【若ツイ】若者に流行りの『お洒落バンド』がわかるようになる記事。CHAI,スカート,Yehyelなど
あまりにもいいバンドがありすぎて、第二弾〈おしゃれバンド特集〉。
前回の若ツイでご紹介した最近流行りのバンド。調べれば調べるほどセンス溢れるバンドがどんどん出てきまして、今回は第二弾です。
第1弾はこちらから。
【若ツイ】最近流行りのバンドがわかるようになる記事(peggies,yonige,フレデリック,ポルカ,やばTなど) - FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)
前回はいわゆるバンドバンドしているのを集めたのですが、今回はより趣向が個性的なお洒落なバンドを集めてみました。
本当はもっと紹介したいのですが、深刻な長さになるので渋々その中でもオススメの6組に絞りました。
- CHAI
- スカート
- Yehyal
- sumika
- パノラマパマナタウン
- ぼくのりりっくぼうよみ(※ラッパー)
- (次点:Mrs. GREEN APPLE、雨のパレード、MOSHIMOなどなど…。)
ここ最近はずっと流行りっぽいバンドを聞いているのですが、昔に比べ趣向がバラバラ、かつテクニックがあり、「いわゆる邦楽バンド」が少なくなっている印象です。
それでは、どうぞ。(次点は紹介してないので興味あったら聴いてください)
CHAI/sayonara complex
浮遊感溢れる独創的な音楽と声。抜けきった感じがなんとも気持ちよく、センスの塊のような名古屋出身女性4人組バンドです。
『NEOかわいいガールズバンド』というコンセプトをかがけている不思議なバンドで、その根底にあるのは「ガールズバンドが可愛いだけで売れるのは許せない」という根暗な根底があるらしいです。
こういったらお互いに失礼かもしれませんが恐れずに言うと、確かに対極にいるスキャンダルのようなバンドに比べるとルックスは劣りますが、音楽のクオリティやこだわりは比較にならないです。僕はCHAIの方が断然好きです。
既にヴィレヴァンとかにも目をつけられていて、グッズもかわいい!バンドというか、マスコットとしてもかわいい存在。ウェブサイトのクオリティもやばいです。
ガールズバンド筆頭のクオリティを奏でるCHAI、ほんとオススメです。やばい。
スカート/CALL
くるり+はっぴいえんど+フジファブ+永積さんって感じの、いかにも僕好みなバンドです。
声も、メロディーも、編曲も、めちゃくちゃ好きです。エンドレスで聴いてられる。
バンドとはいっても、超実力派の澤部さんソロ+サポートという構成。かつ2006年から活動していて、色々なバントの音源やサポートで参加しています。
最近色々なメディアに出始めてきていて、注目が集まるようになりました。見た目もかなりフクヨカなので、目立つんですよね。笑
スカートは、若ツイ作っててほんと巡り会えて良かったと思えるバンドです。
Yehyal/Once
ヤイエル、と読む2015年3月に3人で結成されたバンドです。
初めて聞いた時、え、これ洋楽じゃないの??とびっくりしましたが、日本人バンドなんですよね。
正確に言うと、ルーツが外国にある日本人が組んでいるバンドのようです。なので言語の壁すらありません。
- 日本人という枠をとっぱらい、
- 説明をとっぱらい、
- 徹底的に理詰めで、
- 今流行りの単純におしゃれで無駄にポジティブな音楽に皮肉と疑問を投げかける、
- ポストロックでオルタナなバンドです。
とにかく圧倒的な先進性で、新しい形はここにあると言わざるを得ません。ジャンルも、どこに置いたらいいのか全然わからん。
ある人はYMOの再来と言うくらいの衝撃。
邦楽というより、まず100%世界的に活躍するであろうバンドなので、四の五の言わず聴きましょう。
sumika/ふっかつのじゅもん
神奈川県出身のおしゃれ4人組バンドです。
ライブは毎回ゲストを入れて行われ、音楽家以外にも 映像作家、写真家、絵描き、建築家、陶芸家、彫刻家、詩人… など様々な芸術家と共に作品を制作するという方針 (Wikipediaより)
というアーティスティックな集団で、バンドというよりパフォーマーという感じ。もちろん、バンドとしての実力も圧倒的です。
曲も結構華やかな印象を抱きますし、聴いたり観たりすると元気が貰える素敵なバンドです。
今どきの子が好きそうな要素が集まっているバンド。とりあえず「sumika好き」って言っておけば間違いないと思います。笑
パノラマパマナタウン/SHINKAICHI
2013年結成、2016年メジャーの4人組のオルタナバンド。ロッキン主催のコンテストで賞をとったり、早くから才能が認められていたバンドです。
ポップで今風なところもありつつ、どこか昔の雰囲気も持っていてちょっと中毒性があります。スネオヘアーをめちゃくちゃ明るくした感じ。(わかりにくいが。)
バランスが良くて、地に足がついていて、長く活躍してくれそうな実力派のバンドです。
ぼくのりりっくぼうよみ/sub/objective
すいませんバンドではなく、1998年生まれの超新世代ラッパーですが素晴らしいアーティストなので紹介させてください。
ニコ動で話題になり、その声を聴いた現事務所の社長が惚れこむ。一気にレーベルと契約、資生堂や映画とタイアップ。
信じられないようなシンデレラストーリーですが、それを可能とする独創的なリリックとメロディー。
名前を聞いてなんだこいつとこれまた敬遠しがちなジジイ発想を捨てて聴いたのですが、本当に凄すぎてびっくりしました。。
僕は普段ラップはそんなに聞かないので細かいことは書きませんが、とにかくかっこいいので聴きましょう。
#しかし、MVは流石に意味わからなすぎて全然ついていけなかった。。
普通にアウトプットするだけじゃ埋もれる時代。
スカートを除くそれぞれのバンドはだいたい90年代後半産まれの若手中心のメンバー。
聴けば聴くほどそれぞれのバンドが、
- 胸のうちに静かに煮えたぎる想いを、
- どこか冷静に、
- 斜に構えながら、
- 独自の切り口を見せつつ、
という感じでアウトプットしているような印象を受けました。
今って、昔と比べて普通にアウトプットしてるだけじゃ埋もれちゃうんですよね。その分クオリティも高めないといけないし、特徴がないといけない。
蓄積する情報の中で生きていくのはなんとも不遇だなあと思いつつ、クオリティが上がるのはいいことに決まっているので、嘆かず若者達と一緒に遊んでいければと思います。
う、じじいくせぇ。。
次回若ツイもお楽しみに!我ながら若ツイ、ほんといい記事ですよね~。笑
んちゃ。