なぜ海老蔵やアレクサンダーのブログ写真は左右反転しているのか分析した件。
海老蔵のブログの「写真左右反転」の怪。
どうも、fkdです。
今日はちょっと一風変わった、比較的どうでもいい話をひとつ。まずは、こちらの海老蔵ブログ記事ご覧ください。
続いて、アレクサンダーのブログもどうぞ。
文字が反対になっているのが確認できますね。これは、写真をわざわざ反転させてアップしているから起こる現象です。
しかも、ネギとかソロで写っている写真は反転していない。自分の顔がアップで写っているときのみ。
で、本題。
なぜこの写真反転をわざわざしているのか、
が気になりちょっと想像をしてみた、という記事です。笑
なぜ自撮り写真を反転させるのか?
いきなり推理の結論にいきましょう。
僕なんていう特に美的な部分のかけらもないメンズには到底想像もつかなかったのですが、どうやら「自分が普段見ている、一番の顔の写真」を載せたいから、ではないかと推察します。
鏡に映った自分の顔は、反転していますよね。全く左右対称の人間などほぼいないですから、自分で鏡を見ている顔と、実際に見られている顔はよっぽどでない限り異なっています。
だから、自分で見た顔と、他人に見られる顔を一緒にしたいので、左右反転させているのです!
おぉ~なんかそれっぽい!
海老蔵とかローラとかアレクサンダーとかは完ぺき主義者としても有名ですので、ある程度は自分でお手入れ・お化粧をしているのだと思います。
だから、反転している写真をアップしているのです。
実際は、知らん。
実際のところはわかりません。
単純に、結果的に反転させたほうがかわいく、かっこよく見れるからやっているだけの人も多いでしょう。 アプリのSnowを使えば一瞬でできますし、スマホによってははじめから反転撮影があるものもあるとかないとか。
ただ、こういった細かなこだわりが、結果的に成功を生み出しているのかもしれません。神は細部に宿る、僕もこの言葉は信じています。
ただ、芸能やモデルなど露出が多く整っている人は別として、他人はそれほどあなたの顔に興味が無いので無駄な苦労かもしれません。
んちゃ。
テレビの視聴率が「タイムシフト視聴率」を足したものにいつの間にか変わっていた件。
2016年10月3日から、関東地区のTVの視聴率が変わった。
すでにご存知の方も多いと思うが、TVの視聴率が
という計算式で出されるようになった。(関東地方に限る)
以下、正式リリース文章。
関東地区テレビ視聴率調査の仕様変更 タイムシフト測定の考え方と新指標について | ビデオリサーチ
これ、結構やり方が、えぐい。
前後比較をできないようにさせつつ、移行?
今までは「リアルタイム視聴率」しかとっていなかったのだから、10/3以降とそれ以前だと、当たり前だが比較自体ができないのだ。
今の前後比較方法は
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【10/3以前】リアルタイム視聴率 VS 【10/3後】リアルタイム視聴率+タイムシフト視聴率
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となるわけで、普通に考えたら10/3以降のほうが視聴率はよくなる。
さらに、ドラマや映画はタイムシフト視聴率が明らかに高いはず。下手したら、3人に1人はタイムシフト視聴かもしれないので、今まで視聴率が10%だったドラマも総合視聴率にしたら、13%くらいまで増えるかもしれない。いや、まじで。
しかし、今のニュースには「総合視聴率」なのか元来どおりの「リアルタイム視聴率」なのかが書いてない。
このニュースもそうだ。
朝ドラ、ニュース、スポーツなど、リアルタイム性がある程度必要なものに関してはさほど差はでないだろう。しかし、ドラマはいただけない。「秋のドラマは軒並み好調」という結論は、いささか乱暴すぎるのではないだろうか。
正当性のある数字を出そうとする努力。
このタイムシフトを入れた視聴率は明らかに「改善」だろう。視聴率取得の世帯数を増やしたこともかなりいいと思う。
しかし、これをあえて公表せず、「前よりもよくなった」と言い切るメディアは卑怯だと思う。ずるいと思うのは、番組が切り替わる10/3くらいから導入した点だ。
