FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

はざま世代=繋ぎ世代!〜6/5はざま世代が集まって話してみたら見えてきた色々なこと〜

83・84・85年はざま世代が集まってトーク形式のウェビナーしました

どうも、fkdです。

僕は仕事柄やスタンス的にも色々な方とお話しさせていただくのですが、不思議と同世代に巡り合う率が低い…。一度世代を集めて話をしてみたいと前々から思っていました。

そこで今回、よくご一緒に登壇させていただくReproさんの全面バックアップのもと、セミナーを開催させていただきました!

今回のセミナーは83、84、85年生まれの様々なトップマーケターのみなさんを集め、

  • Part1:団塊ジュニアとゆとりの間の「はざまキャリア論」
  • Part2: リーマンショック・震災経験からのウィズコロナ・アフターコロナ
  • Part3:はざま世代へのメッセージ

という構成のトーク主体のウェビナーをさせていただきました。

このセミナーは『はざま世代は目立たない、不憫な世代なのか?』という問いから始まったのですが、はざま世代は、世代の触媒となれるおいしい世代だという石川さんの最高のまとめで締まったセッションとなりました。

はざま世代の方も、そうでない方も参考になることが多い内容になりましたので、なぜそういうまとめで終わったのか?にも注目しながら記事を読んでいただけると嬉しいです。注目ポイントはこちら。

  • 栗田さんの好かれ力。
  • 石川さんの任され力。
  • 助川さんの責任と貢献。
  • アフターコロナにおけるスタンス。
  • part3の名言。なぜ繋ぎ世代なのか。

ではどうぞどうぞ。

なぜはざま世代を集めたのか

本編に入る前にセミナーを開催した趣旨を少しまとめます。

価値観はそれぞれなので「世代に絞る理由がないのでは?内輪?」という声もいただきました。実際世代でテーマを作ったウェビナーは日本初(だと思われます)。それでも開催した理由は二つあります。

一つはシンプルに、飢えてたから。

我々83,84,85年生まれの「はざま世代」は団塊ジュニア世代、ゆとり世代に挟まれた名もなき世代。この世代は「世代で集まる」「世代として注目が集まる」ということが無かったです。実際に登壇者を募集したら多くの希望者がおり、"飢え"は皆さんあると思いました。

二つ目は、僕ら世代が集まることでしか生み出されない一体感、パワーがあると信じているから。

我々ならではの考えや力を一度集結し、発散したら面白い化学反応が起こると思い、色々なジャンルの方に集まっていただきました。

結果、150名以上に視聴いただき、離脱もほぼなく、アンケートでは満足度5点中平均4.2点というハイアベレージをいただけたということは、濃密なトークができたということに他なりません。(自画自賛。笑)

では本編です。参加者のみなさんはこちら。

f:id:FKD:20200606201102j:image

Part1:団塊ジュニアとゆとりの間の「はざまキャリア論」。はざま世代は不憫な世代なのか?

我々の世代は、団塊ジュニアのバイタリティと、ゆとり世代の自由なアイデンティティのはざまにいたからこそ、なんとなく“中間”に常にいるような、独特な世界観を持っていると感じています。

上がつっかえているから立場を作るのが難しい、しかし下も多いから現場で頑張りながら環境構築&マネジメントしてきた方も多いのではないでしょうか。

Part1では、一見挟まれて身動きがとりにくそうな『不憫』とも言えるかもしれない環境の中でどう生き抜いてきたのか、はざま世代のトップマーケターの皆様に聞いてみました。

栗田さんの「驚異的な好かれ力」

栗田さんはクレディセゾンから現在イスラエルのトレンデーモンに出向中。それを可能にしているのが「驚異的な好かれ力」だと思います。セゾンでのポジション、特例でのイスラエル勤務まで会社にさせてしまう、その好かれ力の根源をお聞きしました。

栗田さん:好かれているかはわかりませんが、イスラエルに行くと決まった瞬間、片っ端から関連しそうな方に会っていきました。

私を例えるならいわば「路上シンガー」。

「それでは聞いてください。『イスラエルで働きたいです』」

という感じで、曲を勝手に作って勝手に夕方7時に歌いだすことをし続けました。笑

そうすることによって、上司や先輩が見てくれて「なんでイスラエルなの?」「ギターじゃなくてハーモニカのほうがいいよ」とどんどん言ってくれるようになりました。

福田:自然と好きになっちゃってるんでしょうね。笑

栗田さん:あと、私は負けたくないという思いだけではなく、『負けそうになった時に助けてくれる人がいるかどうか』が大事だと思っています。周りが負けないようにしてくれるのです。

福田:自己発信をめげずにしていくことよって柱となってくれる方も増え、元々柱の方はより応援したくなる。両方の側面で、結果的に深く好かれるようになったということですね。この押し引きのバランスが世代ならではの絶妙なバランスなんだと感じました。

石川さん「負けないこと。勝つスタンスが仕事を任せてもらえる」

石川さんは、ディノスセシールにてEC部門のCEO、他に自分で業務委託、ファウンダー、顧問、社外取締役など複数社のビジネスに関わっています。様々なところで求められ、実際に活躍されるようになった価値観やスタンスについてお聞かせいただきました。

石川さん:とにかく「負けない方、勝ちやすい方」を選んでいっただけです。ガッツがあればなんとかなると思っていますが、負け試合で楽しめるほど大人になっていないというのもあります。笑

ポジションを与えてくれるのは上の方。与えてもらうには勝ちに行っている姿勢を見せるのが必要です。負けたら尻拭いをしてやろうと思わせないと指名してもらえません。

とにかく愚直に勝ちに行くことです。上手いか下手かは別に、「上の人がバッターボックスに立たせる人を選ぶときに、フルスイングをしてくれそうって思わせられるか」。

結果、自分で営業することはなく、声をかけていただくだけでここまでの社数をお手伝いするようになりました。

もちろん、1人でできることはなくて、周りも必死こいているから、勝たせたいという思いがあります。

福田:私自身は逆に自分の成果を発信していくタイプなので、この石川さんの“任せられる”スタンスは大変参考になりました。

助川さん「説明責任を果たす」

助川さんは、2016年にウエディングパークに入られ、いまはマーケティングリードをされています。

中小の代理店、総合代理店、現職と経験してきたキャリアおいて、電通のときや現職と中途がまだほぼいない中で、フロンティアとしての振る舞いや工夫した点をお聞きしました。

助川さん:ずっと意識してきたことは説明責任の果たし方」。説明責任とは、クライアントの期待に応えたり、貢献するということです。まだデジタルマーケティングが出て10年弱でマニュアルもなかった時代。自分が本来担当していない領域以外でも要望がありましたが期待に応えようと様々なスキルも磨いてきました。

福田:事業主にいると、誰に貢献するということになるのでしょうか?

助川さん:BtoBtoCのモデルですが、式場への貢献、そして最終的にはその先にいるカップルへの貢献という意識です。貢献するという思いはどこにいても変わりません。

福田:助川さんの貢献するという愛は、まさに今天職だといえますね。話は変わりますが中途でフロンティアとして色々拓いてきたと思いますが、コツはありますか?

