7月11日 GinzaMetrics主催セミナーに登壇しますので宣伝。
僭越ながら、登壇させていただきます!
SEOのステキツール、Ginza Metricsユーザーなのですが、御縁ありましてGinzaさんのセミナーに登壇させていただくことになりました。
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GinzaMetrics SEO Driven Conference Tokyo 2017 Summer | 7月11日(火)開催(無料)
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転職後の目標の一つ、そして今年の目標に掲げていたので、非常に嬉しい&ありがたいです。
せっかくなので僕にしか話せない面白い話をしようと思います。
テーマは…
今回は、
- 事業主でコンテンツマーケティングをはじめたいと思ってもなかなかできない方
- もしくはなかなか軌道に乗らない方
に向けて、かなりリアルでギリギリ出せるくらい具体的な事例を話そうと思っています。
世の中、コンテンツマーケティングという言葉がバズワードとなっていて、色々な会社がサービス提供しています。
しかし、クオリティの差はあれど、どこでやるのかはハッキリ言って全く関係なく、事業主としてどこまで社内の下準備を出来ているか、マネージャーにどこまで覚悟を追わせるかが全てだったりします。
その辺を、数値や立ち回り方を含めてご紹介する予定です。
ぜひいらしてください~。
また、一緒に登壇するスピカさんは先進的かつ圧倒的なクオリティのコンテンツマーケティング施策を成功させています。
僕の話は規模的には小粒ですが、全然毛色が違う話なのでどの会社規模の方にも楽しんでいただける内容になるはずです!
ご都合合う方は、ぜひ気軽にお越しください!
登録はこちらから。笑
7月11日(火)GinzaMetrics SEO Driven Conference Tokyo 2017 Summer
全然資料作ってないので、頑張ります。苦笑
#すいませんが晴れの機会なので、毎回の投稿のフッターに載せてください。
それでは、んちゃ。
【若ツイ】若者に流行りの『お洒落バンド』がわかるようになる記事。CHAI,スカート,Yehyelなど
あまりにもいいバンドがありすぎて、第二弾〈おしゃれバンド特集〉。
前回の若ツイでご紹介した最近流行りのバンド。調べれば調べるほどセンス溢れるバンドがどんどん出てきまして、今回は第二弾です。
第1弾はこちらから。
【若ツイ】最近流行りのバンドがわかるようになる記事(peggies,yonige,フレデリック,ポルカ,やばTなど) - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)
前回はいわゆるバンドバンドしているのを集めたのですが、今回はより趣向が個性的なお洒落なバンドを集めてみました。
本当はもっと紹介したいのですが、深刻な長さになるので渋々その中でもオススメの6組に絞りました。
- CHAI
- スカート
- Yehyal
- sumika
- パノラマパマナタウン
- ぼくのりりっくぼうよみ(※ラッパー)
- (次点:Mrs. GREEN APPLE、雨のパレード、MOSHIMOなどなど…。)
ここ最近はずっと流行りっぽいバンドを聞いているのですが、昔に比べ趣向がバラバラ、かつテクニックがあり、「いわゆる邦楽バンド」が少なくなっている印象です。
それでは、どうぞ。(次点は紹介してないので興味あったら聴いてください)
CHAI/sayonara complex
浮遊感溢れる独創的な音楽と声。抜けきった感じがなんとも気持ちよく、センスの塊のような名古屋出身女性4人組バンドです。
『NEOかわいいガールズバンド』というコンセプトをかがけている不思議なバンドで、その根底にあるのは「ガールズバンドが可愛いだけで売れるのは許せない」という根暗な根底があるらしいです。
こういったらお互いに失礼かもしれませんが恐れずに言うと、確かに対極にいるスキャンダルのようなバンドに比べるとルックスは劣りますが、音楽のクオリティやこだわりは比較にならないです。僕はCHAIの方が断然好きです。
既にヴィレヴァンとかにも目をつけられていて、グッズもかわいい!バンドというか、マスコットとしてもかわいい存在。ウェブサイトのクオリティもやばいです。