同じドラマでどれくらいタイムシフトが入るのか、その検証をあえてできないようにしたように見える。実際はそうじゃないかもしれないけど、だったら10/17くらいからやれば言いだけの話だ。
それくらい、正当性のある数字にすべきだったし、してほしかった。
下記の記事でもあるが、
私は、これから視聴率を伝える際、受けとめる際には十分注意してほしいと思う。伝える側は、少なくともそれがリアルタイム視聴であることを明記すべきだ。それから、「総合視聴率」も注目したほうがいいだろう。リアルタイム視聴との差異もネタにすると面白いと思う。受けとめる側は、自分の好きなドラマの視聴率が低くてもがっかりすることはない。総合視聴率が出るまで待ってみるといい。
こういった視点を常にもって、テレビの出す奇怪な数字を見てほしい。
願わくば、今まで見られてなかった数値が出るようになりました、という正しい報道になりますように。
それでは、んちゃ。
受託側から事業主側に転職したので、いい点、悪い点を4つずつ書いてみる。
どうも、fkdです。
僕は社会人10年目で、アイエムジェイにて受託側8年ちょっとやって転職、今は三井住友カードで事業主側1年ちょっとという経歴です。
受託側と事業主側両方経験している人がどれくらいの割合でいるかは知りませんが、両方の側面から語っている記事をあまり見たことがないので書いてみます。
(この記事は、今、受託側で、事業主側に転職したいと思っている方に参考になると思います。)
そこはかとなくあり続ける、受託側からの事業主側への憧れ。
受託側にいるとなんだかそこはかとなく事業主への憧れが募ってくるもんなんですよね。それは、
- アウトプットに厳しく文句を言われたり、
- 納期に迫られ徹夜をしたり、
- 理不尽なことを言われたり、
- 市場に合わせた事業モデル転換のタイミングで会社の方針が揺らいだり、
といったことを経験してきたら、自然の流れだとは思います。僕も少なからず感じてました。
僕は、なぜ事業主側に転職したのか?
僕は何故事業主側に転職したのかというと、事業主側からみた世界が見たかったからです。
事業主側の世界、つまり、発注側の世界。
- 数値や成果がダイレクトに査定に反映される。
- サービスを自らプロモーションし、自ら売る。
受託側にいると、成果が出なくても、こっぴどく怒られ次の取引はなくなるものの、次のクライアントに活かせば生きていけます。
もちろん一時的に成績は下がるものの、極論次に成功を納めれば笑い話になって終わりです。
しかし、それが物足りないところがありました。事業主側の感覚を味わうためには、事業主側へ1回行かねば、ということで転職しました。
さて、本題。
受託側、事業主側、それぞれの良いところ悪いところがあるので、4つずつ書いてみます。
事業主側にきてよかったこと。
狙い通り新しい世界観をたくさん得られました。題名の通り、いい点を4つ書きます。
- ダイレクトにお客さんの声が聞こえてくる。よいことも悪いことも。
- うまくいけば成果が出て褒められ、失敗したら徹底的に理由を追求される。これは厳しい。
- 決裁を得るまでの大変さ、わかります。これが一番大変で、一番大事なこと。
- 自社サービスへの愛着は当然に湧く。理解も知識もたった1年従事しただけで桁違いにつくからこそ、マーケティングで本当にやらなきゃいけないことが見えてくること。
特に僕は4が堪らなく楽しいです。当たり前ですが、ずっと自社サービスのこと考えていればいいので。
蛇足ですが、ピンポイントにビジネス課題を理解してくれる、プロモーション課題を理解してくれる営業には本当に惹かれます。できる営業って、こういうことなんだと、身をもって理解できました。もちろん、ただのツールやリソース提供も時と場合によっては必要ですが。
この営業の感覚を磨けたのも本当にいい経験です。
受託側にいてよかったこと。
これもたくさんありますが、4つにまとめます。
- 色々なお客さんと知り合えること。
- 一緒に目標に向けて頑張って、成果を出したらチームとして一緒に喜べること。
- 最新の情報、他社事例がこれでもか、というほど入ってくること。新しいサービスを開発できること。