助川さん:根性です。やれば何とかなるという精神。やはり根性はやり遂げるためには必要です。

福田:わかります。石川さんもおっしゃってましたが、根性論は我々の血に流れてますからね。

福田のまとめ:アイデンティティは4者4様でも根本に流れる血は同じ

このあと、4人でのフリートークを続けているうちに、僕の中でもそれぞれのアイデンティティが整理されてきました。

①栗田さん:むしろ弱みすら見せて周りが負けないように助けてくれるように仕向ける。結果負けない。

②石川さん:勝てる方を選ぶ。こいつとなら勝てると思われて任される。

③助川さん:説明責任を果たす、成果を出し貢献する。

④福田:自己主張をして信念で引っ張る。

と見事なまでに4者4様ですが、根本では根性・信念で自分の想いを突き通し、その結果周りを巻き込んで結果を出していくというスタンスに共通項が見えました。

これが我々はざま世代の共通項と言えると思います。不憫な環境なのかもしれませんが、その中でも成功してきた皆さん、珠玉のコツが満載です。

Part2: リーマンショック・震災経験からのウィズコロナ・アフターコロナ

次に、はざま世代ならではの観点で様々な時代を乗り越えてきた経験から、コロナ時代での個人としての感じ方やスタンスを語っていただきました。

石川さん:「共感力」「ビジネス力」でタイミングを見極める

色々な会社に携わっているなかで共通で大事にしているスタンス、価値観があるかをお聞きしました。

石川さん:普遍的なものは「タイミング」だけだと思います。大前提として必ず「元に戻る」無理やりコロナとかにつなげる必要はないです。仕込むタイミング、我慢しなければならないタイミングを見極めないと負け試合になります。

福田:顧客に都度共感する「共感力」、そしてそれに合わせて適切な打ち手を展開する「ビジネス力」が重要ということですね。

(以下にて共感力とビジネス力に言及した石川さんのインタビューが載っています。)

助川さん:心構えをより責任を持つようにチェンジする。きっかけととらえて時代に合わせていく

色々なキャリアチェンジをしてきた中で、この時代だからこその転職のコツや転職後の振る舞い方についてお聞きしました。

助川さん:特にコロナだからというのはなく、心構えは常に「状況や企業のスタンス」に合わせて変える必要があると思います。

私自身、受託側から事業会社になったことにより、より事業に対する責任がより大きくなったと思いますし、転職の際はそういうに心構えは変えないといけないと思います。

福田:合わせて、結婚業界はコロナ離婚や延期の影響をもろにうけていると思いますが、その辺を個人的にお聞きしたいです。

助川さん:ブライダル業界は古くからの慣習が強く、なかなか変化できなかった業界です。しかし今は式場・カップルに対しオンラインでのアプローチを強化しています。事態に合わせたアプローチをしていかないといけません。今回はきっかけとなったと捉えています。

福田:元の所には戻らない、進みながら少しずつ先に戻っていく。きっかけととらえて進化していく必要があるということですね。

栗田さん:寛容に。やりながらレベルアップしていく

コロナによって変化したこと・変化しなければならないことを、ご自身のイスラエルでの経験やそこから感じた価値観を交えてお話しいただきました。

栗田さん:イスラエルには「フツパー」という国民性があります。誰にでもフラットで、勇気と行動力を持って行動するというスタンスのことです。

だからこそ、みんな失敗にも寛容なスタンスでいます。また、自分で情報を取りに行くので熱量・コミットメントが強いお客様についてはかかえってpushしないほうがおもてなしとなることも学びました。

イスラエルはコロナによる死者0の段階で強制外出禁止令が出ましたが、7割以上が政府のやり方に納得したという世論調査があります。勇気をもった判断については見切り発車でもしっかりと従うという国民性もありますが、完全を求めすぎる日本人には参考にする部分が多いと思います。

石川さん:最初からフルコミットする日本の方が特殊です。7割でローンチして、PDCAで改善していくという柔軟性がいいですよね。一方10割じゃないことに不安を覚える日本は普通ではないです。

福田:イスラエルの国民性を見習い、こういう時代だからこそ、やりながらレベルアップしていくという考え方が必要ですね。

福田:スピーディーな意思決定が必須

私からも一つお話しさせていただきました。

福田:我々は『変わる世界に気持ちが行き過ぎている』のかもしれないと思います。必ず元に戻るという前提の中で、都度共感しスピーディーに行うものと、変わらず行うもの、それぞれのタイミングを見極めることが改めて重要であると感じました。

近畿大学の世耕氏もスピーディーな意思決定がとにかく大事とおっしゃってました。

世界と時代に合わせたスピーディーなコミュニケーションをしていくという考えと、企業の上層との繋ぎ役として、我々世代の役割は大きいと思います。

赤司さん:世代を変えても根本は変わらない

ゆとり世代代表として参加いただいたRepro赤司さんにもコメントをいただきました。

赤司さん:ゆとり世代はより効率性を重視しているのかもしれないが、ベースとなる重要とすべきことは変わらないと思いました。

(福田:アンケートでもいただきましたが、今回の話はどの世代の方にも参考になる部分が多かったと思います。)

締め:はざま世代へのメッセージを各々から

最後に、みなさんからはざま世代のみなさんへのメッセージをいただきました。今までの話が見事にまとまった金言だらけで、正直ここだけ見ていただいても参考になりまくります。笑

助川さん:半歩先を生きる

助川さん:ニューノーマルを考えるうえで、「半歩先を生きる」感覚が必要です。一歩先を読むのは難しいが、半歩先の積み重ねで理論上は一歩になるはずです。

中堅になればなるほど一次情報を取りに行くことを忘れずにこの世代でやれることをやっていきましょう。

栗田さん:Well Being、つないでいく

栗田さん:Well Being、つないでいく、独り占めしないがキーワード。足を引っ張りあうのではなくみんなで上がろうという考えが今後は必須。

少しはみ出したり内輪もめがかっこ悪い時代になってきました。同世代だとよりつないでいく、一緒にやっていくということができると思います。

福田:ゆとりさとり世代以下は自然とそのスタンスに寄せられるでしょうし、我々より上の世代はいきなり変わるのは難しいと思います。そこを繋ぐのが我々世代ということですね。

石川さん:はざま世代はおいしい世代

石川さん:大企業では40年戦士が多い。ベンチャーだと下の世代が活躍。そういう意味では活躍している50代と活躍しているゆとりやさとり世代をつなぐ役割が必要。

しかし、どっちの言っている意味もわかるのは我々だけです。多分直接話しても分かり合えないから、触媒的な役割が必要で、それは我々しかできない。そういう意味で割とおいしい世代だと思います。

★はざま世代は『繋ぎ世代』

以上でセミナー本編は終了です。

はざま世代は不憫な世代ではない。世代を“繋ぐ”役目は我々にしかできない、おいしい世代なのだ。

僕自身が無意識に感じていた突破口が、石川さんの締めの言葉によってようやく言語化された瞬間でした。きっと、はざま世代の方も何か光明がさしたと思います。

はざま世代ならではの根性や想いの強さをベースに、触媒となり世代を繋げていくのが我々なのです。

キーワードをちりばめるだけでもたくさん。味方を増やす。勝って任される。責任と貢献。タイミング。進みながら戻る。寛容にスピーディーに。半歩先。Well Being。触媒。

今回、アンケートのフリーアンサーでも沢山の嬉しいお言葉をいただきましたので、ご紹介させてください。

「4人のお話を聞いていて、共感することがすごく多かったです。時代を半歩先読みする、実は変わっているようで元に戻る力が強いということが気づきになりました。同じ世代の話をまたぜひ聞いてみたいです。今日はありがとうございました。」