ガールズバンド筆頭のクオリティを奏でるCHAI、ほんとオススメです。やばい。
スカート/CALL
くるり+はっぴいえんど+フジファブ+永積さんって感じの、いかにも僕好みなバンドです。
声も、メロディーも、編曲も、めちゃくちゃ好きです。エンドレスで聴いてられる。
バンドとはいっても、超実力派の澤部さんソロ+サポートという構成。かつ2006年から活動していて、色々なバントの音源やサポートで参加しています。
最近色々なメディアに出始めてきていて、注目が集まるようになりました。見た目もかなりフクヨカなので、目立つんですよね。笑
スカートは、若ツイ作っててほんと巡り会えて良かったと思えるバンドです。
Yehyal/Once
ヤイエル、と読む2015年3月に3人で結成されたバンドです。
初めて聞いた時、え、これ洋楽じゃないの??とびっくりしましたが、日本人バンドなんですよね。
正確に言うと、ルーツが外国にある日本人が組んでいるバンドのようです。なので言語の壁すらありません。
- 日本人という枠をとっぱらい、
- 説明をとっぱらい、
- 徹底的に理詰めで、
- 今流行りの単純におしゃれで無駄にポジティブな音楽に皮肉と疑問を投げかける、
- ポストロックでオルタナなバンドです。
とにかく圧倒的な先進性で、新しい形はここにあると言わざるを得ません。ジャンルも、どこに置いたらいいのか全然わからん。
ある人はYMOの再来と言うくらいの衝撃。
邦楽というより、まず100%世界的に活躍するであろうバンドなので、四の五の言わず聴きましょう。
sumika/ふっかつのじゅもん
神奈川県出身のおしゃれ4人組バンドです。
ライブは毎回ゲストを入れて行われ、音楽家以外にも 映像作家、写真家、絵描き、建築家、陶芸家、彫刻家、詩人… など様々な芸術家と共に作品を制作するという方針 (Wikipediaより)
というアーティスティックな集団で、バンドというよりパフォーマーという感じ。もちろん、バンドとしての実力も圧倒的です。
曲も結構華やかな印象を抱きますし、聴いたり観たりすると元気が貰える素敵なバンドです。
今どきの子が好きそうな要素が集まっているバンド。とりあえず「sumika好き」って言っておけば間違いないと思います。笑
パノラマパマナタウン/SHINKAICHI
2013年結成、2016年メジャーの4人組のオルタナバンド。ロッキン主催のコンテストで賞をとったり、早くから才能が認められていたバンドです。
ポップで今風なところもありつつ、どこか昔の雰囲気も持っていてちょっと中毒性があります。スネオヘアーをめちゃくちゃ明るくした感じ。(わかりにくいが。)
バランスが良くて、地に足がついていて、長く活躍してくれそうな実力派のバンドです。
ぼくのりりっくぼうよみ/sub/objective
すいませんバンドではなく、1998年生まれの超新世代ラッパーですが素晴らしいアーティストなので紹介させてください。
ニコ動で話題になり、その声を聴いた現事務所の社長が惚れこむ。一気にレーベルと契約、資生堂や映画とタイアップ。
信じられないようなシンデレラストーリーですが、それを可能とする独創的なリリックとメロディー。
名前を聞いてなんだこいつとこれまた敬遠しがちなジジイ発想を捨てて聴いたのですが、本当に凄すぎてびっくりしました。。
僕は普段ラップはそんなに聞かないので細かいことは書きませんが、とにかくかっこいいので聴きましょう。
#しかし、MVは流石に意味わからなすぎて全然ついていけなかった。。
普通にアウトプットするだけじゃ埋もれる時代。
スカートを除くそれぞれのバンドはだいたい90年代後半産まれの若手中心のメンバー。
聴けば聴くほどそれぞれのバンドが、
- 胸のうちに静かに煮えたぎる想いを、
- どこか冷静に、
- 斜に構えながら、
- 独自の切り口を見せつつ、
という感じでアウトプットしているような印象を受けました。
今って、昔と比べて普通にアウトプットしてるだけじゃ埋もれちゃうんですよね。その分クオリティも高めないといけないし、特徴がないといけない。
蓄積する情報の中で生きていくのはなんとも不遇だなあと思いつつ、クオリティが上がるのはいいことに決まっているので、嘆かず若者達と一緒に遊んでいければと思います。
う、じじいくせぇ。。
次回若ツイもお楽しみに!我ながら若ツイ、ほんといい記事ですよね~。笑
んちゃ。
マーケターには「イシューレイジング」が必要な理由。
イシューレイジングしたい!!