- 色々なアウトプットが見られたり、クオリティを徹底的に追求するので質や頭が絶対良くなる。
社会人のはじめは受託側にいてよかったと本当に思います。大変だったしストレスもすごかったけど、クオリティの追求とか知識の底上げとか、今の僕があるのは上司とクライアントのおかげです。
あと、今でも前職で担当したクライアントと飲んだりできるのとか、最高ですよね。
これから受託側から事業主側へ転職を考えている方へ。
上記の通り、事業主側への転職はいいことがたくさんあります。でも、もちろんよくないこともあります。これも大きく分けて4点。
- 企業によってはスピードが落ちる場合がある。上司に恵まれないと、むしろ何も出来ない。
- 会社のルールや、文化があわないとしんどい。転職先の環境を前の環境と比べてしまい、GAPに苦しむ。
- そもそもサービスが好きになれないと終わってる。
- 知識や資料の質が落ちていく一方なので、積極的に自分でどうにかしないとレベルが明らかに落ちる。
僕はありがたいことにどれもあまり当てはまらないのですが(1は少しあるものの)、一つでも当てはまると苦痛になる人も結構います。実際に、すぐ辞めてしまうひとも多数いるのですから。
特に上記3の、サービスが好きになれないと破滅的に致命傷です。
営業するにしても、プロモーションするにしても、結局自社のサービスのウリを伝えることをしないといけないですから。嘘をついてでも良いと伝えたり、そもそもサービスが世のためにならないのは、苦痛にしかならないです。
前職のとき、クライアントと飲んでいて、事業主への転職は考えているの?という話をしました。その時、クライアントから言われた言葉は「転職しようと思う会社のサービスが好きになれないなら転職すべきでない」でした。
今、その言葉の重みがよくわかりますし、転職をするときに常に心に引っかかっていた言葉でした。
理想は、最強の事業主。
僕の理想は、最新情報を常に仕入れながら、自社にてトライアンドエラーを高速で繰り返し、事例を自前で仕入れられる環境にある事業主。
ライフネットとか、コカ・コーラ、サントリー、資生堂など、それができている事業主のマーケッターは圧倒的。(もちろん裏ではそんなことばかりしてないのも理解していますが)
そこに到達するのは到底無理なので、1年在籍の割にやりたいことはかなり出来ている気もしますが、まだまだです。
子育てひと段落したら、少しやってみましょうかね。
転職の際の仕事以外のストレス。
最後に、もう少しアドバイス。
転職は環境も大きく変わり、しばらくは本当に仕事以外のストレスがとんでもなく溜まります。最後も4つにまとめます。
- はじめは社内に知り合いがいないので、何を誰に聞いたらいいかまじでさっぱりわからない。
- 試験や研修まみれで業務以外の時間がとられる。(逆に、研修など全くない、のどちらか。)
- 中途なので期待値がかなり高いところからスタート。当然にリーダーシップや新しい提案が求められる。
- 暗黙知のルールが多くひたすら慣れるしかない。
といったところ。特に僕の場合、試験は国家試験だったので2がとにかくきつかったです。他はコミュニケーションでなんとでもなりますが、記載のとおりコミュニケーション自体がなかなかスムーズにできないのがストレスでした。
転職がゴールではない。
転職は自分を成長させるチャンスです。収入面の成長に目が行きがちですけど、30代で収入メインの転職では寂しい気がします。もちろん、収入が大幅に下がる転職は推奨しませんが。
転職がゴールではなく、その先がゴール。この記事は、一方的に転職を推奨するものではなく、転職を思いとどまらせるという意図も込めて書いてみました。
んちゃ。
共働き世帯の、男性の子育て参加について知ってほしいから具体的に書いてみる。
「共働き世帯の、男性の子育て参加」についてかなり具体的に書いてみる。
どうも、fkdです。
僕は3歳の娘がいるんですけど、共働き家庭なんで、今回は子育てと仕事の両立の話を書いてみたいと思います。
というのも、男性も育児参加しろとか、理想的な方法とかの性善説とか、男性が育児に参加しない話は書いてあるのはよく見るんですけど、具体的に男性がこうしてるって内容は見たことないので。
実際はどうなの?