 

「上の人がバッターボックスに立たせる人を選ぶときに、フルスイングをしてくれそうって思わせられるか。」みたいなお話がとても刺さりました。今年度、営業からマーケティング部門に異動になったので、そういうスタンスは大事にしていきます。あと、鬼滅の刃全巻購入しようと思います笑」

 

「まさにはざま世代についてずっとやりづらさや価値観の居場所のようなものを模索していたので、最後の金言はすごく前向きになれました。同世代の方がどのように活躍されているのか拝見する良い機会となり、モチベーションになりました!」

 

「はざまの後ろ世代(89,90,91,92,93)もやってください!同世代がキャリアについてどう考えて行動しているのかを是非聞きたいです!」

はざまの会の第二回、はざま以外の世代でもやりたいと思いますので、ぜひTwitterFacebookでご連絡いただければと思います。

大変いい経験となりました。機会を与えていただきました、Reproの皆様、登壇していただいた石川さん、栗田さん、助川さん本当にありがとうございました。

それでは、んちゃ。

在宅期間聞いた15本のマーケティング関連ウェビナーレポートまとめ(コロナ×マーケ・SEO・コンテンツマーケ・SNSなど多数)

ウェビナー15本参加レポ

どうも、fkdです。すっかりTwitterのほうで更新しているのでマケツラ更新してなかったですが、書きたいネタが増えてきたので気ままに更新します。

さて、私も当然ですがコロナによって在宅勤務となっていましたが、その間にウェビナーも沢山開催されて隙間時間で勉強させていただきました。なんと、気がつけば15回くらいウェビナー参加していました。(暇なわけではなく時間作ったのですよ。笑)

Twitterで実況したものをTogetterにまとめたりしていたのですが、自身の振り返りもかねてまとめてみました。こうしてまとめてみるとすごい・・・笑

大変参考になりましたので皆さんにも公開します。ぜひぜひご確認ください。

ちなみに私のTwitterアカウント(@fkd89)はこういったセミナー実況だったりマーケティングのこともよくつぶやいているのでこの機会にどうぞ。

@fkd89

これだけ聞くと潮流がよくわかって自分の中でも整理がつきました。簡単にまとめると

・アフターコロナでは企業のパーパスと顧客のパーパスのマッチが必要
・とにかく変化に取り残されないようスピーディーな決断を
SEOもLPOも企業視点ではなく顧客視点で。
・デジタル、リアル、それぞれのチャネルなどが有機的に絡んでいく必要がある
・個人のブランディングも求められる時代

という感じでしょうか。

多いので目次貼っておきます。お好きなのをどうぞ。

  1. 【動画】#オンラインアジェンダ keynote #1『動画コンテンツが、ビジネス成果を倍増させる』レポート
  2. 【コロナ×マーケティング】#オンラインアジェンダ keynote1「After corona:マーケティングは、どう変わる?」
  3. 【コロナ×マーケティング】Pivot Tokyo 2020「人の行動様式の変化のなかで、顧客の体験価値をいかにデザイン・最大化するか」レポート
  4. 【コロナ×マーケティング】ポストコロナ時代のマーケティングのあり方 〜キーワードは「パーパス」〜 #メンバーズウェビナー
  5. 【キャリア】#オンラインアジェンダ keynote2「コロナ危機で考えるマーケターの仕事論〜キャリア選択と、新たな会社・組織・チームで成果を出す方法〜」レポート
  6. SNS】「若年層はSNSで何してる?大学生に聞くコロナ禍のSNSライフ」
  7. SNS】第1回 #Twitterウェビナー /Twitter next 藤本氏「コロナ禍でのコミュニケーション戦略
  8. SNS】個人生存戦略としてのSNS徹底活用術 ‪#DMCxマケスタ
  9. SEO/コンテンツマーケ】NEWWORLD2020 DAY3
  10. SEO/コンテンツマーケ】Web担当Forumミーティング2020「具体例から学ぶ、バズる企画コケる企画」
  11. SEO/コンテンツマーケ】Markemedia DAYS SEOとインターネット検索のトレンド 2020‐2021
  12. SEO/コンテンツマーケ】変わりゆく消費行動、顧客理解の業界リーダー奥谷氏・佐々木氏と考えるオウンド戦略 #オウンドがんばるんジャー
  13. SDGs】Pivot Tokyo 2020『ビジネスを持続可能なものにするために。“Social Good”を前提とした成長戦略とは?』
  14. 【LPO】サイト改善に失敗する約9割の会社で共通している、常識的な『非常識』とは?
  15. 【WEB広告】プライバシー保護強化で顧客データを活用したマーケティングはどう変わるのか

それでは、どうぞどうぞ。

<動画>

#オンラインアジェンダ keynote #1『動画コンテンツが、ビジネス成果を倍増させる』レポート

■日時:5/21

■登壇
ソニー・ミュージックレーベルズ梶氏/ライオン横手氏/リクルート萩原氏/徳力氏

■内容

togetter.com

リアル接点が難しい中、デジタルコンテンツが重要になる。今まで通りの動画が流しにくい(使いにくい)なかでどうすべきかという話。

<ポイント>
コンテンツの良さ・本質が大事。表現はどうしても似てくる。ブランドパーパスがしっかりしているか、実際にやっているか、それが表面化される。企業理念とのシンクロが重要。

UGCが重要になってきた中で、スピーディーにいろいろなものに取り組める企業でなければ生き残れない。

<コロナ×マーケティング

#オンラインアジェンダ keynote1「After corona:マーケティングは、どう変わる?」

■日時:5/26

■登壇
ナイアンティック足立氏/近畿大学 経営戦略本部長世耕氏/オイシックス西井氏/クー・マーケティング・カンパニー音部氏

■内容

togetter.com

コロナ後、どう変わったのか、変わったとすれば我々はどうすればいいのか。次々と生まれたキーワード。ニューノーマル、アフターコロナ。STAY HOME、ソーシャルディスタンス・・・。

消費者への心理にも大きな影響を与えている。トップマーケター・権威による議論。

<ポイント>
変化についていく、意思決定の速さ、勇気。変化への備え、コラボレーション(助け合い)。それらが重要。近大のslack活用になどのスピーディー過ぎる事例は必見。

Pivot Tokyo 2020「人の行動様式の変化のなかで、顧客の体験価値をいかにデザイン・最大化するか」レポート

■日時:5/26

■登壇
オイシックス奥谷氏/わたえり氏

■内容

togetter.com


「リアル x デジタルの発想で、身の周りの課題解決を考える」がテーマのインタビューセッション。

<ポイント>
全体を通して話していたのは、「暮らしのデジタルシフトに対応する、リアルにデジタルが入っていくのが大事」「デジタルは活用しよう。リアルがなくなるという極論は非建設的。共存する方法を考えるいい機会だし、どんどん効率化していこう」ということ。使い分け、共存がキーワード。

ポストコロナ時代のマーケティングのあり方 〜キーワードは「パーパス」〜 #メンバーズウェビナー

■日時:6/3

■登壇
メンバーズ原氏/Hisami Ohshiba氏

■内容

togetter.com


メンバーズ原氏と、Hisami Ohshiba氏による、アメリカでの現状を交えてコロナ時代のマーケティングを再定義するセッション。具体的な事例と示唆が満載。

<ポイント>
"Belief-driven buyers"信念主導型の購入者が増加(世界で64%)。ソーシャルイシューに沿っていないと逆にオーセンティックではない企業に見られる。

