたことを評価することではないと思ってます。
感謝を伝える。それが褒めることだとすれば、どんどん褒めてもいいと思いませんか。
さあ、褒めまくれ!
褒められて嫌な人はあまりいません。自分も褒められると嬉しいのに、子どもを褒めないのって矛盾してます。
なので、僕は褒めることには何の葛藤も無いのが正直なところ。
僕も、もっと褒めてほしいっ!!もっとホメてくれっ!!!ふるふる(スラムダンクふくちゃん風)
それでは、んちゃ。
プリキュアアラモードの『スイーツパクト』は、ダイソー(百均)の材料で簡単に手作りできる件
はじめに断っておきますが、今回はマーケティングとびっくりするくらいかけ離れた内容です…。書きたいので書きます。笑
プリキュア、恐るべき魅力。
うちは3歳半の娘がいるのですが、例に漏れずプリキュアの魔力に取り憑かれています。
ちなみに、プリキュアアラモードはこちら。
「野菜を食べれないようじゃ、強いプリキュアになれないよ?」というと野菜もペロリ。
プリキュアの魔力、本当にすごいです。。
今回のプリキュアは『スイーツ×プリキュア』
今回は『スイーツパクト』というアイテムでスイーツなプリキュアに変身します。テクマクマヤコン的な感じで、まあ女の子は必ず憧れるであろう一品。
こんなやつです。
キラキラ☆プリキュアアラモード まぜまぜ変身!スイーツパクトDX|商品情報│キラキラ☆プリキュア アラモード│バンダイ「プリキュアおもちゃサイト」
娘も見るや否や、欲しがってました。
しかし、市場価格は5,000円くらいと意外と高価…。
さすがにホイホイ買ってあげたくもなく「誕生日プレゼントでね」って言っていたのですが、誕生日は半年後…。
娘も聞き分けはすごくいい子なので
「誕生日プレゼントでスイーツパクトもらえるのー!」
なんて健気に言っているもんですから、なんか安く作れないかな…と思って、ダイソーへと赴きました。
材料が近所のダイソーで揃えられて、簡単に作れるスイーツパクト作りを実施。
材料と腕前があればそりゃ作れますか、今回は「ど素人」が「安く」「簡単」に作ることを目標にして作ってみました。
- 全ての材料はダイソーで買う。
- 専用工具無しに、簡単に作れる。
という条件を自らに課しましたが、意外とそこそこそれっぽいのができました。
完成品はこちら。
まあそりゃ本家に比べるとへっぽこですが、娘は気に入ったようで大興奮で混ぜ混ぜしまくってます。
さて、作り方を書いてみます。
【材料はこちら。もちろん全てダイソー。】
- イヤホンコード収納ケース(イヤホンコーナーにあります)
- 軽い白の紙粘土(必ず軽いものにすること!普通のやつだと重くなっちゃいます)
- デコ用の星(大きいやつと小さいやつが両方あると良い)
- デコ用の透明な小皿(混ぜ混ぜ部分、デココーナーにあります)
- デコ用の擬似生クリーム
- 貼り付けられるフェルト(白、黄、青、緑など10色セットがあります)
- 上のパクトにつけるアクセサリー(うちは髪飾りのハートにしましたが、なんでもいいです)
- 乳児用スプーン(混ぜ混ぜ用)
- 面白消しゴム(ケーキとかマカロンとかの形してるもの)
- ケースにはまりそうな丸鏡。多少大きさは大小あってもハマるのでOK。
- 無ければ布用ボンド、粘土ベラなど。
という感じで、千円くらいと気合いがあれば作れます。
【作り方はこちら。】
〈内側〉
- イヤホンケース中面に、紙粘土を詰める(ふっくらするくらい)
- その上に混ぜ混ぜ部分、星、生クリームデコをバランス良く配置する。(結構盛り盛りにしたほうが可愛い。)
- 紙粘土が固まるのを待つ。8~12時間くらい。
- イヤホンケース中面の上に鏡を入れる。柔らかいケースなので、無理やりグッとはめ込めます。
〈外側〉
- イヤホンケース上面に、空気が入らないように丁寧に白いフェルトを貼る。