ブログを始めてかれこれ数ヶ月。
書きたいこと書いているので別にテーマも『マーケティング+雑記』というざっくりな感じですけど、以下の記事にでてくる『イシューレイジング』という言葉を聞いて「これぞ!」と思ったので書いてみます。
あと、マーケターとして、必要なスキルだとも思いますので、今回はまとめてみます。
まず、イシューレイジングとは。
まずはイシューレイジングって何か、記事を引用しつつご紹介します。
僕は記事を書いて発信するメディアを、これはNPO業界の言葉ですけど、「イシューレイジング」のツールとして捉えています。よく寄付を集めることをファンドレイジングと言いますが、「イシューレイジング」というのは、そのイシュー=テーマを世の中に認知してもらうということ。
自分にとっては既知の情報で、自分にとっては当たり前の視点だとしても、ある人にとっては未知のことで、新たな視点が得られることがあります。
「イシュー」を改めて取り上げ、わかりやすく、場合によっては面白く伝え、議論のテーマへと「レイジング」させる。
このイシューレイジングこそ、僕がブログや転職先でやりたいことであり、マーケターに必要なことです。
マーケティングにおけるイシューレイジングは、まあ普通。
基本的に、商品やサービスは世の中にある不具合があったり、不親切であったり、不満があるモノゴトを解決されるために作られたり、改善させるために作られます。
それらを売るためには、当たり前ですがなぜ必要なのかを理解してもらわなければなりません。
サービスを作るにしても、あるサービスをプロモーションするにしても、『潜在的に』不満があること、もしくは商品やサービスを持つと『実は』幸せになるという「イシュー化」からはじまります。
これ、普通にやっているマーケターが多いと思います。そもそも、マーケティングの本質だったりしますからね。
マーケターにとっては、社内のイシューレイジングが難しい。
しかし、『社内』だとびっくりするくらい世間のイシューが理解されない、イシューレイジングができないことが多いです。 そしてそれは、新たな施策に取り組めない原因となりがちです。
というのも、大企業になればなるほど、もしくは勢いがあればあるほど、臭い所に蓋をしがちになるし、顕在化していたイシューも時間とともにどんどん埋もれていくからです。
イシューレイジングのやり方。
一般的なイシューレイジングの流れですが、
- 自社の商品やサービスで、ユーザーにとって足りていない視点(うまく伝わっていない長所)を洗い出す。
- なぜ足りてない(伝わっていない)のかのASISと、足りる(伝わる)とこんないいことがあるというTOBEを整理する。
- そのGAPに対し、適切なアプローチを考える。
- 考えたアプローチを、今までを否定しないようにしつつ、とにかく面白く伝える。
こんな感じです。
これ、3までは基本的なので当たり前に見えますが、肝心の4、レイジング工程が雑だとうまくいかないです。
1でせっかくいいイシューがあっても、正論を淡々と伝えられると
- 「今までの自分や文化や歴史自体を否定した」と怒り出す
- 逆に、自分事にならず重要性が伝わらず「ポカーーーーーン(゜д゜)」となる
- 「どうせ自分や当社は…」と拗ねる
と言った感じで、むしろ嫌な思いをさせてしまい施策ができなくなってしまうのです。
これ、ほんとまじでそうなんです。そう、まるで駄々をこねる子どものように。
レイジングはまるで、子どもを諭すようにしよう。
では、どうやってイシューレイジングをするのかというと、
- 『出来ていない』という正論ではなく『出来るとさらに良くなる』という伝え方にする。
- 出来るのに何故やらないのか?というところを徹底的に追求する。
- 市場動向を数字ではなく『時代劇のようなストーリー』で話す。
- とにかく熱意をもって語る
などなど、ドラマチックに、そしてまるで子どもに教えるかのようにレイジングしましょう。
誰だって、やったらいいことはやりたいに決まってます。しかし、教えられ方や伝えられ方によっては、その気持ちはすぐに萎んでしまいます。
『自分事にする』『自己肯定感を損なわせない』『ちょっといいな、と思わせる』。これが大事です。
イシューをレイジングすることはとても貴重で柔らかいこと。とにかく優しく、熱意を持って丁寧に伝えれば、イシューは必ず伝わります。
みなさん、社内資料をつくるとき、子どもに伝えるように作ってみたことありますか?