企業の社会的理念表明がブランドロイヤリティを生み出す。消費者に企業やブランドや商品を必要だと思わせるコミュニケーションが必須になる。

<キャリア>

#オンラインアジェンダ keynote2「コロナ危機で考えるマーケターの仕事論〜キャリア選択と、新たな会社・組織・チームで成果を出す方法〜」レポート

■日時:5/26

■登壇
エドフォス田岡氏/Preferred Networks富永氏

■内容

togetter.com


パートナー企業において48%が仕事が減ったが、デジタル広告の依頼が増えた。リモートが増え、6割が継続したいと回答、コロナは仕事選びにも影響しているというデータも。コロナはマーケターのキャリアや働き方を考えるきっかけになったというテーマで議論。田岡氏、富永氏によるキャリア論。

<ポイント>
短期成果、クイックウィンにとにかくこだわる。職場を選べるようにgiverになる。takeを考えずにgiveできるひと。5giveで3takeよりも、100giveして40takeもらうほうがいい。自分の眼鏡を外して新しいことにどんどんチャレンジ。今後のキャリアを考えるうえで社会人必読の至極セッション。

SNS

「若年層はSNSで何してる?大学生に聞くコロナ禍のSNSライフ」

■日時:5/22

■登壇
テテマーチ×学生

■内容

togetter.com


ソーシャルメディアマーケティングに強いテテマーチさんが、現役大学生のソーシャルメディアの使い方をざっくばらんに聴取。単純に知らないことが多くて面白い。

<ポイント>
TikTok:不特定の、出てきた人を、見るもの。
▼インスタ:友達、インフルエンサーとか、ピンポイントで何かをめがけて見るもの。

・ストーリーズの利用が増えた。友達もフィードに上げていない。上げてるのはインフルエンサーとか企業。
などなど。企業のマーケターは必見。
インスタはフィード見ないで、特定の人のストーリーみる使い方してるんだなぁ。エモくなる時間帯にエモい投稿、確かに…。

第1回 #Twitterウェビナー /Twitter next 藤本氏「コロナ禍でのコミュニケーション戦略

■日時:5/29

■登壇
Twitter藤本氏

■内容

togetter.com

Twitter藤本氏による、Twitter上でのコロナ分析と使い方。Twitterのリアルデータからの示唆と具体的な活用方法が満載。

<ポイント>
コンセプトは【Same Same,But Different】
コミュニケーション戦略の考え方は変えず、変化する人々の行動に向き合ってコミュニケーションすることが大事。

企業のブランドパーパス、モーメント、ターゲティングの決めとバランスがコンテンツ製作には必要。ロジカルかつエモーショナルな良ウェビナー。

個人生存戦略としてのSNS徹底活用術 ‪#DMCxマケスタ

■日時:6/3

■登壇
CEOひつじさん(@CEOhitsujl)/澤山モッツァレラさん(@diceK_sawayama)/白饅頭さん(@terrakei07)

■内容

togetter.com


フリーランス、個人におけるSNSの立ち位置、ブランディング、仕事への繋げ方について、実際に活用されている方からの具体的な話。個人的にめちゃくちゃ面白かったウェビナー。

<ポイント>

  • 【内野安打連発】2週間に1回100点を出すより毎日40〜60点。そもそも100点は作れない
  • SNSは煮汁】中身(本業)が大事。一喜一憂しない
  • 【出会い繋がりをKPIに】フォロワー数や表示数は別に何も生まない
  • 【普通であれ】普通の生活で言わない事は言わない

などなど、実践的かつ目から鱗な内容も満載。Twitterを活用したい、これから始めたい方必見。

SEO/コンテンツマーケ>

NEWWORLD2020 DAY3

■日時:4/24

■登壇
ベイジ枌谷氏/ウェブライダー松尾氏/ティネクト安達氏

■内容

<ポイント>

より寄り添い型の記事が必要になる。エモーショナルな文で記憶に残すように。それによって作り手に顔が見え、信頼性や透明性にもつなかる。

コンテンツマーケティングは単なる記事配信で留めず、SNSなど多方面での展開をしよう。

(メモ)
・オンラインでのやり取りが主流になると「熱意」「仕事の姿勢」などは相手に見えづらくなるため、営業も「コンテンツ」と「ソーシャル」が重要になる
-いかに良質なコンテンツを作れるか
-強いアカウント(=SNS)でクライアントへの接触を図る

・寄り添い型のコンテンツが必要になる
-エモーショナルな文章が人に響く
SEOコンテンツでも同様。アルゴリズムを意識しすぎた文章でどのメディアも同じ。「メディア」がユーザーの記憶に残らない。

SNSを活用したコンテンツマーケティング
-「素性」を伝える機会を作り、ユーザーとのタッチポイントを増やす
SEOコンテンツなども横展開してSNSで活用すると〇
-様々なところでコンテンツを見かけることで、「安心感」を生み出すことができブランドリフトにもつながる

SEOでは「信頼性」に加えて「透明性」が求められている
-オンライン化が進み裏の情報がユーザーにより見えにくくなっている→不安や疑問につながっていて慎重に情報を探すようになる
-プロセスや裏側を見せることで透明性が担保され、「信頼性」にもつながる

・コンテンツマーケティングはリリースから効果が出るまで半年程度時間がかかるので、作る時間・温める時間がある今始めるのは吉

・100日後のワニなどの影響でバズ狙いのSNS施策が増えているが、バズを狙った「広告」は一過性のものでしかない
-広告との相性はよくない。飛び道具にはなるが持続性はない。

Web担当Forumミーティング2020「具体例から学ぶ、バズる企画コケる企画」

■日時:5/20

■登壇
デイリーポータル編集長林氏 

■内容

togetter.com


デイリーポータル編集長林氏による、成功失敗事例満載のコンテンツのコツが満載のセッション。

<ポイント>
・未来より過去で共感させる
・ウケないのは説明不足、馴染みがない言葉を使っている
などなど、ウケるウケないの法則が満載

Markemedia DAYS SEOとインターネット検索のトレンド 2020‐2021

■日時:5/27

■登壇
アイレップ渡辺氏

■内容

<ポイント>

SEO単体での施策は必須だが、あらゆるシグナルがアルゴリズムに含まれるためSNSなどの他のチャネルとの連動が必要。

そもそも、SEOはユーザーファースト。検索者のエクスペリエンス(体験)を推し測ったコンテンツ制作や、デジタルマーケティングの中の一部としてのSEOという認識をチーム内で統一すること。

(メモ)

SEOの目的再整理
・ユーザーからの評価が大事
⇒サイトとの信頼性が高まれば自然と検索やブランドに対する言及(SNS)含むが増える
⇒そのシグナルをgooglが評価する
・ブランドクエリの検索数を増やしたい
SEOは不向き/広告やSNSなど別チャネルのほうが向いている
・現在のgoogleはサイトのあらゆるシグナル(SNS)含むを元に評価しているので、SEOの範囲内で解決できない