- イヤホンケース上面にデコる。ちなみに、黄色とか緑のラインはフェルトでも紙粘土でもいいです。
- また12時間くらい待つ。
- 好きなシールとか適当にデコって終わり。
かなり簡単です。時間はかかりますが、ほとんど乾燥の待ち時間です。
【ポイント。】
- 「イヤホン用収納ケース」を使うこと。
パクトっぽいケースを買って、上下を組み合わせるということはテクニカルなのでハードルが高いんですよ。
あとは、ファンデ用のケースとかも思ったんですが、形や高さがイマイチ。
その点、イヤホン用収納ケースは、開閉がチャックにはなりますが制作の手間が全くかからず、形も理想的。
画像はこちらのサイトからお借りしました。ダイソーの新商品イヤホンケースがおしゃれに変身~! | めぐらいふ
ま
- デコを思い切りよく、自由にする。
本家スイーツパクトに近づけつつ、自分のデザインにしていくこと積極的にしていきましょう。僕は娘の好きなシールをちょこちょこ貼らせてます。デコればデコるほど、賑やかで可愛くなる気がします。
あと、デコは特に生クリームが自分で絞ると思うような形にならずいびつになるのですが、それもご愛嬌。
買うより愛着が湧く、かも。
今回は娘と一緒に作りました。
娘も自分で粘土詰めたり、シール貼ったり、そしてすぐ壊れたりしてその度修理してあげてるので、他のおもちゃより愛着湧いているようです。
もちろん買ってあげてもいいんですが、こういう遊び方もいいですよね。
あ、誕生日にはきちんとしたパクト買ってあげる予定です、飽きてなければ…。
世の中のプリキュア好きな娘を持つお父さん、ぜひ作ってみてください。楽しいですよ。
それでは、んちゃ。
共働き夫婦に告ぐ、夫婦の財布(口座)は一緒にすべきである。
今回はマーケティングと全然関係ない「共働き夫婦でのお財布管理の話」です。
ちょっと書きたくなったのでお付き合いください。
共働きの方、夫婦でのお財布はどうしていますか?
共働き夫婦でのお財布の管理。
ここ、結構悩む方多いのではないでしょうか。
- 一緒にする
- 別々に管理して必要経費を折半する
という二択ですが、私の周りだと結構「2.別々管理」の家が多い(というか1の家はうち以外聞いたことが無い)です。
しかし得てして、下記の記事の様な不満が聞こえてきます。(まあこの方は共働きでもないのに公開されてないという最悪のケースですが。。)
夫は自身の収入を明かさず、夫自身が支払っているのは家賃と光熱費のみとのこと。
(上記記事より。)
お金の管理は各家庭、各価値観の元やっているので否定する気はないですが、
- それぞれの給与額を明かさない
- それぞれが必要な分を家庭にお金を入れる
というシステムは女性不利というか、男性が有利だと思うところがあります。男性女性が逆転している家庭もたくさんあるので言い換えると、
【稼いでいる方は有利、家庭を守っているほうが不利】
ということ。
※もちろん完全に分担しているとか、偏り無く価値観の相違も全く無い家庭についてはスルーしてください。今回の話はあくまで偏りが出る家庭のケースです。
次に、その理由を書きます。
どうしても女性の取り分が減る。
子どもがいない家庭もたくさんありますが、わかりやすいので子どもが生まれたケースを書きます。
女性は子どもが生まれれば産休もありますし、子育ての多くを担う割合はどうしても女性が多くなるケースが大半です。
すると、はじめは女性の方が貯蓄や稼ぎが多かったとしても、男性の方が徐々に手にするお金が多くなるのは必然です。
家庭を守る時間に給料はつきません。
しかし、家庭を守ってくれるお陰で稼いでいるのですから、一人ひとりの稼ぎは二人の稼ぎとして定義すべきだと思うのです。
たくさん働ける方は必要経費だけ払えば自由に使えるのに、家庭を守っている方はもらったお金の中でやりくりするのってありえなくないですか?