僕はそこそこ子育て参加しているほうだと思うんですが、じゃあ実際大変なの?何してるの?ってイメージわかない方多いと思うので一日の過ごし方を書いてみます。
同僚に、共働きの子育て男性がいたらこんなすごし方だと思うので、ぜひその人のこと思い浮かべながら読んでください。
参考、俺スペック。
- 32歳
- 娘3歳で保育園通い
- 嫁は教師
- 通勤時間50分
- 定時は9:00-17:30でいつもは18:30に会社出る感じ
平日の一日の過ごし方
【6:30~7:00】
起床。手分けして朝ごはんの準備、着替え、洗濯物たたみ(浴室乾燥してるので乾いている)
【7:00~7:30】
娘を起こして、着替えさせてご飯食べさせる。日によって保育園に送って通勤。ここも適当に手分け。
【8:30~18:30】
出社。おしごと。その間に嫁がお迎え。
【19:30~】
帰宅後、娘をお風呂に入れる。ご飯を一緒に食べたり食べなかったりしつつ、洗物したり、洗濯物を干したり、保育園の準備したり、娘と遊んだりを手分けしつつこなす。
【21:00~】
みんなでベッドに。娘に本を2冊必ず読まされた後、寝かしつけていたらみんな気がついたら寝ていて朝を迎える。
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といった感じ。
まあ簡単そうに見えるかもしれませんが、日々1分を惜しんでるところもありますし、プライベートで一人で自分のことをやる時間はまったくないです。
気をつけていること。
うちは家事をどちらがどれをやると定義せず、空いているほう、気づいたほうがそれとなくやるというスタンスにしてます。
決めてしまうと、柔軟に対応できなくなるだけでなく、本来やるべき人ができなかったとき、「やってやった感」とか「不公平感」が出てしまって、いつか不協和音になります。
あと、飲み会は本当に最小限にしてます。二人でやらないと上記のようなスケジュールでこなすことは難しく、それが続くと片方がしんどくなってバランスがこれまた崩れるのです。(とはいえ、お互い月何回かは行くが。)
3年経過してなんとかスムーズに子育てと仕事が両立できてますが、やっぱり飲み会には頻繁にいけないし、趣味のフットサルや落語やライブにもしばらくいけてません。
あいつは付き合いの悪いやつだ、なんて思われているだろうけど、はっきり言ってそのとおりで、付き合ってられないのです。
ダイバーシティとか騒がれているけど
世間ではダイバーシティ、働き方の多様化とか言われているけど、必要なのは多様化じゃないと思ってます。
必要なのは、男性側の「確固たる意思」と、「職場の理解」です。
男性は、時短もあまりしている人はいないし、仕事で残ってたら女性は文句言えないでしょう。仕事の付き合いの飲み会もあります。
でも共働きの女性だって一緒のはず。
その痛みというか不自由を男性も持つ、つまり言い訳は捨てて、自分も残業はしないでたとえ白い目で見られても帰る、飲み会は最低限、極論出世は捨てる、といった「確固たる意思」をもたないと成立しないです。
「職場の理解」は、こういった男性を増やしてもいい、こういった男性がそもそもいるのだという周りの理解。冗談抜きで、僕のような働き方をしてると本当に出世できない会社が多いです。
男性育児への理解は、想像以上に無いと言ってもいいのではないでしょうか。女性にここがあんまり理解されていない気がする。例えば、男性トイレでのおむつ替えなんて結構毎回大変。だって何一つ考慮されてないんだもの。
子育ては楽しい
ここまで書いていると全体的に子育ては大変という印象しかもたれないかもしれません。
でも実際は身近で育っているところを見られるし、実感できるし、愛娘と触れ合う時間はそれはもう至福としかいいようがないです。
イライラすることも多いし、しんどいこともたくさんあるし、夜嘔吐物を手で受け止めたりして笑、できないことも多くなるけど、結論楽しいから苦ではないのです。
小さい頃もっと可愛がっておけばよかった、そんな言葉を男性はよく口にします。でも、大半がはじめからやる気なかったのでは。簡単に口にしないでほしいです。
でも、今3歳まで子育てできている経験は何にも代えがたい。楽しいから。
世の共働き育児をしている奥さんたちに、唯一やってほしいこと。
女性の育児参加は市民権を得ているけど、書いたように男性はまだまだ肩身が狭いんです。それなりに苦労していること、あります。したくてもできない男性だって、絶対多い。
だから、この現状を理解するとともに、子どもにそれを伝えてほしいです。