じゃあどうする?
SEOの担当者は単体で必要(テクニカルの部分の担保)
・他のチャネルとの連携が必要
⇒個々の業務を行うときに、検索に配慮して施策を打つ必要がある。他チャネル担当者がSEOを全てを知る必要はない
・コンテンツマーケティングについても、複数の目標を設けてその中にSEOを含ませる(指標は順位だけではなく、滞在時間なども含める)
SEOのためにコンテンツを作るのではない

●「検索意図を理解する」を正しく理解する
・検索意図とは?検索者のエクスペリエンス(体験)を推し測ること
・そもそもキーワード単位での検索意図など分からないしかしトピック単位では分析できることもある
・チームの価値基準統一:キーワードではなく、その先にいる人間にフォーカスをした方が良い
・エクスペリエンスを推し測るには?
①タスク完了までをパスで表したとき、どの段階にいる可能性があるか考える
5W1Hで考える
③行動や心理・表情を推察できるデータを参照する
④インタビューや観察をする

SEOの個別タスク(むこう5年)
googleの検索技術が進化してきているため、cannonicalなどは不要になる
-検索順位レポート ⇒ 検索結果での露出状況を評価するための新しい計測手法が必要
-検索キーワード調査系タスク ⇒ 次第に縮小。個々のKWをおさえるのではなく、トピック単位で抑えて施策を考えることで、KWごとの調査は不要になる
-AIを悪用したコンテンツスパム:情報の「正確性」と「信頼性」の担保はより一層重要になる

まとめ
SEO推進のためにはデジタルマーケティング全体施策を設計する必要がある -まずはTwitterからがやりやすい

変わりゆく消費行動、顧客理解の業界リーダー奥谷氏・佐々木氏と考えるオウンド戦略 #オウンドがんばるんジャー

■日時:6/2

■登壇
オイシックス奥谷氏/三井住友カード佐々木氏

■内容

togetter.com


オイシックス奥谷氏、三井住友カード佐々木氏による、コロナ消費レポートからの生活様式変化について語るセッション。

<ポイント>
・高年齢が実店舗からECにシフト。今まで触れたことがなかったユーザーがデジタルで触れた後の今後の動向がどうなるか注目。
"Headless Communication(commerce)"
1)共感力、2)デジタルでのつながり強化、3)改めてチャネルシフト、4)信頼できるカスタマーIDの整備と顧客理解
リアルの意味付けにデジタルを活用する。

SDGs

Pivot Tokyo 2020『ビジネスを持続可能なものにするために。“Social Good”を前提とした成長戦略とは?』

■日時:5/14

■登壇
メンバーズ原氏/三井住友カード原氏

■内容

togetter.com


コーズリレーティッドマーケティング(Cause-related marketing)のアプローチ。利益直結型ではないため企業での実施が難しいが、どう実践したのか。メンバーズ原氏、三井住友カード原氏による具体例をまじえた対談。

<ポイント>
イノベーションは社会課題から生まれる。勇気を持って取り組む。全部は難しいが、10本のうち3本は心がける。
・企業はまず踏み出してみる。そのあと社内や企業間で共感してもらえる、支持者を増やす。それによって相乗効果が産まれる。

<LPO>

サイト改善に失敗する約9割の会社で共通している、常識的な『非常識』とは?

■日時:4/24

■登壇
ギャプライズ

■内容

<ポイント>

LPOで必要なのは、とにかくやり続けること。そしてリスクを恐れない。『社内でネガティブな意見が多いものほど、ユーザー目線のテスト内容になっている可能性が高い』、これは本当に名言。

(メモ)

1.サイト改善がうまくいかない会社の特徴と理由
(1)うまくいく前にやめてしまう
・サイト改善の中でもABテストは75%は結果が出ない(有意差がつかない)と言われており、成果が出る前にやめてしまう企業が多い
・成果が出るまでの期間は平均4か月~。実施したサイト改善では4か月目までは全く効果が出なかったものの、5か月目以降は大きくCVRが向上した
(2)人員が足りない
・目標と課題が明確になっておらずうまく役割分担をできていないことが要因
・目標を細分化し、注力すべきポイントをおさえて効率的な改善を検討することが重要(それがサイト改善とは限らない)
(3)いいアイデアがでない
・じつはいいアイデアが出ていないのではなく、「万が一のリスクを気にしすぎてしまう」ことが原因になっていることが多い
・下着メーカーPJではECサイトにおける離脱率を課題としていたが、「初回購入の方に限り、返品交換無料」の文言を追加するアイデアを立案
→社内では「返品率が増える」「既存顧客の新規なりすましが続出する」などのリスクを気にした批判の声が多く挙がった
→テストを実施したところCV率は11.3%向上し、返品率は変わらず、新規顧客のなりすましも発生しなかった
・PJの事例のように、社内でネガティブな意見が多いものほど、ユーザー目線のテスト内容になっている可能性が高い

2.サイト改善をうまくいかせるための方法
(1)アクセス解析とヒートマップツールどちらも使うべき
・どちらも用いた場合の改善率は37%
・何もツールを使わない場合は25% ヒートマップのみの場合31% アクセス解析のみの場合33%
(2)分析を深めるためにはログ分析だけではなく「顧客体験の分析」が重要
・ユーザー調査や顧客の声の分析など、ログではなくユーザーの声を聞くことが重要

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プライバシー保護強化で顧客データを活用したマーケティングはどう変わるのか

■日時:5/21

■登壇
Speee大宮氏/ティーリアム石本氏

■内容

データの活用は今後より必要になる反面、消費者視点で、どこで、なんのデータが、どう使われているのかを発表し細かく同意をとるプロセスが必須に。違反事例は何気に身近な感じがして恐怖を感じたとともに自分ごと化せねば。

(メモ)

1. Speee 大宮さん
・企業に求められていること:個人のプライバシーと保護データ活用推進、そのバランスが求められている。

・消費者目線でのデータ活用サービス設計が必要
→保護が厳しくなるとデータの活用方法などを開示する必要がある。どこでどのように使われているのか?

・個人情報保護に関わるキーワード
GDPR/CCPA/個人情報保護法/トラッキング規制/デジタルプラットフォーマー規制/タイ王国個人情報保護法/eプライバシー規制(cookie法)/Post Cookie

・各国の個人保護問題事例

-アメリカ:Facebook問題。ケンブリッジ大学が性格診断アプリを作るためにFacebookからデータを取得してケンブリッジアナリティカという政治団体に提供し、プロパガンダ広告に利用。
データは政治志向などに対してどのようなコンテンツを配信するかの活用。当時データ利用には同意が取られていなかったため人権侵害や不正利用になったCCPA可決に後押しした。

-日本:1963年 日本初プライバシー侵害事件、宴のあと事件が発生。直近だとリクルートの事件。就活メディアから契約企業に登録されていた学生の趣味嗜好をデータ提供していた。そのデータをもとにして内定辞退率を推定して合否に影響させていたのではないか?また、外部メディアでもタグを設置しておりデータ提供していた。同意取得もなかった。

日本もアメリカの例も消費者にとってのメリット、モラル、法的対応が抜けていた。個人を理解し態度変容しそうな人を予測し予測データに基づいて消費者に不利益をもたらしていた。

・【個人情報保護法改正案】今年6月国会承認予定、2年以内に施行。気になるポイントは
cookieは個人情報?
→個人関連情報に含まれる
→同意取得方法の検討と同意取得管理は必要になる。