リスペクトがないし、大事にしてるとは思えないです。
財布を一緒にするメリットとデメリットをまとめてみる
うちは共働きで、完全に財布を一緒にしてるので、もはや『この金はどっちの金?』ということがわかりません。しかし、これで揉めたことはなくストレスなく過ごせてますし、お金も順調に貯まってます。
しかしもちろん、メリットとデメリットありますので、まとめてみます。
財布を一緒にするデメリット
まず、デメリットからまとめます。
- はじめお互いの貯金を一緒にするとき、お互いの貯金額に必ず偏りが出るので、不平等感が出る。ここがハードル高い。
- 何を買ったか、いつ下ろしたかがオープンになる。
- どっちかがしっかり管理しないと破綻する。
「1」が嫌というより、「2」が嫌な人が多いのかもしれません。こそこそ好きなものが買えなくなる、自分で使えるお金が少なくなるということですからね。
しかし、こそこそ買えなくもないですよ。だって、ATMで現金下ろしたら、何買ったかわかりませんから。それに、大きい買い物する時は、必ず話し合いましょう。
それだけですよ。あと、上記のとおり「自分のお金を確保したいから」っていうスタンスが疑問なところがあります。
「3」は、デメリットというかコツなのですが、管理者を決めないとあっという間にお金無くなります。例えば、お金を下ろす人は一人にするとかしないと、お金が沢山あると思って散財してしまうかもしれません。
うちは僕が完全に管理してますが、奥さんは全く散財しないので自由に下ろせるようにしてます。
デメリットは、はじめに覚悟を決めるだけで解決することばかりです。
財布を一緒にするメリット
次に、メリットをまとめてみます。
- お金の管理がとにかく楽。
- 資産運用という考えが生まれる。
- 稼ぎの偏りによる不公平感がない。
- どっちが何を払うとかいちいち話し合う手間が無い。
- 家庭としての一体感が生まれる。
はっきり言ってメリットだらけです。
管理が楽、ケンカもない、家庭としての一体感が生まれるといった感じ。
そして、「2」がでかいです。2人で頑張ったお金をどう運用して効率的に使うのか、ということができるようになります。この記事にも同じことが書いてありました。
いまは一緒にする必要はない、という罠。
記載したとおり、価値観はそれぞれであって財布を一緒にするのはもってのほか、なんて方もたくさんいると思います。それに、お互い稼ぎがかなりあって、不満がないならいいです。あとは、子どもがいないとか、独立しあっているとかは今回の話は全く関係ないので流してください。
しかし、片方に子育ての負担が多くかかってるとか、仕事以外にかなり時間を使う必要が出てきたなら、財布を一緒することも検討してみてください。
「いまはいいから財布は一緒にしない。」
その考えは捨ててください。家庭のことをしていたら、その分稼ぎは減ります。
その間に、家庭のウェイトが低い方の給料は、あがりますよ。
最後に、長期的視点で片方が損をする可能性があるなら、得をする人が財布を一緒にすることを提案すべき。
うちは、実は奥さんのほうが貯金がはるかに多く貯金を一緒にするときは多分いやな思いをしたはずです。
しかし、上記の考えを伝えて強引にでも財布を一緒にしました。
今は僕のほうが稼ぎは多いのでもう当初の貯金分はチャラになってますから、奥さんはきっといい気持ちでお金を一緒にできているはずです。
どうしても、稼いでいない方は後ろめたさを感じてしまい、言い出せる内容ではないですから、長期的に稼ぐ可能性が多いほうが提案せざるを得ませんよね。
ちょっと価値観に触る話でテーマ的にも答えがなく難しい内容なので共感していただける方は少ないかもしれませんが、書いてみました。
それでは、んちゃ。
大人になるって、何だろう?子育てで日々後悔をしながら、思うこと。それと、宣伝。
今回のテーマは、「大人になるって何だろう?」です。
このテーマでここ何ヶ月もコンテンツを作っていて、作りながら自分でも考えていたので文章化してみたというのが今回の記事です。
『大人になるって何だろう?』。みなさん、これ、考えたことありますか?考えてみるとちょっと面白いですよ。