ぜひ、この記事を参考に、イシューレイジングを一つしてみてください。僕も改めてやってみます。
常にイシューレイジングしなければならない。
僕は仕事をしているからには、自分ならではの考えを持ち、いまの環境がいかによくないかをわかりやすくまとめ、それを改善する施策を常に考えています。
コンテンツマーケティングだって、イシューレイジングするためにやっています。
結局は売るためですが、もっと便利に、よくなることをユーザー教えているだけというスタンスです。
僕がコンテンツSEOしかやらないのにコンテンツマーケティングと言っている輩が嫌いなのは、イシューレイジングの考えなくSEOのこばかり考えているのが嫌いだから、と整理できます。
マーケターよ、いつもいつでも、イシューレイジングするのだ!
それでは、んちゃ。
『Webマーケター ロッキンフェス2017』開催の裏情報をゲット。
今度『Webマーケターロッキンフェス』が行われるとの噂を聞きました。
昨今色々なフェスが世の中にありますが、今回はWebマーケターが日頃のストレス…じゃなくて想いを歌に載せて届け合う
『Webマーケターロッキンフェス2017』
の出演リストを闇のルートで入手したので、読者の方にこっそり教えちゃいます。
ちなみに、これがロゴ。ダサすぎる。
さて、アーティスト名/代表曲の順に紹介します。今流行りのアーティストが、渾身のメロディーを奏でるとのことです。
以下、14組の出演リストと一言紹介です。各バンドの職種は、想像にお任せします。
それでは、どうぞ。
Contents is King/MERYに首ったけ
去年から急激に人気になった、歌詞をとにかく重要にするバンド。一時期他のバンドでパクリ疑惑があり、話題になったことは余りにも有名。
ビッティングマニア/不夜城摩天楼
とにかく時間をかけて作り上げることが定評のソロアコースティックバンド。基本、ライブは日をまたぐ。タクシー代で売上が飛ぶことが悩みとか。
因果応報/繋がり
曲を作ったことによる副次的効果を算出する部分をメインとする、インテリインストバンド。代表曲『繋がり』の副次的効果は曖昧だ。
バズ乃&バス美/インフルエンサーインフルエンザー
可愛い2人組の一般人。しかし、歌もダンスもやたらうまい。そして、プロモMVは縦型の自撮り動画で、下手なプロモよりクオリティが高い。
電子手紙/お前の開封率を高めたい
昔からいるオールディーズなメロディーを奏でるバンド。昔は曲を乱発してうざがられていたが、最近は頻度を気にするようになった。海外バンド『MA』と仲良し。
穴リティ屑/ログ溺死
とにかく曲を作る前の分析を徹底的にやる。結果、三年に一度くらいしか新曲が出ない。根暗に見られがちだが実はポジティブなバンドで、出す曲は現実を否定しつつ明るい未来を歌う。
でーたまねじめんとぷらっと散歩/今夜もピギーバック
様々なジャンルの音楽を繋ぎ合わせることが得意。目的なく繋ぎ合わせてなんの曲なのかよくわからなくなることも多い。穴リティクズとよく組む。
トーケイオーケイ清水圭/アウトプット干されがち
とにかく一曲にかける情熱がすごく、様々な数式を駆使し一般人には理解されにくい現代とクラシックの融合を奏でるバンド。一曲が60分以上になることもザラ。清水圭はいない。
奪取暴動(だっしゅぼうどう)/されど見た目が9割
中身をよく見せるために頑張っているのに、結局ルックスが評価され悩む新興ラップ集団。触り心地がいい服を愛している。
One to One to You/公認ストーカー
とにかく特定の誰かのことをしつこく徹底的に歌う、アカペラ集団。歌声もしつこい。しかし、一度ハマると抜け出せなくなる。
LPO47/default strong~ありのままの自分でいてね~
常にランキングを発表され、テストされ続けるアイドルグループ。『default7』と呼ばれる初期メンバーが強く、なかなか勝てない。
ビューアブル/誰も見てない