・同意取得の要件が緩和
→Beacon等でBLEアドレス、MACアドレスIPアドレスも同意が必要となってくる。
→すべてのデータ取得に同意が必要?
GDPRレベルに厳しくなるのか?
 →個人情報とみなされるデータは拡大していく
 →EU圏 忘れられる権利・ポータビリティの権利 などが例
 →プロファイリングなど自動化された意思決定も

2. ティーリアム石本さん
ティーリアムカスタマーデータハブとコンセントマネージャーの活用により粒度の細かい(例:リタゲには使っていいけど、DMには使うな)Cookieの利活用同意取得とその活用が可能。

Cookie利用は同意とるだけでは足りない。海外では、コンセントマネージャを使い、広告、レコメンド、分析それぞれに対して細かく同意取得を管理できている。

【違反事例】
Googleはターゲティング広告情報が不透明:制裁金62億、マリオットグループ、520万件顧客情報流出:制裁金135憶
cookieウォール。同意がないとページが見れない→同意が強制となっており違反
・暗黙の同意→拒否できる選択肢がない

以上です。

いかがでしたでしょうか、まとめるのも大変でしたがたくさん勉強したなーと。ぜひみなさまのマーケティングにも役立てると本望です。

それでは、んちゃ。

チームに必要なのは『グルーヴ』だ。グルーヴがないチームなんて、つまらないだろ?

よいプロジェクトチームには『グルーヴ』か必要だ。

どうも、fkdです。

いきなりですが、みなさん、「グルーヴ」という言葉ってご存じですか?

ちょっとwikiの言葉を借りると、

グルーヴ(groove)とは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィー(groovy)。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。 グルーヴ - Wikipedia

という感じで、要は音楽の用語として使われいる言葉です。人によって解釈が様々で、グルーヴのことを語ると論争が起こるとまで言われているくらい重要な言葉らしいです。笑

 

グルーヴの定義やグルーヴが産まれる原因は究明されてませんが、僕もライブで何回か『グルーヴ』を感じられたな、と思えた経験が何回かあります。それは、一体感、没入感が最高潮に高まったとき。グルーヴを感じれる時、それは本当に幸せな時と言えます。

 

僕は、『グルーヴ』は『共鳴』だと思っています。 

この共鳴こそチームに必要だなぁと最近よく思うので、書いてみます。

どうぞどうぞ。

#最近暑苦しい記事続きますが、暑苦しい男なのでご容赦を。笑

モチベーション管理が、社外と社内で別々になっているとグルーヴは産まれない。

チームというのは色々な単位がありますよね。

  • 会社
  • 部署
  • グループ
  • プロジェクト

などなど。今回はわかりやすいので、『プロジェクトチーム』に絞って話を進めます。

 

仕事は、一人でやる時もありますが、大抵はプロジェクトベースで進みます。そしてプロジェクトにおいては、

  1. WBSによる工程・期限管理
  2. リソースと資材使用による採算管理
  3. 成果のクオリティ管理

は基本であり、当然にやる必要がありつつ、全てを完璧にするのは非常に難しいもので、できると失敗はないでしょう。

しかし、上記3つだけではプロジェクトは無機質なつまらないものになるのも事実。そこで、おそらくみなさんもプロジェクトで大事にしているのが、

4.プロジェクトチーム全員のモチベーション管理

です。モチベーションがないプロジェクトチームは、機械的になり、つまらないからです。

そして、この4を更に細分化すると、

4-1.社内メンバーのモチベーション管理

4-2.社外メンバー(ベンダー、代理店、業務支援など)のモチベーション管理

と分かれます。

ここで問題なのは、意外と4-1,4-2が独立していることがほとんどで、それぞれのメンバーが、『別々に』モチベーションをあげている、という点。

それだと、グルーヴが産まれずプロジェクトとして不十分です。

なぜ社外社外を跨いだプロジェクトチームに『グルーヴ(共鳴)』が必要なのか?

「いや、別にグルーヴなんてプロジェクトチームになくてもいいよ。」

そういう風に思われるかもしれませんが、グルーヴがあると、以下3点のいいことがあります。

  1. 会社や個人のためではなく、プロジェクトチームのために頑張れる。
  2. 成果に対し自分ゴトになる。そして、成果があがる。
  3. プロジェクト自体が、楽しくなる。

1.が1番大きいのですが、総じてチームの誰かのために頑張りたいと思えると、普段以上の力を発揮できることは多いです。この意識が働いているチームは、間違いなく強靭なチームです。

グルーヴとは、前述の通り『共鳴』です。例えば、僕らクライアントが鳴らした音(メッセージ)に対して、みんなで同じことを感じられる、ということ。

グルーヴがない時、それはメンバーにメッセージが伝わりきっていない、もしくは思い思いのメッセージの受け取り方をしてしまっているときとも言い換えられます。

もちろん、受け取り方は人の価値観によりますが、それでも少なくともプロジェクトメンバーの間で大幅にずれてしまってはいけません。

 

グルーヴがあれば、メッセージは過不足なく伝わります。そして、ただ伝わるだけでなく、『自身の解釈』という振動が加わり、さらなる大きな振動を生み出します。共鳴は、共振を生み出します。

これは本当に心地よいし、イッちゃうくらい気持ちいい。共鳴と表現しているのは、これがあるからです。

なにより、気持ちいいだけでなく、プロジェクトの成果が出ます。だって、無駄がなくなるし、上がる要素しかなくなるのだから。グルーヴが生み出す効果は、計り知れないです。

プロジェクトチームに、グルーヴを産む4つのポイント。

ここまで話してきて、実際にどうプロジェクトチームにグルーヴを産むのかが気になりますよね。

これに関しては、元マクドナルドの足立さんは『全員レビューによるラーニング(マーケティングアジェンダ2018で学んだ『事業主のマーケターとして必要な3つのスタンス』 - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ))』という手法をおっしゃってましたけど、僕も似たようなことをしていて、とにかくチームとして意識してもらえるような努力をしています。

4点にまとめて書きます。

  1. 徹底したビジョンの共有。
  2. 情報を隠さない。ひけらかす。
  3. お互い、「面倒」は禁句にし、全力でやる。
  4. グルーヴを感じた時に、感じたとメンバー全員に共有する。グルーヴを感じない時に、怒りをメンバー全員に共有する。

ひとつずつ詳しく書いていきます。

1.徹底したビジョンの共有。

1は言わずもがな、ですね。ビジョンがないのならば、グループが生まれるわけないです。そこにあるのは、タスクと納期のみでしょう。

2.情報を隠さない。ひけらかす。

2については、以下記事にも書きましたが、

事業主は、プロジェクト開始前のオリエンに受託側(ベンダー)に向けた『ひけらかし勉強会』を実施すべき。 - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

ひけらかさないでいいことなんてまずありません。いちプロジェクトチームとして、社外社内関係なく情報の量と鮮度は一定水準以上にしなければなりません。また、NDAを結んだ上で、情報交換出来ないような関係なら取引をやめましょう。

3.お互い、「面倒」は禁句にし、全力でやる。

3は事業者側への戒めで、やりたいことをやれなくなるのはいつも事業者側の論理や努力不足です。ただ、ベンダーや代理店側が面倒だと思いアウトプットしないのは、職務怠慢であって、許されることではないと思うので別の話ですが。

