FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)

WEBマーケティングについてツラツラと書いていきます。

クリップを拾うようにしてみたら、ご飯が少しだけおいしくなった件。

オフィスに、書類を束ねていたクリップが、物陰によく落ちている。

 

普段掃除する箇所には無いから、邪魔にはならない。拾わなくても、誰も迷惑とは思わない。

しかし、鈍いながらも妙にキラリと光るものだから、なんとなく通る度に僕には目に付いていた。

 

でも、誰も拾わない。

 

拾わなくても、別に問題ないから。

拾うのには、止まって、屈まないと取れないから。

取っても、誰にも褒めてもらえないから。

落ちていても、何とも思わないから。

そして、そもそも落ちていることにすら気づいていないから。

 

僕も、拾ってなかった。

 

しかし、綺麗好きでもないくせに、見て見ぬふりをする度に、「見て見ぬふりをしてしまった」という僅かばかりの後悔を覚えていた。

 

気がついたら拾えばよかった。と。

しかし、そんな思いはいつも一瞬で忘れてしまう。

 

でも、また落ちているクリップを見つけてしまうと、また後悔する。

その後悔は、少しずつ積もり続けて、なにか舌触りの悪い嫌な気持ちへと膨らんで行く。

 

ある日、落ちているクリップを、拾うことにした。

別に、誰も気付いてないだろうし、僕が後悔しなくなっただけ。 

 

変わったことと言えば、屈んだ分、少しお腹が減るようになって、何か変な舌触りが無くなって、ご飯がおいしく食べられるようになったくらいだろう。

 

落ちているクリップを拾う。

なんか、色々、そういうことかなぁと思った。

 

んちゃ。

東京ドーム何個分って、結局どんくらいなのよ。

大きさのたとえに使われる「東京ドーム○○個分」の怪

「広いですねえ、それもそのはず!ここの敷地面積は、なんと東京ドームの18個分なんです!」

と急に言われて、

「あ、あれくらいなんだな!」

とすぐに、かつ正確にわかりますか?

多分そんな人は、夏休みの宿題を夏休み開始初日で終わらせる子供の数と同じくらいしかいないと思います。

しかしTVでは実によく東京ドームの面積が比べる尺として用いられています。今回は、そんな東京ドームについてちょっとお話したいと思います。いったい、東京ドームの大きさってどんなもんなのでしょうか。

まず、数字から東京ドームの大きさを見て見ましょう

【東京ドームの数字あれこれ】

  • 建築面積:46,755平方メートル
  • 野球場の大きさ:約13000平方メートル
  • 容積:1,240,000立方メートル
  • 高さ:56.19m
  • 収容人数:45,600人
  • 建設費:約350億円

ちなみに、一般に「東京ドーム何個分」で用いられるのは、広さの場合は建築面積、容量の場合は容積の値です。

まだこれだけではさっぱりですよね。

そもそも、なぜわかりづらい東京ドームなんぞを尺としてしまったのでしょうか。
そんな根本的な疑問を抱きつつも、話を続けます。

まず広さの場合

先にも述べたように広さの場合は、建築面積46,755平方メートルを一個分としています。

さっぱりよくわからないので、想像しやすい正方形になおしてみます。

すると、東京ドーム一個分の土地とは一辺の長さが約216メートルの正方形となります。これは、普通に歩くと2,3分くらいって感じの距離です。

さらに例えるなら、6畳一間をとすると、何と4,723部屋分になります。身長180cmの人が64,800人寝そべれます。

ちょっとわかりやすくなりましたね。ちょっとだけ。

これから、東京ドーム18個分、といわれたら成人男子100万人を思い浮かべましょう。

相当気持ち悪いですね!

次に、容量について

これは広さほどではないんですが、まれに

「○○ジュースはおかげさまで東京ドーム10個分を販売いたしました!」

なんてどうしようもないくらいわかりにくい例えが用いられます。

25メートルプールを例えにもってきたほうが絶対わかりやすいのに、なぜかかたくなに東京ドームが用いられるのです。

東京ドームの容積は124万立方メートルです。これは、立方体にすると一辺が107メートルの立方体になります。

またこれだけではさっぱりなので、500mlのペットボトルにでも例えてみましょう。

計算してみると、500mlのペットボトル25億本になります。これを日本人全員に分けるとすると、一人あたり20本ももらえるということになります。

つまり、ジュースが東京ドーム10個分売れた、といったら一人当たり200本もそのジュースの500mlペットを消費した、ということです。

いやーわかりやすいですね!(笑)

日本人は、なぜか変な尺を大切に使ったりします。

 他にも、

  • 容積は「霞が関ビル○杯分」
  • 小さいものは「ハイライトの何分の一」
  • 長さは「東京ー大阪間」

どれも想像しにくくて、わかりにくいものばかりです。
なんか理由があるんでしょうが、ちょっと伝わってこないのは残念ですよね。

マーケターのみなさん、東京ドーム的なことやっちゃってないですか??