どれくらいの人に見られているかを気にする目立つのが得意なバンド。とにかく目立つ曲やパフォーマンスを心がけている。
CPCPMCPAROAS(シピシピム・シピエロアス)/意味不明
何を言っているのか全然わからない、恐怖心すら煽るデスメタルバンド。でも、よくよく聞くととても大事なことを言っていることに気づくのだが。
開催が、今から楽しみかつ億劫です。
どのアーティストも本当に各マーケターの悩みをピンポイントに表現していて、聴くのがまじ今から億劫です。
このフェス、詳細FIXしたら、なるはやでご連絡いたします。取り急ぎ。
#関係各所から怒られそう(特に穴リティ屑)ですが、僕も同じ悩みを抱えているので笑って許してください。笑
しかし、ほんとウェブマーケターの悩みは尽きません。今日も明日も頑張っていきましょう。
それでは、んちゃ。
ドラクエⅢの転職から学ぶ、デジタルマーケターの最適な転職タイミング。
デジタルマーケターの転職は、ドラクエⅢのようにすべき。
今回は、デジタルマーケターの転職は『ドラクエⅢの転職システムを見習うべき』という、謎の話をかなりマジにします。
まず、ドラクエⅢの転職システムは、
- 各職業から別の職業になるには、『レベル20以上』でなければなれない
- 転職するとレベルは1から。ただ、能力は1にならず半分になる。
- 覚えた技や呪文は使える
といった感じです。
じゃあ転職なんてリスクばかりじゃねえかと思われるかもしれませんが、転職後の成長はとても早く、かつ覚えられないはずの呪文や技を得られるので、強敵を倒すためにはいい感じで転職を駆使することが必要なのです。
自ら転職をしてみて『このシステムは本当によく出来てるなあ』と実感したと共に、転職する際の一つの基準として、ガチで提起したいと思います。
※ドラクエⅢでいう職業はキャリア、呪文や技はスキルと言い換えて読んでください。
※職業凡例
- 戦士・・・営業
- 僧侶・・・プロジェクトマネージャー
- 魔法使い・・・実務担当
- 商人・・・バックオフィス
- 遊び人・・・ニート
なぜドラクエⅢの転職システムは良く出来てるのか?
今のところ「ただの頭のおかしい奴」にしか思われてないと思いますが、まず、よく出来ていると思うところをきちんと三点述べていきます。
よく出来てる①レベルが20以上にならないと転職できない点。
レベル20というのは物語中盤に差し掛かるくらいで、ザコ敵は余裕で倒せますが、強敵がでるとさっぱり歯が立たない程度。
レベルがある程度ないと転職することすら難しく、転職した後も戦力になれないので、レベル20がボーダーラインというのは納得。
そして、レベル20になるくらい、つまり中堅社員と言われるくらいにまで社会人を経験すると、なんとなく転職したくなる時期。
うーん、絶妙。
よく出来てる②レベル1から、能力が半分になるという点。
転職直後は自分の持てる能力を100%出すことはまず無理です。
組織に合わせた役割、会社に必要な要素の分析、慣れない環境への適応などなど、確かにレベルは1からかつ、能力はマックスでも半分しか出せません。
これも絶妙。
よく出来てる③呪文と技が引き継がれること。
転職した後でも、もちろん自分で身につけた呪文や技は継続して使えます。
しかし、強力な呪文や技はMP(マジックポイント)を多く消費するため、レベル1になった状況だとそもそも使えないか、使えても1回だけ。
そして、技を使ったところで、新しい環境でその技が役に立つのかすらわかりません。
死ぬ気で唱えたマヒャド、それが実は全く効かなくて社内を凍りつかせただけ、なんてことが起こりかねません。
とりあえず使い方は覚えているだけ、というのが絶妙です。
よく出来てる④転職後の成長速度が早い
転職後はレベルが1からになります。つまり、レベル上げに必要な経験値が低いです。しかし出てくる敵はそこそこ強く経験値が高いため、はじめは敵を倒すのに苦労するのですが、早いスピードでレベルがどんどん上がります。