4.グルーヴを感じた時に、感じたとメンバー全員に共有する。グルーヴを感じない時に、怒りをメンバー全員に共有する。

4ははっきりとした理由はないのですが、お互いにぶっちゃけた時から、腹を割って話したときから関係値は劇的によくなるという経験だけです。この全くもって論理的ではないことが、実は最大の効果を生み出すと信じていますし、実際結果も出ている気がします。

あと、定期的に自分の想いは発信したほうがいいですね。時間が経つと、想いは薄くなりがちですから。

チームから世の中に、グルーヴを生み出す。

もちろん最大の目的は、世の中、社会に響くアウトプットを出せるプロジェクトにすることです。チームがいくらグルーヴを感じても、世の中に何もアウトプットしていないのでは意味が無い。

ただ、世の中にグルーヴを生み出すプロジェクトは、きっとチームでもグルーヴが起こっている。少なくとも、僕は一人では出来ないので、そう信じています。

 

最後に、僕がプロジェクトチームに送るメッセージをこれまた4つにまとめて終わりにします。僕に関係ある方も、関係ない方もこれから関係できるかもしれないのでお伝えさせてください。

全員がプロジェクトに参画する喜びを感じよう。

縁があって一緒にやることになります。また、コンペがあったらのなら、一緒にやる皆さんの裏で選ばれなかった方がいます。5年後、10年後にあのプロジェクト一緒にやったね、と笑えるような関係になりましょう。

世間に誇れるプロジェクトにしよう。

どうせやるなら、セミナーや記事で発表できるような、圧倒的な実績を出したり、新しい試みをどんどんやりましょう。

腹を割って話そう。

チームになったからには、発注側、受注側という垣根は無くして、ダメなものはダメ、いいものはいいと言い合いましょう。

世の中にグルーヴを起こそう。

単なる広告ではなく、うちの商材、クレジットカードの新たなパーセプションを一緒に生み出しましょう。そして、小さくてもいいのでグルーヴを巻き起こしましょう。

 

それでは、んちゃ。

事業者として、提案頂いた後の『お断り』は電話やメールではなく『お伺い』すべきという話。

ベンダーや代理店に提案頂いた後の話。

どうも、fkdです。

2018年度からうちのWeb広告運用方針を大幅に変えたので、代理店選定のコンペを実施し、つい先日検討を経て代理店を決めさせていただきました。

各社、オリエンから提案までの短い時間の中、お世辞抜きにすごい提案内容とドキュメントを仕上げていただき、それぞれの特長を生かした戦略と戦術の中から選ぶのは大変な作業でした。でも、決めるしかないので決めました。

決まってしまえば、実施先と一緒に必死で頑張るのはもちろんですが、大事なこととして決定先以外への『お断り』がありますよね。

このお断り、みなさんはどうしていますか?

  1. メールを1本入れて、電話で補足。
  2. 先方の希望があれば来ていただいてご説明。
  3. お伺いしてお伝えする。

という3パターンかな、と思います。しかし、この3番目の『お伺いして』というパターン、正直僕は今の会社にくるまで発想すらなかったです。

リソースも限られるのですべてで行っているわけではないのですが、基本的に規模の大きめな場合、必ずお断りの際はお伺いする文化が当部の場合はあります。

僕がベンダーで勤めていた8年間、お伺いに来ていただける経験など皆無だったのでカルチャーショックをうけました。

「なんでそこまでやる必要があるの?」というよりは、「メールとお電話でも十分なのでは」という認識でした。

しかし、今日実際にお断りのお伺いを複数社させていただいた今、やる意義を強く理解しましたのでしたためさせていただきます。

どうぞどうぞ。

会うと、事業主側の想いが一方方向ではなく話せる。

メールだと、当たり前ですがこちらから一方的に書いて終わりです。

提案側がお断りメールの返信で根掘り葉掘り聞くのは相当の精神力が無いとできない芸当なので、電話で話すのが次の流れですが、やはり顔が見えるのと見えないのでは圧倒的に会話の質が違います。

電話だと表情がわからず、タイミングもつかみにくいのでお互いの真意はやっぱり伝わりにくいですよね。

「じゃあわざわざ行かずとも、来てもらえばいいのでは」と言う話になりますが、まあ買主と売主の関係でいうとそれはそうなのかもしれませんが、よくよく考えてみると事業主側は恐るべき横柄さかもしれません。

提案して頂いたうえで、更に落選の理由を聞きに来させる。それもお偉い方に。これって横柄では。。。

見出しの通りですが、提案側に、

  • たくさん時間をかけて頂き、
  • たくさん知識労働もして頂き、
  • それでいて落選のショックのある中、
  • 偉い方の忙しいスケジュールを調整して頂き、
  • 電車や徒歩でお越し頂き、
  • こちらで決めた結論をお聞き頂く…

これって、冷静に考えてみるとめちゃくちゃ事業主都合過ぎてやばいですよね。。もちろん、提案によって頑張っていただいているレベルは異なるのでしょうが、少なくとも私は強弱はあれど提案にはいつも気合いを入れていたし、手を抜いたことはありませんでした。

しかし、僕は提案側にいたのにもかかわらず、事業主側にいるとこういう気づかいというか礼節というか信義則を忘れてしまっていて、反省しました。。

対面で会話をしてお断りをする場合は、せめて事業主側からお伺いしないとまったくもって対等ではないですよね。

あと、お伺いすることで、提案側の多くのメンバーが参加できるし、提案側のホームでリラックスして話が出来るのもいいところかもしれません。提案に携わった側としては、クライアントから直接のフィードバックをゆっくり聞ける機会はレアですよね~。

ベンダーの想いが伝わる、責任を感じる。

今回、複数社にお伺いし対面で話すことで、提案の主要メンバーの方とざっくばらんにお話させていただき、

  • ご提案頂いた熱意
  • 落選したことの口惜しさを暗に物語る表情
  • 提案が至らなかった理由の徹底的なヒヤリング
  • 次回提案を虎視眈々と狙う気合い

といったことを感じることができました。

これはリアルな空気でしか感じられないことで、失礼な言い方になってしまっているかもしれませんが大変”貴重”でした。最後のほうは、自分で選んだのに実は泣きそうなくらい感情が高まりました。。

あと、選んだということは、責任があることだなと改めて再認識できました。いろいろな方々に必死に考えていただいた上で選んだわけですから、それを遂行できなければ恥ずかしいことですし、申し訳が立たないです。一緒にプロジェクトを実施する皆さんに、改めてお伝えしようと思っています。

事業主側のマスターベーションであってはならない。

とはいえ、すべて事業主がお伺いして対面で伝えればいいというわけではないです。

別に来てほしくもない時もあるでしょうし、提案は落選後のケアまで含めて提案だと考える会社もあるでしょう。そこは関係性があるので、適宜というのが正しいです。自己満足のため、ではなく礼儀として、という大前提は忘れてはなりません。

事業主側は提案してもらうのは当たり前なことではないのは改めて認識すべきです。

多くの提案リソースを使っていただいているのでタダなわけでもなく、選ばれなかった会社の提案のレベルが低いから謝る必要はない、ということでもありません。

あと、提案側にいた人間としては、単純に提案のフィードバックは会社として、そして個人としての成長にもつながるのでやってほしかったなぁと思います。きっと、今日お話しさせていただいた皆さんも、少しは参考になるところはあったのでは、と思います。(そうであってもらいたいという願望含め・・・笑)