思春期真っ只中でも父が大好き!そうなるための秘訣、立役者である母の凄さ by チカ母 - 赤すぐ 妊娠・出産・育児 みんなの体験記
この記事、子育て男子としては本当に有難い内容。
子どもがどう思うかはおいといて「小さい時おとうさんが沢山一緒に育ててくれた」って経験を、子どもが把握してくれるだけでもかなり救われる気がします。(ちなみに、うちはこれ、やってくれるので有難いっす。)
少しでも参考になればよいと思い書いてみました。
んちゃ。
CXにおける、サイレントマジョリティーの重要さについて。
CXという言葉が、狭義に使われている気がするのよ。
CX、すなわちカスタマーエクスペリエンス。顧客体験の向上。
とかく、顧客接点における「おもてなし」や、One to Oneマーケティングや、
不満の解決といった言葉に結局置き換わる。
どれも間違ってはいないのだけど全部「接点を持った後」にとかく焦点が当てられがちで、そこにいつも違和感を感じている。
接点を持つ前のCXって全然なくて、「ブランドを想起してもらう」とか激ムズなことが、あっさり書いてある。自己アピールや、プロモーションありきな発想がいかんせん存在すらしていない。
で、タイトルにつながる。
結局接点を持った後の顧客の声や行動(ノイジー・マイノリティーかノイジーマジョリティー)を分析しがちだが、
肝心のほぼ大半を占める「ブランドに接点を持っていないサイレントマジョリティー(サイマジョ)」にマーケティングすることがガン無視されているということを言いたい。
サイマジョの重要性を改めてまとめてみる。
もともとブランド価値が高く勝手に食いついてくれればやる必要は無いのだが、そんなのはほぼすべての企業が無いといってもいい。何も語らぬ人々は、みんな多数決の論理で同じ印象に行き着いてしまう。これが怖い。その流れ自体を変える試みが必要なのだ。
サイマジョを無視すると、そもそも接点自体がもたれなくなる。さらには、接点を持った時点でもCXがマイナスからはじまったりする。
サイマジョたちはいまどんな印象を抱いているのか。何も印象を抱いていないのか。
じゃあその人たちに、どこで、どんなことを言ったらいいのか。
それって、CXのスタートとしてまずブランドに何を思わせるのかってことだと思う。
「いいところはいい」ときちんと訴求するプロモーションをしないといけない。なんかふわっとよくわからないことを言ってますな。で終わってしまう。
まとめると、サイマジョは無視しちゃいけないし、しかるべきプロモーションをしないといけない重要な存在。
サイマジョには、想起率やブランドリフトやView Through Search。
しかしながら、サイマジョに届けるようなブランド系のWEB広告は獲得につながらんとか、無駄金だとかよく言われる。
ここで、CXを広義で捉え、サイマジョにどれだけ伝わったのかをKPIに入れる。想起率とか、検索行動への貢献とか、ブランドリフトを聞ければ一番いい。
結局、獲得も増えているとは思うのだが、それを立証するのは困難。
そこは上記KPIが貢献していると割り切って、もしくはブランドラブが高まると当然に獲得にも紐づくといった別調査を絡めて無理矢理にでも方程式を作ればよい。
サイレントマジョリティーへ届けるには。
KPIをきちんときめても、最後はコンテンツの力がとにかく大事になる。
拡散のための瞬間風速的なコンテンツではなく、熱意と意志を持った、それでいて押し付けがましくないコンテンツ。結果拡散する、というのが正しい。
サントリーの採用ページなんて素敵だ。
企業メッセージをとんでもなくうまく伝えている。
うちの会社の場合はどうだろうか。サイレントマジョリティーに対する対応が圧倒的に遅れている。CXという言葉は、既に顧客になっている人だけにしか向けられていない。
一生懸命One to Oneとかやってるけど、やってることが全く伝わってない。それじゃダメに決まってる。
私はここにいるよ、という主張。
クレジットカードのポイント重視な文化に一石を投じたい。
他社ではできない魅力を伝えたい。じゃあ、伝えなきゃ。
昔、元ジュビロのゴン中山さんが「生まれたからには自己主張しなきゃ」的なことを言っていたのだが、まさにこれだ。主張しなさ過ぎ。主張しなさ過ぎなことに美徳があるのか。日本人だから仕方ないのか。そんなのイヤン。
でも、主張し過ぎるとだめ。うざがられる。
直接的にぎりぎり言わない、ぎりぎりの表現で。
ところで、サイレントマジョリティーという言葉、Facebookにも書いたが以下のパクリ。
キャッチーな言葉だったのでこれで一本記事書きたくなった、というのが本音。
んちゃ。