最初は大変ですが、レベル20に戻るスピードも早く、レベル20時点でのステータスは前のそれとは比較にならないくらい高いです。
絶妙やでほんまに。
本題/現実に転職するタイミングを試される部分が類似し、参考になる。
さて、本題。
ドラクエⅢの転職システムと現実を対比させながら、話を進めます。
- A.レベル20になった瞬間に転職する場合。
- B.レベルが高くなって極めてから転職する場合。
大きくわけて、ドラクエⅢの転職にはこの2パターンがあります。そして、これは現実に当てはめると、
- A.30歳くらいの中堅になったくらいに転職する場合。
- B.企業にとどまってスキルを極めてから転職する場合。
という感じ。
それぞれメリットデメリットがあり、ここがドラクエも現実も運命の分かれ道となるのです。
A.レベル20になった瞬間に転職する場合
早めの転職の場合、『転職前と転職後の職業両方で経験が積める』という点がポイントです。
大企業の場合、プロパーと似た扱いになるので出世もしやすく、転職した後の環境もまだそれほど強敵がいないので、レベル1からでも苦労が少なく環境に馴染みやすいです。
しかし、前の職業でそのままレベルを上げたら覚えられるはずだった呪文や技が覚えられなくなります。
あの環境のまま僧侶であとレベル1上げていたらベホマ(=プロジェクトの高度な火消し)が使えるようになったのに…。ベホマが使えたら役に立ったのに…。
そんな後悔をしないように、転職前にその職業でしか覚えられない呪文や技を見極めましょう。高度かつ希少価値の高い呪文や技が、低いレベルで覚えられるかもしれません。
いや、これまじ書いててほんとそう思います。まじで。
B.レベルを上げてから転職する場合
次のパターン。
極大な呪文や技(スキル)を覚えてから転職する場合、その呪文や技が次の環境で役に立てば即戦力で活躍できます。
しかし、中途半端な呪文や技を覚えた段階で転職すると、タイミングによっては呪文が役に立たない場合があり、全然役に立たないケースに陥ります。
また、極大な呪文を使えることをアピールに転職すると、かなりの期待とそれなりのポジションが一緒についてきます。
イオナズン(=高難度のプログラミング)で敵を一掃してくれると期待されていたのに、実は威力が弱くて全然倒せなかった…。転職したらレベル1でイオナズンが使えなかった…。
どの技を覚えるのかだけでなく、その技をどう使うのか、そもそもその技は有益なのか?そして自分は本当にその極大な呪文を使いこなせているのか?を見極める必要があります。
気がついたら転職出来なくなっていた。そんなこともあります。ハイリスクハイリターンなのがBパターンでしょう。
デジタルマーケターの転職に当てはめると。
さて、僕はデジタルマーケターなので、デジタルマーケターの転職に当てはめてみます。
デジタルマーケターには、色々な『職業』『呪文や技』があります。
SEO、リスティング、WEB広告、メディア、PR、ソーシャル、メールなどのプッシュメディア、アクセス解析、統計、BIなどの見える化、MA、LPO、EFOなどなど…。
それぞれに特有の営業スキル、プロジェクトマネジメントスキル、実施スキルが必要です。
僕はAパターンに近く、比較的低いレベルで転職をしました。やはり転職で求められたのは一番技を覚えていて希少価値の高かったSEOで、認められたのもSEOありきのコンテンツマーケティングだった気がします。
デジタルマーケターとして転職するのであれば、何か一つの特出した得意スキルがないと転職してもやはり通用しないので、レベル上げとそこからの高レベルな呪文、技(スキル)の習得は必須です。
オールマイティになる必要は無い
デジタルマーケティング業界は前述の通り、本当に多くの呪文や技が存在します。
一社にいるのではとてもじゃありませんが、炎も氷も風も操れるような大魔法使いになるのは無理です。