なので、僕もこの機会を糧として、今後ご提案頂く際はなるべく礼儀をしっかりしよう、できるだけ明確なフィードバックをさせていただこうと思った次第です。今まで提案いただいたあとの対応がいまいちだったなあと思うケースもありますので反省です。。ただ、たくさんのご提案をいただいておりますし、すべて対応することも難しいことはご理解いただければ幸いです。

事業主の方、いかがでしょうか。この記事のご意見、ぜひ伺いたいですね。

それでは、んちゃ。

動画はYouTubeに置いておけばいいという時代は終わった。OVPを知らないとヤバイ。feat.ブライトコーブ堀野さん

最近ベンダーさんに沢山勉強させていただいているので、アウトプットします。

どうも、fkdです。

ちょいと5月下旬から忙しくなりましてバタバタしております。

というのも、本来業務が忙しくなっているのもあるのですが、ブログでレポートもしているマーケティングアジェンダ」でお会いした沢山の方に改めてお会いさせていただきまくっているからです。(何名かは時間が合わずすいません。いずれ必ず会います。)

マーケティングアジェンダ2018で学んだ『事業主のマーケターとして必要な3つのスタンス』 - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

僕が知らないマーケティング知識、手法はまだまだ沢山あって、本当にものすごく勉強させていただいています。数回にわたり、その中で得られたことを、アウトプットさせていただきます。

今回は、ブライトコーブの堀野さんとお話させていただき、大変勉強になった『OVP:Online Video Platform』について書きます。

どうぞどうぞ。

そもそも、OVPって何??

さて、まずはOVPについて説明させていただきます。

『OVPとは動画配信プラットフォームのことで…』と説明してもよくわからないので、ブライトコーブ堀野さんの資料をもとに説明します。(堀野さん資料掲載許可、ありがとうございます!)

 

さて、皆さんの企業は、【作った動画の管理】はどうしていますか?

まさに下の図のような管理ではないかと思います。(お恥ずかしながら、うちはまさにこれです。)
f:id:FKD:20180530180700j:image

 要は、ほぼ大半の企業での動画の管理は

  • とりあえずYouTubeの公式チャンネルにあげる。
  • 広告配信のときは媒体ごとにアップロード。
  • サイトに載せる時はYouTubeの埋め込みURLを載せる。
  • インナーに使う時はとりあえず社内サーバーに置く。

という状況です。

うう、耳が痛い。笑

しかし、この管理では様々な問題が発生します。

  1. 【クオリティ】YouTubeに載せる時点で解像度が低くなる(画質が荒くなる)。
  2. 【セキュリティ】YouTubeのアカウントが乗っ取られたら死亡。
  3. 【管理】各媒体での管理が煩雑。
  4. マーケティング・分析】媒体ごとに成果がバラけて効果検証ができない。
  5. 【リソース】サーバーを逼迫してシステムから文句を言われる。そしてどこに置いたを忘れがち。

ですので、下記のような理想的な姿にすべきなのです。
f:id:FKD:20180530180718j:image

動画に特化したプラットフォームで一元管理することで、動画に関するクオリティ、セキュリティ、管理、マーケティング・分析、リソース全ての問題を解決するのがOVP、ということです。

堀野さんの説明資料、たった2枚でASIS TOBEを表していて、本当にわかりやすいですよね~。

(もちろん、もっと様々な利点はあるのですが、シンプルにしています。)

動画を作ったらとりあえずYouTubeにあげることに違和感すら覚えない。

さてここで少し、記事を引用させていただきます。

デジタルマーケティングを巡っては“動画を活用する目的は何か”を語るシーンが多い印象でした。つまり、マーケティング領域において動画を活用する幅は増えており、ただ動画を公開して視聴させておけばよかったという時代から大きく転換しているということ。

ストック型のコンテンツとして蓄積・活用できる環境、その動画配信を評価できるツール、そして視聴者を分析して次のアクションに繋げることができるツール、こうした土台が整ってきたといえると思います。

(下記記事から一部抜粋。)

動画をYouTubeに置いておけばいい時代は終わった--ブライトコーブの提言 - CNET Japan動画マーケティングは、日本が世界をリードできる--ブライトコーブ北庄司氏に聞く - CNET Japan

動画のマーケティングはこんなに進んできたのに、『動画自体の管理』は驚くべきほど考えられていないのが日本の現状でしょう。

それは、YouTubeにとりあえず上げておけば問題ない、お金もかからない、という認識がそこはかとなくあるから。

しかし、それは幻想です。

セキュリティは本当に大丈夫???

出光さんでは、YouTube公式チャンネルが乗っ取られてしまい公式チャンネルを閉じなければならなくなりました。

2018年度 - 出光興産 - 当社公式YouTubeチャンネル(出光興産(Idemitsu Japan))の閲覧停止のお願い

Googleのサービスだから安心。

もちろん、それはそうなのでしょうが、管理専門に作られているわけではないのでリスクはあります。

また、YouTubeにアップロードしている時点で、割とありとあらゆる権利がYouTubeに帰属してしまうのも僕は知りませんでした、、恐ろしい。。

堀野さんに言われるまで、意識すらしてこなかったです。がーん。

マーケティング活用は本当にできている??

下記のサッポロさんのように、とりあえずサイトの関連するページに載せるだけではなく『動画集自体をコンテンツ化し、回遊性を高める』ような施策も必要です。
SAPPORO CHANNEL

YouTubeの埋込みをしている時点で、クリックされたらYouTubeサイトに飛びますので離脱になります。そして、YouTubeは関連動画がコントロールしにくいので、ある動画から狙っている別の動画、もしくは別の導線への誘導が非常に難しいです。サッポロさんはそこをうまくOVPで解決しています。インタラクティブ動画にすることも可能です。

また、GoogleGoogle圏外での広告活用をさせない方針なので、YouTubeにあげたビデオの活用の幅が狭いのもマーケターとしては不満です。

分析については、横串で全て見られる訳では無いようですが、それでもOVPによるタグ付けである程度は見られるので十分ではないかと。いまは、YouTubeの再生数や個別の配信レポートしかないレベルの企業が大半でしょう。

動画はYouTubeに載せて、配信するだけではない。資産として活用すべきですよね。

OVPに費用をかけるべきというのは、どの部署が入れるべき文脈なのか。

ここまで読んでいただければ、OVPの必要性は十分理解していただけたと思います。

しかし、OVPは様々な利点を持ち合わせているが故に、誰が導入を推進するのかポテンヒットになりがち。

といった具合。しかし、会社として入れるべき、それに尽きます。うちも入れないとまずいなぁ、と痛感しています。

といいつつ、誰が率先するのか、予算の出どころはどこなのか、これ何気にめちゃくちゃ整理が難しい。笑  僕は社内啓蒙から頑張ります。

作ったあとも、きちんと考えよう。

動画マーケティングはすごく意識しているのに、作ったあとについてはびっくりするほど手薄。。反省反省です。

堀野さん、改めてありがとうございました。ブライトコーブはお世辞抜きに素晴らしい会社・ツールですのでぜひみなさんもご検討ください。必要あれば繋ぎますので、ご連絡ください。

ブライトコーブ | 最先端のオンライン動画プラットフォーム | 動画ホスティング

ブライトコーブに限らず、OVPのソリューションは多くはないものの他にもありますので、状況に応じて使い分けしましょう。

それでは、んちゃ。

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