マーケターのみなさんも、自社の尺度で測ってませんか?

『当社比』、なんてわかりませんよ。

『当社史上一番』、なんてお客さんにとってはどうでもいいですよ。

その表現はお客さんにとって一般的ですか?僕も、自問自答してみます。

終わりに

今回のブログで少しでも東京ドームの大きさについてを想像できるようになってもらえたら、僕は東京ドーム50個分の喜びを感じることが出来るでしょう。

はい、わかりにくいですね(笑)

それでは、んちゃ。

※この記事は管理人の前のブログRight Riotの記事を加工して再配信しています。

松本人志の放送室より『薄味の鯛茶漬け』に学ぶ、薄味アウトプットのススメ。

松本人志の放送室のエピソード。

僕は通勤の時はたいてい「落語」か「アイドル」か「松本人志の放送室(以下、放送室)」を聴いている変人なのですが、「放送室」で面白いエピソードが紹介されていたので今更ながらピックアップします。

それは、こんなエピソードです。

薄味の鯛茶漬け。

ある鯛飯がおいしい料理屋さんでは、締めのお茶漬けの味付けをあえてかなり薄めにするそうです。

それは『その場で食べた時に「美味しい」と言われるよりも、2,3日後に「そういえばあのお茶漬けうまかったなー」と思わせるようにしたいから』という狙いがあるからと、と大将。

濃い味付けというのは味付けや素材の味が分かりにくく、インパクトはあるものの細かい味の記憶は残りにくい。

一方、薄味の方は、初めは物足りなく感じるものの、いつの間にか染みわたるように体に浸透し、ふとした時に細かい味まで思い返してしまう。

まっちゃんの理想もそれと同じだったらしく、その大将と意気投合して盛り上がったらしいです。

ああ、なるほどなーと。この考え方は本当に素晴らしいと思います。

薄味アウトプットの重要さ。

地味な仕事でも、完成しても評価されなくても、何日も何年も経ってから『やっぱりこれは凄い』『こんな事を考えていたのか!』と思えるようなアウトプットを出すことって大事ですよね。 

薄味というのは、誤魔化しのない素材の味で勝負しているということ。

しっかり素材をさばき、徹底的に下処理し、自分の信じた正攻法で勝負するということ。

つまり、誰もが気づかないようなところにも丁寧に一つ一つの工程を行っているということです。

神は細部に宿る

クリエイターの方は「神は細部に宿る」という言葉をモットーに、本当に細かいところまで気にして作り込んでいる、もしくは本当は作りこみたい場合がほとんどだと思います。

クリエイティブだけではなく、マーケティング施策も、プロモーション施策も、分析も、運用業務も、どんなに地味な仕事でも、一つ一つに、なにか一つでもいいから細部へのこだわりをつける姿勢、工夫が薄味の鯛茶漬けを生み出す秘訣なのではないでょうか。

僕もこのエピソードから学んだ姿勢を忘れることなく、丁寧に下ごしらえし、薄味でも染みわたるような作品を生み出していきたいものです。

それでは、んちゃ。

マーケターは、アテンションをアービトラージせよ!つか、アービトラージってなに?

アテンションをアービトラージせよ?

アテンションをアービトラージ

タイトルと見出しで繰り返してますが、この記事から拝借してます。

www.ficc.jp

正直、1回読んだだけじゃ、長いしなんのこっちゃわかりませんでした。。

結構Facebookでいいね!してる人お見かけしますが、本当に理解している人ってどれくらいいるのか疑問です。

#ちなみに、自分でも書いておいてアレですが、デジタルエフェクチュエーションとか、こういう横文字おおすぎるやろ。喰らえ!!アービトラージ!!なんて技がありそう。

話を戻して…。

しかし、なんかマーケターとしてわからないままだと悔しいのでちょっと噛み砕いて書いてみます。

アービトラージを必死に噛み砕いてみた。

アービトラージは投資の用語で『同じような価値を持つ商品で、高い方を売って安い方を買って利鞘を得る取引』、つまりさや抜きのことらしいです。

つまり、Webマーケティングにおけるアテンションをアービトラージするということは、

『いいコンテンツを成長途上のメディアに出して、広告価値が高いメディアに転載してもらえ!』

ということ。 (違っていても、今回はそういうことにします。)