ちなみに私の場合、あくまで子育てしながら思った『大人』ですので、大人の定義も全然その人、その時々で変わりますから、みなさんにとっての『大人になるって何だろう?』を考えながら読んでみてください。
最後に宣伝もさせてもらってます。
さて、私にとっての子育てをしながら思った「大人になるって何だろう?」。少しお付き合いください。
子育てをしていると、いくつもの瞬間で後悔し、大人になれないと思う。
「あぁ、もっとあの時こうしておけばよかった。」
子育てをしていると日々、誰もが陥るジレンマではないでしょうか。
- 理不尽な怒り方をしてしまったり、
- 子どもが体調崩す前に予兆を感じ取れなかったり、
- 絵本をうまく読んであげられなかったり、
- 欲しい物をあげなかったり、
- スマホをいじってて相手しなかったり、
まあ挙げだしたら、後悔には切りがないです。
いつまでたっても、自分は大人になり切れていないような気にもなります。
親になったら大人になるんじゃなかったのか、と思う人も意外と多いのでは。
しかし、当たり前なのでしょうが、親になっても突然人は大人には変わりません。
子どもは思ったよりこっちのことを理解していてくれている。
さてここで、少し子どもの立場になって思い返してみます。
理不尽なことで怒られたら、「親も理不尽なことで怒ることがあるんだな」と子どもながらに理解した気がしました。
欲しいものが買ってもらえなくて、お金のやりくりを一生懸命しているところ見たら、お金の大切さがわかった気がしました。
ネガティブから学ぶことの方が、きっと大事なことでした。大人は、いつも完璧なわけではなかったです。
体調を崩す前にすべて感づいたら、ウィルスに打ち勝つ体が出来なくて、子どもは大病にかかりやすくなってしまうかもしれないです。
絵本をうまく読んであげられなかったら、こうすればもっと楽しく読めるのに、と自分で考えられるようになるかもしれないです。
所詮、そんなものなんじゃないでしょうか。
さて、ここで今一度、大人になるって、何だろう?
色々考えてみて行き着いたのは、
大人になるってことは『大人は完璧ではないことを理解したとき』なんじゃないかと思いました。
大人もただの人間だと思えた時、親をもっと大事にしようと思うし、子育ての肩の荷も降りる気がしました。
みなさんにとって、大人になるって何でしょうか?
今回は子育て視点で大人になるってことを考えてみましたが、本当に人それぞれですよね。
そんな動画を作ってみました。
冒頭お伝えしたとおり最後は宣伝させてください。
僭越ながら会社のブランディング動画を制作しました。繰り返しになりますが、テーマは「大人になるって何だろう?」です。
スペシャルサイトはこちら、ぜひご覧ください。
みなさん、ぜひ一度ご覧いただき、みなさんにとっての「#大人になるって何だろう」を投稿してください。
さて、作り手の想いを少し語らせていただきます。
会社のブランディング動画って、どうすべきなのか本当に迷いました。クレジットカードは、直接的に表現すると商業的になり過ぎる商材なので。
「一人の人が、大人になる瞬間に貢献できる商品ってそんなにないし、それって素敵だな」
と思って作ったら、カードがほとんど出ない動画になっちゃいました。けど、これでよかったと思います。
※上記スペシャルサイトより拝借。
クレジットカードとは無機質な金融商品ではあるけれど、みなさんが人生のストーリーを紡いでいく中で助けになってくれる存在であると確信してますし、それは表現できたと思います。
セゾンカードさんも同じ発想で「一緒なら、きっと、うまく行くさ…行くさ。」というクリエイティブを33年ぶりに復活させてましたが、真っ向勝負挑んだ体になってしまいました。苦笑
まあ、正直勝負なんてどうでもよくて、一緒にそういうこと言って文化を醸成していければいいですよね>Toセゾンカードさん。
--------
最後にこの場をお借りして御礼。
アニメーションはNHK教育などでご活躍されている「今林由佳さん」に制作していただきました。温かく柔らかく力強い絵で素敵すぎる!