そして、全部使える大魔法使いになる必要はないと思います。
もちろん、複数使える方が重宝されるに決まってますが、結局リソースは1人なので炎の魔法を一生懸命使っている時に、氷の魔法をお願いしてもマジックポイントが足りなくなるだけです。
僕は集客という文脈での呪文は積極的に覚えていますが、プログラミングもデザインもMAも極めようとは今は到底思いません。
あんまり意味が無い。
しかし、圧倒的に得意な魔法があるのは重要
例えばメラでも、大魔王の『余のメラ』に代表されるように違う人が使うと威力が全く違うことがあります。
実は炎系最高呪文であるメラゾーマが使えると思ってても、実は使い方がイマイチで、使いこなしているメラにも勝てないなんてことはザラにあります。
例えば、リスティング運用で、ビッティングツールのような極大魔法を覚えるのより、目先の運用テクニックを知っている人の方が遥かに価値はありますから。
Aパターンの場合、低いレベルで覚えた呪文や技を徹底的に磨くのも手だと思います。
ただ、とにかくレベル20に達する前に転職するのは、職場が合わないなど別の理由がないのであれば避けるべきです。レベル10だと、覚えた呪文を使いこなしている場合なんてほとんど有り得ませんから。
まとめると、(転職前提とすると)
- 社内でレベル20までは我慢。かつ、覚えられる呪文と技を意識し、それがもう少し我慢すれば覚えられるなら絶対に覚えるまでいること。もしくは、覚えた呪文や技を徹底的に磨くこと。
- 徹底的にレベル40くらいまでキャリアを極めて、呪文や技を覚えてから、もしくは得意魔法を徹底的に磨いてから転職する。
の二択になるかと思います。
レベル20にもなってないのに転職するのはNG。
さて。ここからはデジタルマーケターに限らない話。
レベルが低く転職出来ないはずなのに神官を騙して転職すると、後で痛い目を見るのは自分です。
できない呪文をできると言ったり、力や素早さなどの能力が達していないまま転職して期待を下回ったり…。
キャリアアップのための転職であれば、基礎能力を高めるため、必要なスキルを身につけるためにもレベル上げはきちんとしてから転職しましょう。
前の職業を生かせるようなクロス型の転職がいい
- 魔法戦士(営業として知識もあり、提案や見積もりの精度が高い)
- 僧侶戦士(いざとなったらプロジェクトマネージャーも兼任できる営業)
- 賢者(プロジェクト進行もでき、知識もあるユーティリティプレーヤー)
といった感じで、色々な職種を経験し、上級職にチャレンジしてもいいかもしれません。
上級職は、要はマネジメントができるということに繋がるので、非常に希少価値が高く、おそらく転職先で出世していく上でのマスト要件であるでしょう。
別に、職場は変えても変えなくてもいい
自ら話の腰を折るようですが、別に転職は会社を変える必要が無い時もあります。
会社の中で別のチャレンジができるのであれば、辞める前に検討すべきでしょう。
こちらの記事にも書きましたが、転職にはかなりのパワーが必要になります。
受託側から事業主側に転職したので、いい点、悪い点を4つずつ書いてみる。 - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)
あくまで転職は、会社を変えることがゴールではないのですから。
ちなみに、勇者と遊び人は?
ちなみに、勇者(社長)ははじめから勇者としての素養や覚悟が必要です。
また、ドラクエⅢは遊び人から賢者に行けるシステムがありますが、現実世界では遊びまくった後にいきなりユーティリティプレーヤーになれることはまずないのであしからず。
転職の際は、ドラクエⅢを意識してください。
さて、ここまで読んでいただいた稀有な方々。ぜひ、みなさんは、いまドラクエⅢだとするとどんな立場なのかを考えてみてください。
これ、まじで有効だと思ってます。笑
それでは、んちゃ。