これ、たしかにそういう発想がなかったので非常に参考にはなります。

難易度高杉

しかし「そんなことできたらやってるよ!」とも言いたくなるような難易度の高さと言わざるを得ません。四つの難しさがあるのでまとめてみます。

  1. 駆け出しのメディアとのコネクションを構築すること。
  2. 先行投資とリスクに対する社内理解があること。
  3. メディア特性に合わせたクオリティの高いコンテンツを生成すること。
  4. それでいて、自然発生的に拡散されるようPR、広告を低予算で仕掛けること。

アービトラージ(さや抜き)というのは投資でもある程度の投資金額が無いと、そもそも手数料を上回るだけの成果が出ない、という弱点かあります。

タイミング、思い切り、クオリティ、ある程度の予算感という要素が必要なのがWebにおける、アテンションのアービトラージです。

例えは、バンパー動画にはチャンスがあった。

しかし、現在も新しい手法というのは続々出てきています。

Google様のバンパー広告は出てすぐに試しましたが、たしかにとんでもない低単価(3円~)で動画を配信することが出来ました。それだけでもいい成果は出ました。

それに、アービトラージという考えを上乗せすれば、もっと拡散し更なる効果が見込めたのかもしれません。

高難易度ではあるものの、KPIの実現を考える際は必ず考慮に入れておこうとは思いました。  

喰らえ!!アービトラージ!!!

それでは、んちゃ。

僕が桜が嫌いな二つの理由。

桜が嫌い。

僕は桜が嫌いだ。

こんなことをいうと「変わり者だ」「非日本人だ」「風情がわかってない」なんて言われることが多い。

しかし、なんと言われようと昔から桜が嫌いなのだ。理由は大きくわけて二つある。

一つ目。散ったあとの地面が汚いのが嫌。

桜の散ったあとの地面が、とにかく汚い。

泥にまみれて、ぐちゃぐちゃになった花びらが無数に散らばる。店舗の方はほうきで集めてゴミ袋に入れなくてはならない。

椿や薔薇のようにポトリと花ごと落ちる姿や、菊や萩のように美しく静かに散る姿。迷惑をかけずに散る姿こそ美しく見える。

花が散ったあとの姿は、みんな興味ないのだろうか?見て見ぬふりをしているのだろうか。

本当に桜が好きなら、散ったあとの片付け運動なんていうのもあってもいいと思うのだが。

桜の散った後の姿は、風情が無いと思う。

二つ目。花見が嫌い。大して桜も見ず、飲みの大義名分にしているのが嫌。

別に桜をネタに花見をするのはいい。好き嫌いは当然あるので、桜を見ることが好きな人が多く存在するのは当たり前だ。

しかし、花見は桜だけのものではない。

上記の方が明らかに酒が進むと思う。別に花好きなわけでもないが、とりあえず桜より酒が進みそうな花見はたくさん思いつく。

しかし、そんなこと言うと『そういうことじゃない』とか言われるのだ。じゃあ、どういうことなのだろうか?

万葉集に沢山詠まれているから?いえ、萩と梅の方が詠まれてますよ。

花見の幹事を任される身にもなるべきだ。まだ花冷えの中、外で、たくさんの買い出しをし、片付けも責任もって行い、なんの得があるのだろうか。

桜の花見は、飲みのための大義名分と化しているのであれば、風情が無い。

咲いている桜は綺麗だとは思う。

ここまで書いておきながら、青空と桜の薄桃色のコントラストはとても綺麗だと思う。桜は1枚だと白いのに、たくさん集まると薄桃色になるのは素敵だ。

本当に桜を愛でている方はたくさんいるし、その方たちを否定するものではないのであしからず。

僕は桜が嫌い。それは、盲目的に桜は美しいものだと思い込んでいるこの風潮が嫌いなのかもしれない。目を向ければ、美しい花はいくらでもあるのだから。

この記事、全然共感してもらえなさそうだが、誤解を恐れずに書きました。笑

それでは、んちゃ。

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