主人公と母の声はアイドルで声優もやられる、茜屋日海夏さん。お世辞抜きに主人公のイメージにぴったりでびっくりしました。Twitterでも取り上げていただき感謝感謝です。
そして、お付き合いのコンサル兼代理店さんのご協力もあって、当初のイメージより遥かに素晴らしい作品に仕上がりました。
みなさん、本当にありがとうございました!
---------
たくさんのひとに、伝わると、いいなぁ。
最後は宣伝失礼しました。
それでは、んちゃ。
子育てに必要な指示は、たった四つだけ。
社内のセミナーでの講師の雑談。
先週、会社にて二日間がっつり「マネジメント研修」なる研修に参加させていただきました。
その中で、子育てにおける「子供に課せるたった四つの指示」を雑談で話していて、聞いてなるほどな、と思ったので共有させてくだせえ。
なぜマネジメント研修で子育ての話が出てきたのかと言うと、なんとなく想像通りだと思いますが「子育てってマネジメントの手法が少しだけ使えるから」です。
もちろんリソース、リスク管理とかテクニカルな部分じゃなくて、
- どうしたら衝突することなく伝えられるのか
- どうしたらやったらいいことを自発的に良いと思ってやってもらえるのか
といった視点です。
ぜひ、生かすところがあれば取り入れてみてください。僕も早速取り入れました。
職場のマネジメントと子育てを一緒にするのはナンセンスだ、とかいう議論は置いておいてください。
そんなことは当たり前です。ようは、いいところは取り入れればいい、という話です。
子どもにお願いするのは、たったの四つだけ。
それは、前述のとおり子どもにたったの四つ、具体的な行動のルールを決めるだけ、というものです。ご紹介します。
- 挨拶をされたら挨拶をかえす。
- 扉が空いていたら締める。
- 靴は脱いだら揃える。
- 靴のかかとは潰さない。
これらはマネジメントの技がかなり盛り込まれています。
とにかく具体的で、やった、やらないが誰もが判断できるので褒めやすいというのがミソ。
そして、できて褒める時はできるだけ具体的に、すぐ褒められるのもミソ。
他にもたくさんのマーケティングミソがありますが本題から逸れるので割愛。
どれもに生活に必要な視点が入っている
では、なぜこの四つだけでいいのかというと、四つに生活に必要な最低限の基本が入っているからです。
- コミュニケーションの基本。自然と会話ができるようになる。
- 元に戻す習慣づけ。あるべき姿に戻す。
- 急いでいても一つ一つ丁寧に行う。
- ものに感謝する、粗末にしない。
四つを一つ一つ守ることで、自然と片付けとか所作とか全般的な礼儀ができるようになるとのこと。
実際、これを地域全体で取り入れたところ、驚異的に青少年の犯罪率が下がったという結果もあるそうです。
自発的に何をしたらいいのか判断できるようになる。
例えば。
2.扉が空いてたら締めると、3.靴を整えるをできるようになると、遊んだおもちゃを片付けられるようになる。
さらに4.ができると、片付けする時に投げて入れたりしなくなる。
といった具合です。細かくあれしなさい、これしなさいというと自発的に何をしたらいいかいつまで経ってもわかりません。
そして、たくさんやる事が増えたらそもそも何をしたらいいのかすら、忘れてしまいます。
指示が曖昧すぎるのもよくないです。ちゃんとしろ、しっかりしろってやつ。何をどうしたらいいのか、結局何をしたら褒められるのかさっぱりわからない。
四つの指示は、明確で、自発を自然と誘導できるのでしょうね。素晴らしいと思います。
鈴虫寺の和尚さんも言ってました。
かの有名な京都の鈴虫寺の和尚さんが、
「靴も揃えられないような人に、何が出来るのでしょうか、神様が願いを叶えてくれるでしょうか。」
という話をしていました。
- 一つ一つの行動にゆとりがない。
- 片付けができない。
- 物を大事にしない。
靴の脱ぎ方一つ汚いだけでだいたいわかる、と。僕もこの話を聞いて改めて身を引き締めましたが、前述の四つも僕自身ももっと日頃から気をつけようと決めました。
教育は基本妻に任せてますが、子どもには最低限伝えようと思いました。
んちゃ。